早稲田大学 早稲田キャンパスE棟(仮称)建設計画は、東京都新宿区西早稲田1丁目で建設中の地上16階、地下2階、高さ69.202mの超高層校舎です。立地は、西側を都道25号、北側を都道8号、南側を早大南門通りに囲まれた「早稲田大学」敷地の南西側、「9号館」と「屋外トイレ」跡地に位置しています。
2032年の早大創立150周年を迎えるにあたり、「世界で輝くWASEDA」の実現を目指し、早稲田キャンパスの新たな知の拠点として建設が進められています。学生の主体的・対話的な学びを促進し、産官学のコラボレーションを強化するコモンスペースを充実するものとされており、「教育大学」「研究大学」として国内最高レベルの環境が整えられます。
歴史・伝統を継承する新たなキャンパス整備という面では、大隈重信像の背後に整備する「木立のひろば(仮称)」や稲田通りからキャンパスへ直接アプローチする「緑の小径(仮称)」を整備し、早稲田大学の歴史と伝統を引き継ぐほか、新宿区の史跡「富塚跡」を3西門側エントランス前にポケットパークとして整備されます。
設計・環境性能という面では、E棟は高層棟と低層棟で構成され、高層棟は早稲田大学の伝統的なデザインを継承、低層棟は段状にセットバックしたデザインで、緑の丘をイメージし、自然と調和した空間が創出されます。また、省エネルギー性能に優れたZEB Readyを採用し、CO2削減に貢献する木質系耐震パネルを使用、環境に配慮した技術を導入し、持続可能なキャンパス作りを目指すものとされています。
建築主は学校法人 早稲田大学、設計は株式会社山下設計、施工は戸田建設株式会社です。着工は2023年11月1日、竣工は2027年4月30日となっています。
出典・引用元
・早稲田大学 早稲田キャンパスの新たな知の拠点 “新9号館”
・早稲田大学 早稲田キャンパス E棟(仮称)起工式
・新宿区 新宿区景観まちづくり審議会:第77回新宿区景観まちづくり審議会 【報告3】早稲田大学早稲田キャンパスE棟(仮称)建設計画について
過去の建設状況
概要
名称 | 早稲田大学 早稲田キャンパスE棟(仮称) 建設計画 |
計画名 | 早稲田大学 早稲田キャンパスE棟(仮称) 建設計画 |
所在地 | 地名地番:東京都新宿区西早稲田1丁目631番1 外 住居表示:東京都新宿区西早稲田1丁目6番1、20番1 |
用途 | 大学 |
階数 | 地上16階、地下2階 |
高さ | 69.202m (最高69.202m) 早稲田大学公式サイト:69.85m |
構造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、木造 |
基礎工法 | 直接基礎 |
敷地面積 | 73,655.41㎡ |
建築面積 | 申請部分:3,275.37㎡ 申請以外の部分:30,459.89㎡ 計:33,735.26㎡ |
延床面積 | 申請部分:33,364.86㎡ 申請以外の部分:219,801.56㎡ 計:253,166.42㎡ |
着工 | 2023年11月1日 |
竣工 | 2027年4月30日 |
建築主 | 学校法人 早稲田大学 |
設計 | 株式会社山下設計 |
施工 | 戸田建設株式会社 |
最寄駅 | 東京メトロ東西線「早稲田」駅、都電荒川線「早稲田」駅 |
備考 | ー |
位置図
標識
区域図
配置図
立面図
イメージパース
施設構成・イメージ
「南⻄側から見た外観」の完成予想パースです。
「鳥瞰」の完成予想パースです。
「木立のひろば」の完成予想パースです。
「ポケットパーク」の完成予想パースです。
「第三⻄⾨から「緑の⼩径」を⾒る」の完成予想パースです。
「バイオフィリックボイド」の完成予想パースです。
「バイオフィリックボイド」の断面イメージです。
2024年9月建設状況
南西側から見た早稲田大学 早稲田キャンパスE棟(仮称)建設計画の様子です。
西側から見た早稲田大学 早稲田キャンパスE棟(仮称)建設計画の様子です。
北西側から見た早稲田大学 早稲田キャンパスE棟(仮称)建設計画の様子です。
南東側から見た早稲田大学 早稲田キャンパスE棟(仮称)建設計画の様子です。
最終更新日:2024年9月24日