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(仮称)大崎コアプロジェクト (大崎リバーウォークガーデン 業務棟)

大崎リバーウォークガーデンは、東京都品川区東五反田二丁目で建設中の地上20階、地下2階、高さ104.0mの「業務棟」、地上40階、地下1階、高さ149.8m、総戸数389戸の「住宅棟」から構成される超高層ビル・タワーマンションです。

立地は、大崎駅と五反田駅の間、南側を目黒川、北側を地区幹線道路4号に面した一帯に位置しています。再開発区域内には「イマジカ東京映像センター」や「東洋ビル」、「中岡プレス工業」、「三報社印刷五反田営業所」、「大崎マンション」、「新倉工業本社ビル」など約30棟の既存建築物が存在していました。築35年以上経過している老朽建物が約6割を占めていたことや歩道が無い箇所、狭隘道路があることから安全性・防災性の課題を抱えていました。

これらの課題を解決し、目黒川に面する環境を活かしたまちづくりを推進することを目的として、再開発事業が行われ、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新により、魅力的で安全性の高い複合市街地の形成を図るとともに、目黒川沿いに連続した緑道やオープンスペース等を整備することで、潤いある市街地環境を創出するものとされています。


「大崎リバーウォークガーデン」は、職住一体型の開発コンセプト「ボーダレススタイル」のもと、地域の多様な機能を結びつけ、新たな価値を生み出す街区です。目黒川に面した遊歩道を活かし、自然と共に過ごせる環境を提供します。ロゴには、公園・住宅・業務エリアの調和やリバーウォークの遊歩道を表現したデザインが採用されています。

また、都心でありながら自然環境を重視し、公園や広場を整備することで、住民・ワーカー・来街者にウェルビーイングな暮らしを提供します。さらに、米国の環境認証「SITES」のプレ認証を取得し、雨水流出抑制やグリーンインフラの導入を通じて防災・環境負荷軽減に貢献。菜園プログラムや環境啓発活動など、持続可能な街づくりを目指しています。


施設構成は、「業務棟」の地下2階~地上1階に駐車場等、地上1階~2階に店舗、1階~20階に事務所、PH1階~PH2階に機械室となり、「住宅棟」の地下1階に駐車場等、地上1階に住宅、保育所等、2階に住宅、3階に駐輪場、4階~40階に住宅、40階~PH2階に機械室となります。

地域特性や周辺整備状況を考慮し、土地の合理的な高度利用と複合市街地の形成を目指しています。主要な施設として、業務機能、住宅機能、商業機能を導入し、防災性や安全性に配慮した都市環境の構築が重視されています。建物は制振構造とし、防災備蓄倉庫や非常用発電設備、水害対策が施されています。また、目黒川沿いにはオープンスペースや緑道が整備され、地域のシンボルとして活用されます。

業務棟は、大崎駅周辺にふさわしいオフィスビルを計画し、低層部には商業・地域貢献機能を配置。住宅棟は多世代対応の都市型住宅で、低層部には保育園も併設されます。両棟ともに災害時の機能維持や地域貢献に配慮した設計です。公共施設では、道路の拡幅や目黒川沿いの親水空間、公園整備が行われ、地域全体のネットワークが構築されます。また、無電柱化も進め、都市景観や安全性の向上が図られます。


業務棟のオフィススペックは、基準階面積が2,562.04㎡(775.02坪)、天井高2,900mm、床荷重500kg/㎡(ヘビーデューティーゾーン:800kg/㎡)、コンセント容量60VA/㎡(将来増設容量40VA/㎡)、OAフロア100mmとなっています。また、付帯共用施設には、シェアオフィス、ホール・会議室、スタジオ・ギャラリー、テラス、車寄せ、食堂が設けられます。


建築主は東五反田二丁目第3地区市街地再開発組合、参加組合員は東急不動産株式会社、設計は竹中工務店・RIA設計共同企業体、コンサルタント・基本設計は株式会社アール・アイ・エー、施工は株式会社竹中工務店、特定業務代行者は竹中工務店です。着工は業務棟が2024年4月1日、住宅棟が2023年11月1日、竣工は業務棟が2027年2月28日、住宅棟が2027年8月31日となっています。

出典・引用元

東急不動産株式会社 東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業の街区名称を「大崎リバーウォークガーデン」に決定
ブランズタワー大崎 公式サイト
東五反田二丁目第 3 地区市街地再開発組合/東急不動産株式会社 「東五反田二丁目第 3 地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可について
東急不動産株式会社 ~大崎・五反田エリア活性化の一翼を担う街づくり~ 「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」 参加組合員予定者協定書の締結について
東京都 東五反田二丁目第3地区市街地再開発組合
品川区 東五反田二丁目第3地区における都市計画の決定ならびに変更
東急不動産株式会社 (仮称)大崎コアプロジェクト
品川区 東五反田地区

過去の建設状況

→過去の建設状況


出典:東急不動産株式会社

概要

名称 (仮称)大崎コアプロジェクト
街区名:大崎リバーウォークガーデン
計画名 (仮称)大崎コアプロジェクト/東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業
所在地 業務棟(地名地番):東京都品川区東五反田二丁目700番
住宅棟(地名地番):東京都品川区東五反田二丁目701番
業務棟(住居表示):東京都品川区東五反田2丁目13番
住宅棟(住居表示):東京都品川区東五反田2丁目14番
用途 業務棟:事務所、店舗
住宅棟:共同住宅、保育所
階数 業務棟:地上20階、地下2階、塔屋2階
住宅棟:地上40階、地下1階、塔屋2階
高さ 業務棟:100.0m(最高104.0m)/品川区資料:102.890m(軒高:99.390m)
住宅棟:149.8m(最高149.8m)/品川区資料:149.800m(軒高:144.300m)
構造 業務棟:鉄骨造
制振構造
住宅棟:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
制振構造
基礎工法 業務棟:直接基礎
住宅棟:直接基礎
総戸数 389戸 (権利者住戸149戸含む)
敷地面積 業務棟:9,208.41㎡
住宅棟:4,438.64㎡
建築面積 業務棟:4,074.00㎡
住宅棟:2,111.29㎡
延床面積 業務棟:69,069.00㎡ (東急不動産公式サイト:69,243.25㎡)
住宅棟:43,160.97㎡
着工 業務棟:2024年4月1日
住宅棟:2023年11月1日

既存建築物解体着手:2023年1月10日
竣工 業務棟:2027年2月28日
住宅棟:2027年8月31日
建築主 東五反田二丁目第3地区市街地再開発組合
参加組合員:東急不動産株式会社
設計 竹中工務店・RIA設計共同企業体
コンサルタント・基本設計:株式会社アール・アイ・エー
実施設計:竹中工務店・RIA設計企業共同体
外観・インテリア・ランドスケープデザイン監修:株式会社ホシノアーキテクツ
ランドスケープデザイン:株式会社プレイスメディア
施工 株式会社竹中工務店
特定業務代行者:株式会社竹中工務店
最寄駅 JR山手線、埼京線、湘南新宿ライン、相鉄・JR直通線、りんかい線「大崎」駅、JR山手線、東急池上線、都営浅草線「五反田」駅
備考 ▼施設構成
🔻業務棟
地下2階~地上1階:駐車場等
地上1階~2階:店舗
1階~20階:事務所
PH1階~PH2階:機械室

🔻住宅棟
地下1階:駐車場等
地上1階:住宅、保育所等
2階:住宅
3階:駐輪場
4階~40階:住宅
40階~PH2階:機械室
 
 
 

位置図

標識

▼業務棟

▼住宅棟

 

 

▼解体工事のお知らせ

区域図

出典:東京都

配置図

出典:東京都

立面図

出典:品川区

断面図

出典:東京都

施設構成・イメージ

出典:東急不動産株式会社

「エントランス」の完成予想パースです。

 

 

出典:東急不動産株式会社

「オフィスエントランス」の完成予想パースです。

 

 

2025年1月建設状況

南西側から見た建設中の(仮称)大崎コアプロジェクトの様子です。

 

 

北西側から見た建設中の(仮称)大崎コアプロジェクトの様子です。

 

 

北東側から見た建設中の(仮称)大崎コアプロジェクトの様子です。

 

 

南東側から見た建設中の(仮称)大崎コアプロジェクトの様子です。  

最終更新日:2025年2月2日

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