大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業は、東京都品川区大崎三丁目で建設中の地上37階、地下3階、高さ143m、総戸数約460戸の超高層タワーマンションです。
立地は、JR大崎駅西口の「明電エンジニアリングビル」等の既存建築物が建ち並ぶ一帯の跡地に位置しており、再開発区域内は老朽化した小規模な木造住宅、集合住宅、店舗併用建物等が混在する地域で、狭隘道路による防災上の課題、広場や緑地等のオープンスペースの不足がみられるといった課題を抱えていました。
市街地再開発事業の施行により、防災性、利便性向上のための都市基盤の整備に併せた敷地の統合化、および周辺地域との調和を図りながら土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図ることで、密集市街地を解消して防災性の高い空間づくりが行われています。また、大崎駅南改札から後背地にいたる連続した歩行者デッキネットワークや歩道状空地の整備、緑豊かなオープンスペースの形成、低層部への子育て支援施設や生活支援施設の整備など大崎副都心に必要な基盤整備や機能導入を図るものとされています。
施設構成は、地下3階~地下1階に駐車場、地下1階に店舗、地上1階に店舗、保育所等、2階~5階に事務所、公益施設、6階に公益施設、7階~35階に住宅となります。建築主は大崎駅西口F南地区市街地再開発組合 、参加組合員は住友不動産、事業コンサルタントは日建設計、施工は前田建設工業です。既存建築物解体着手は2022年3月1日、着工は 2023年1月中旬、竣工は2026年2月中旬となっています。
出典・引用元
・東京都 大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業
・品川区 大崎三丁目地区(大崎駅西口F 南地区)等の再開発計画について
・住友不動産株式会社「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」組合設立認可
過去の建設状況
→過去の建設状況
出典:東京都
概要
名称 |
大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業 |
計画名 |
大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業 |
所在地 |
東京都品川区大崎三丁目7番 |
用途 |
共同住宅、事務所、店舗、保育所、公益施設、駐車場 |
階数 |
地上37階、地下3階 |
高さ |
143m |
構造 |
鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 |
直接基礎 |
総戸数 |
約460戸 |
敷地面積 |
5,054.42㎡ |
建築面積 |
3,030㎡ |
延床面積 |
53,400㎡ |
着工 |
2023年1月中旬 解体着手:2022年3月1日 |
竣工 |
2026年2月中旬 |
建築主 |
大崎駅西口F南地区市街地再開発組合 参加組合員:住友不動産株式会社 |
設計 |
株式会社日建設計 事業コンサルタント:株式会社日建設計 |
施工 |
前田建設工業株式会社 |
最寄駅 |
JR山手線、埼京線、湘南新宿ライン、相鉄・JR直通線、りんかい線「大崎」駅 |
備考 |
▼施設構成 地下3階~地下1階:駐車場 地下1階:店舗 地上1階:店舗、保育所等 2階~5階:事務所、公益施設 6階:公益施設 7階~35階:住宅 |
位置図
標識
区域図
出典:品川区
配置図
出典:住友不動産株式会社
立面図
出典:品川区
断面図
出典:住友不動産株式会社
2023年11月建設状況
南東側から見た建設中の大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業の様子です。
南東側、ThinkPark Tower側から見た建設中の大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業の様子です。
南西側から見た建設中の大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業の様子です。
北西側から見た建設中の大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業の様子です。
再開発区域西側には、居木神社があります。
北東側から見た建設中の大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業の様子です。
最終更新日:2023年12月9日