白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業は、東京都港区白金一丁目に建設される地上39階、地下1階、高さ139.900m、総戸数991戸の超高層タワーマンションです。
立地は、東側を大久保通り、西側を白金商店街に面している一帯に位置しており、再開発区域内には白金宿舎や住宅を中心に工場、店舗、事務所など多様な用途が混在し、建築物は老朽化、道路基盤面では十分な幅員の道路がなく、歩行者の安全性確保や車両動線の円滑化が課題とされていました。再開発事業により、安全な都市基盤の形成や周辺地域との繋がりに配慮した新たなにぎわいの創出、良質な都市型住宅の導入および工場機能継続のための環境整備が掲げられています。
施設構成は、「A街区」の地下1階に駐車場、機械室 等、地上1階に店舗、自転車置場、2階に子育て支援施設、自転車置場、3階~39階に住宅、PH1階~PH2階に塔屋、「B-1街区」の1階に工場、2階に事務所、3階~4階に住宅、「B-2街区」の1階~2階に店舗、3階~4階に住宅となります。
建築主は白金一丁目西部中地区市街地再開発組合、参加組合員は東急不動産株式会社、三井不動産レジデンシャル株式会社、大成建設株式会社、大成有楽不動産株式会社、日本郵政不動産株式会社、事業協力者は大成建設株式会社、特定業務代行者は大成建設株式会社です。既存建築物解体着手は2024年3月、着工は2025年6月、竣工は2028年度となっています。
出典・引用元
・東京都 白金一丁目西部中地区市街地再開発組合設立
・港区 白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業
・東急不動産株式会社 ~大規模再開発が進む白金高輪エリアの新たな街づくり~「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」に参画
過去の建設状況
→過去の建設状況
出典:建設通信新聞
概要
名称 |
白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業 |
計画名 |
白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業 |
所在地 |
東京都港区白金一丁目301番44~47、53、54、64、85、100 他 |
用途 |
A街区:住宅、子育て支援施設、店舗、駐車場 等 B-1街区:住宅、事務所、工場 B-2街区:住宅、店舗 |
階数 |
A街区 高層棟:地上39階、地下1階、塔屋2階 A街区 中層棟:地上14階、地下1階、塔屋2階 B-1街区:地上4階 B-2街区:地上4階 |
高さ |
A街区 高層棟:139.900m (軒高:132.500m) A街区 中層棟:50.320m (軒高:44.470m/建築物高さ:45.220m) B-1街区:約15m B-2街区:約15m |
構造 |
A街区:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 免震構造
B-1街区:鉄骨造 B-2街区:鉄骨造 |
基礎工法 |
ー |
総戸数 |
991戸 A街区:973戸 B-1街区:12戸 B-2街区:6戸 |
敷地面積 |
A街区:約11,126㎡ B-1街区:約486㎡ B-2街区:約534㎡
施行地区面積:約1.6ha |
建築面積 |
A街区:約4,727㎡ B-1街区:約270㎡ B-2街区:約325㎡ |
延床面積 |
A街区:約97,974㎡ B-1街区:約998㎡ B-2街区:約953㎡ |
着工 |
2025年6月 既存建築物解体着手:2024年3月 |
竣工 |
2028年度 |
建築主 |
白金一丁目西部中地区市街地再開発組合 参加組合員:東急不動産株式会社、三井不動産レジデンシャル株式会社、大成建設株式会社、大成有楽不動産株式会社、日本郵政不動産株式会社 |
設計 |
事業協力者:大成建設株式会社 |
施工 |
特定業務代行者:大成建設株式会社 |
最寄駅 |
東京メトロ南北線、都営三田線「白金高輪」駅 |
備考 |
▼施設構成 ▽A街区 地下1階:駐車場、機械室 等 地上1階:店舗、自転車置場 2階:子育て支援施設、自転車置場 3階~39階:住宅 PH1階~PH2階:塔屋
▽B-1街区 1階:工場 2階:事務所 3階~4階:住宅
▽B-2街区 1階~2階:店舗 3階~4階:住宅 |
位置図
標識
▼解体工事のお知らせ
区域図
出典:東京都
配置図
出典:港区
断面図
出典:港区
▼A街区 高層棟
出典:港区
▼A街区 中層棟
出典:港区
▼B-1街区
出典:港区
イメージパース
▼当初計画
出典:東京都
現地状況
南西側から見た白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。2024年5月撮影。
撮影時には、一部区域で既存建築物の解体、除去工事が進められていました。
北西側から見た白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。
区域内には、「白金宿舎」が建っています。
北東側から見た白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。
南東側から見た白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。
2024年5月時点で解体工事が進められている区域の図です。
Google Earth
最終更新日:2024年6月11日