プラウドタワー池袋は、東京都豊島区南池袋二丁目で建設中の地上47階、地下2階、高さ185m、総戸数620戸の超高層タワーマンションです。
立地は、JR「池袋」駅の南東約700m、豊島区役所などの入る「としまエコミューゼタウン」の東側一帯に位置しています。狭あいな道路や、密集した戸建て住宅、低未利用地が存在し、歩道や広場、公園といった公共空間の未整備などの課題を有しながらも、交通利便性が高く周辺地区における活発な開発動向により、今後さらなるまちづくりの進展が見込まれる地区となっていました。再開発事業に伴い、池袋副都心に隣接した立地特性を活かして、副都心や区庁舎と連携した賑わいのある街並みと、災害に強く、安全・安心に住み続けられる価値の高い住環境の整備を図るものとされています。
配置計画は、南北に長い再開発区域を南北に分け、北側に地上52階、地下2階、高さ190m、総戸数878戸の北棟(Ⅰ-Ⅰ街区)「グランドシティタワー池袋」、南側に地上47階、地下2階、高さ185m、総戸数620戸の南棟(Ⅰ-Ⅱ街区)「プラウドタワー池袋」となります。
低層部分の1、2階部分には、商業施設や生活支援施設、文化・交流施設等が配置され、多世代の賑わいや交流空間が創出されます。北棟・南棟それぞれの高層部分にはファミリー向けの住戸を中心とした都市型住宅を整備し、新しい都市コミュニティの形成と多世代にわたる多様な交流を促進するものとされています。また、 北棟の低層部分の1~3階には業務施設を配置し、公共施設等の導入を図る計画となっています。敷地内には北側広場や南側広場、環状5の1号線沿道に広場が設けられ、オープンスペースの確保がさなれるほか、東京メトロ有楽町線東池袋駅に直結する地下鉄連絡通路や地下広場の整備も行われます。
プラウドタワー池袋の専有面積は31.24㎡~143.76㎡、間取りは1R~3LDK、共用施設にはメインエントランス、エントランスホール、コミュニケーションラウンジ、コラボレーションラウンジ、フィットネスラウンジ、スカイラウンジ、パーティーラウンジ、ワークラウンジ、オーナーズスイート1~3が入ります。また、構造面では基壇部と高層部の主要構造を凹型の免震ピットで切り分け、地震の激しい揺れを抑える「デュアルレイヤー免震システム」を採用しています。
建築主は南池袋二丁目C地区市街地再開発組合、参加組合員は住友不動産株式会社、野村不動産株式会社、独立行政法人都市再生機構、売主は、野村不動産株式会社、三井住友信託銀行株式会社、設計はINA・清水・前田設計共同企業体、施工は清水・前田建設共同企業体です。着工は2022年4月上旬、竣工は2026年11月中旬となっています。
出典・引用元
・プラウドタワー池袋 公式サイト
・豊島区 市街地再開発事業(南池袋二丁目C地区)
・南池袋二丁目C地区市街地再開発組合
・東京都 南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業
・南池袋二丁目C地区市街地再開発組合/住友不動産/野村不動産/独立行政法人都市再生機構 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」着工
・住友不動産/野村不動産/独立行政法人都市再生機構「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」組合設立
・内閣府 国家戦略特区 資料8 南池袋二丁目C地区再開発等促進区を定める地区計画 都市計画(素案)の概要
過去の建設状況
→過去の建設状況
出典:プラウドタワー池袋 公式サイト
概要
名称 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):グランドシティタワー池袋 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):プラウドタワー池袋 |
計画名 |
南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 |
所在地 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):東京都豊島区南池袋二丁目100番 他 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):東京都豊島区南池袋二丁目101番 他 |
用途 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):共同住宅、公共公益施設、店舗、事務所 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):共同住宅、子育て支援施設、高齢者支援施設、店舗、学校 |
階数 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):地上52階、地下2階 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):地上47階、地下2階 |
高さ |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):190m 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):185m |
構造 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 制振構造(壁型粘弾性方式制震装置、TRCダンパー) 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 免震構造(デュアルレイヤー免震システム) |
基礎工法 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):場所打ちコンクリート杭 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):現場造成杭 |
総戸数 |
1,498戸 北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):878戸(非分譲住戸105戸・その他住戸30戸含む、その他店舗2区画、事務所2区画) 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):620戸 (非分譲住戸82戸含む) |
敷地面積 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):8,761.09㎡ 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):6,305.98㎡ |
建築面積 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):5,255.35㎡ 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):3,100㎡ |
延床面積 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):111,881.65㎡(ニュースリリース:約112,190㎡) 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):75,200㎡(ニュースリリース:約75,210㎡) |
着工 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):2022年4月上旬(ニュースリリース:2022年10月/起工式:2022年9月30日) 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):2022年4月上旬 |
竣工 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):2025年12月下旬(ニュースリリース:2026年3月/公式サイト:2027年4月中旬) 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):2026年11月中旬 (標識:2025年12月下旬) |
建築主 |
南池袋二丁目C地区市街地再開発組合 参加組合員:住友不動産株式会社、野村不動産株式会社、独立行政法人都市再生機構 売主(グランドシティタワー池袋):住友不動産株式会社、三井住友信託銀行株式会社 売主(プラウドタワータワー池袋):野村不動産株式会社、三井住友信託銀行株式会社 |
設計 |
INA・清水・前田設計共同企業体 事業推進コンサルタント:ポリテックエイディディ、INA新建築研究所共同企業体 設計施工等業務一括受託者:清水・前田建設共同企業体 |
施工 |
北棟(Ⅰ-Ⅰ街区):清水・前田建設共同企業体 南棟(Ⅰ-Ⅱ街区):清水・前田建設共同企業体 設計施工等業務一括受託者:清水・前田建設共同企業体 |
最寄駅 |
東京メトロ有楽町線「東池袋」駅、JR、東京メトロ、東武鉄道、西武鉄道「池袋」駅、都電荒川線「都電雑司ヶ谷」電停 |
備考 |
専有面積:31.24㎡~143.76㎡ 間取り:1R~3LDK 共用施設:メインエントランス、エントランスホール、コミュニケーションラウンジ、コラボレーションラウンジ、フィットネスラウンジ、スカイラウンジ、パーティーラウンジ、ワークラウンジ、オーナーズスイート1~3 |
位置図
標識
▼北街区:グランドシティタワー池袋
▼南街区:プラウドタワー池袋
配置図
出典:内閣府
断面図
▼北街区:グランドシティタワー池袋
出典:豊島区
▼南街区:プラウドタワー池袋
出典:豊島区
イメージパース
▼街区全体
出典:内閣府
▼プラウドタワー池袋
出典:プラウドタワー池袋 公式サイト
施設構成・イメージ
出典:プラウドタワー池袋 公式サイト
「外観」の完成予想パースです。
出典:プラウドタワー池袋 公式サイト
「2階エントランス」の完成予想パースです。
出典:プラウドタワー池袋 公式サイト
「共用施設」の構成イメージです。
出典:プラウドタワー池袋 公式サイト
「メインエントランス」の完成予想パースです。
出典:プラウドタワー池袋 公式サイト
「エントランスホール」の完成予想パースです。
出典:プラウドタワー池袋 公式サイト
「エントランスホール」の完成予想パースです。
出典:プラウドタワー池袋 公式サイト
「スイートラウンジ」の完成予想パースです。
出典:プラウドタワー池袋 公式サイト
「スカイラウンジ」の完成予想パースです。
出典:プラウドタワー池袋 公式サイト
「オーナーズスイート2」の完成予想パースです。
出典:プラウドタワー池袋 公式サイト
「住戸」の完成予想パースです。
出典:内閣府
「敷地内通路と広場」の鳥瞰完成予想パースです。
出典:内閣府
「南側広場」の完成予想パースです。
出典:内閣府
敷地東側から見たイメージです。
2024年11月建設状況
南西側から見た建設中のプラウドタワー池袋の様子です。
北西側から見た建設中のプラウドタワー池袋の様子です。
地上駆体の建設にも着手されていました。
タワークレーンの構築が進められていました。
北東側から見た建設中のプラウドタワー池袋の様子です。
東側から見た建設中のプラウドタワー池袋の様子です。
南東側から見た建設中のプラウドタワー池袋の様子です。
建設が進むグランドシティタワー池袋とプラウドタワー池袋の様子です。
東池袋の南側エリアには、地上49階、高さ189.0mのとしまエコミューゼタウン/ブリリアタワー池袋と同等規模の超高層タワーマンションが建ち並ぶことになります。
最終更新日:2024年11月12日