広島八丁堀3・7地区市街地再開発事業

広島八丁堀3・7地区市街地再開発事業は、広島県広島市中区八丁堀に建設される高さ約60mの広島YMCAを中心とした複合棟「A街区」、地上30階以上、高さ約120m、総戸数約400戸のタワーマンション「B街区住宅棟」、高さ約60mのオフィスビル「B街区オフィス棟」から構成される大規模複合施設です。

立地は、城南通り及び白鳥通りからそれぞれ1本ずつ南西側に入った一帯に位置しており、既存建築物・既存施設にはA街区に「幟会館」、「京口門公園」、「砂原ビル」、「ハイネス白峯」、B街区に「広島YMCA国際文化センター本館」、「2号館」、「3号館」、「広島YMCA専門学校／広島YMCA学園」、「Jds八丁堀ビル」、「三井のリパーク広島八丁堀第14駐車場」などが建ち並んでいます。

再開発のコンセプトは、「住む・働く・学ぶが融合する京口ゲートタウン～新時代へのゲートをくぐる都心ニューライフの提供～」です。多世代が住み、働き、そして国際的な体験や交流ができる場を創出する「多世代の交流拠点づくり」、公園と公益施設が一体化した、交流空間や交流拠点の形成、教育や文化を通じて、国際的な視点（グローバル）と地域性（ローカル）が交わる接点をつくる取り組み、複合的な機能を導入することで、広島中心エリアや八丁堀エリアの回遊性を高めることの4つのキーワードを掲げています。

建築主は広島八丁堀３・７地区市街地再開発準備組合、事業協力者は大成建設株式会社、NTT都市開発株式会社、コンサルタントは株式会社アール・アイ・エー、復建調査設計株式会社です。2025年度に都市計画決定を目指しており、2026年度以降に本組合設立後、権利変換計画承認を得たのちＡ街区から着工、A街区竣工後にB街区着工、2030年代半ばに竣工となります。

出典・引用元

・日刊建設工業新聞広島八丁堀３・７地区再開発準備組合／３棟総延べ８万平米、２５年度の都計決定めざす
・中国新聞八丁堀地区再開発の高層ビル3棟、2030年代半ばの完成目指す　広島市中区　低層階に商業施設の検討も

概要

名称	広島八丁堀3・7地区市街地再開発事業
計画名	広島八丁堀3・7地区市街地再開発事業
所在地	広島県広島市中区八丁堀3番、7番
用途	A街区：広島YMCA、事務所、集会所、教育・国際交流機能 B街区住宅棟：共同住宅 B街区オフィス棟：事務所
階数	A街区：ー B街区住宅棟：地上30階以上 B街区オフィス棟：ー
高さ	A街区：約60m B街区住宅棟：約120m B街区オフィス棟：約60m
構造	ー
基礎工法	ー
総戸数	約400戸
敷地面積	区域面積：約1.2ha
建築面積	ー
延床面積	約79,300㎡ A街区：約18,600㎡ B街区住宅棟：約42,500㎡ B街区オフィス棟：約18,200㎡
着工	2026年度以降
竣工	A街区：ー B街区：2030年代半ば
建築主	広島八丁堀３・７地区市街地再開発準備組合事業協力者：大成建設株式会社、NTT都市開発株式会社
設計	コンサルタント：株式会社アール・アイ・エー、復建調査設計株式会社
施工	ー
最寄駅	広島電鉄1号線、２号線、6号線、9号線「八丁堀」電停、広島電鉄1号線、２号線、6号線、9号線「立町」電停
備考	当初計画：A棟_地上16階、延床面積約25,400㎡／B-1棟_地上28階、高さ93m、延床面積約26,700㎡／B-2棟_地上15階、地下1階、高さ70m、延床面積約16,000㎡