八重洲ダイビルは、東京都中央区京橋1丁目で建設中の地上11階、地下3階、高さ63.93mの高層ビルです。立地は、東京駅八重洲口の八重洲通りに面した「八重洲ダイビル」跡地に位置しており、既存建築物の八重洲ダイビルは、1967年8月25日竣工、地上9階、地下5階、村野・森建築事務所の村野藤吾設計の八重洲大阪ビルヂングとして建設されました。 新ビルの用途構成は、地下鉄等の接続通路、事務所、飲食店、物品販売業を営む店舗、サービス業を営む店舗となっています。 環境性能面では、ZEB(Zero Energy Building)認証の「ZEB Oriented」レベルを目指しており、年間一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目標としています。これを実現するため、外皮の高性能化と高効率な設備が導入されています。また、建物のオフィス部分は、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の最高ランク(星5つ)も取得予定です。
次に、CASBEE-ウェルネスオフィス認証では、利用者の健康や快適性、知的生産性向上、安全性・安心性に配慮した設計が評価され、最高ランクのSランク取得を目指しています。さらに、LEED認証では、エネルギーや水の使用、室内環境の品質、CO2削減などを評価基準とし、認証レベル「GOLD」を取得予定です。 構造面では、中間免震構造を採用しており、災害対策面では、2回線受電による電源供給や非常用発電機による貸室への電源供給(工事不要・実装済み)などがあります。 建築主はダイビル株式会社、設計は株式会社日建設計、施工は鹿島建設株式会社です。既存建築物の解体着手は2022年6月9日、着工は2022年6月1日、竣工は2025年6月30日となっています。
出典・引用元
・ダイビル株式会社 八重洲ダイビル建替計画
過去の建設状況
→過去の建設状況
出典:ダイビル株式会社
概要
名称
八重洲ダイビル
計画名
八重洲ダイビル建替計画
所在地
東京都中央区京橋1丁目1番1、2
用途
地下鉄等の接続通路、事務所、飲食店、物品販売業を営む店舗、サービス業を営む店舗
階数
地上11階、地下3階、塔屋2階
高さ
55.96m (最高63.93m)
構造
地上部:鉄骨造 地下部:鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 免震構造 (中間免震構造)
基礎工法
直接基礎
敷地面積
1,965.99㎡
建築面積
1,821.25㎡
延床面積
22,667.57㎡
着工
2022年6月1日 解体着手:2022年6月9日
竣工
2025年6月30日
建築主
ダイビル株式会社
設計
株式会社日建設計
施工
鹿島建設株式会社
最寄駅
JR、東京メトロ「東京」駅、東京メトロ銀座線「京橋」駅
備考
ー
位置図
断面図
出典:ダイビル株式会社
標識
▼解体工事のお知らせ
施設構成・イメージ
出典:ダイビル株式会社
八重洲ダイビルの低層部分の完成予想パースです。
出典:ダイビル株式会社
「メインエントランス」の完成予想パースです。
出典:ダイビル株式会社
「エントランスホール」の完成予想パースです。
出典:ダイビル株式会社
「1・2階商業エリア(東京ミッドタウン八重洲側)」の完成予想パースです。
出典:ダイビル株式会社
「地下1階ヤエチカ接続口」の完成予想パースです。
出典:ダイビル株式会社
オフィスフロアの内観完成予想パースです。
2024年11月建設状況
北西側から見た建設中の八重洲ダイビルの様子です。
カーテンウォールの設置も進められています。
北西側から見た建設中の八重洲ダイビルの高層部分の様子です。既に上棟しているようでした。
北東側から見た建設中の八重洲ダイビルの様子です。
南東側から見た建設中の八重洲ダイビルの様子です。
南西側から見た建設中の八重洲ダイビルの様子です。
最終更新日:2024年12月4日