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三菱地所が英国・ロンドンで2つの大規模オフィス事業「72 Upper Ground」と「1 Victoria Street」に着手!!
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“5棟のビルで作られた高層のダンジョン、異世界転生レベルの吹き抜けが圧巻!「丸の内オアゾ」に見る「歩いて移動」する人向けの仕掛け”が丸の内LOVE WALKERに掲載!!
ショッピングプラザagain跡地に長野市最大規模の分譲マンション「Brillia 長野北石堂 ALPHA RESIDENCIA」が公表!!
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中国・天津で建設中の世界最高層の“未完超高層ビル” 「高銀金融117ビル」が建設再開へ!!
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桜川公園官民連携事業(Park-PFI) 事業予定者に「つむぐ桜の森パートナーズ」を選定!!
JR山手線および京浜東北線の田町駅付近で線路切換工事が行われた「羽田空港アクセス線(仮称)の整備事業」!!
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龍のように伸びた鉄骨トラスが凄い!!八ツ山橋梁の架け替えで送り出し工法が採用されている「京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業」!!

(仮称)横浜駅みなみ東口地区第一種市街地再開発事業 (エキサイトよこはま22再開発)

(仮称)横浜駅みなみ東口地区地区第一種市街地再開発事業は、神奈川県横浜市西区高島2丁目に建設される地上45階、地下3階、高さ231mの超高層ビルです。立地は、「横浜」駅みなみ東口の南側、東側を高島台第206号線および高島台第208号線、南側を帷子川(かたびらがわ)、西側を京急本線、北側を横浜駅みなみ東口駅前広場に囲まれた一帯に位置しています。既存建築物には、横浜中央郵便局やアソビル、 第二田浦ビル、エストビル、 クレアトール横浜ビルなど複数棟が建っています。

再開発区域の位置する横浜駅みなみ東口地区は、JR・京急をはじめとする6社9路線が集まる日本有数のターミナル・横浜駅に隣接しながらも、中低層の商業・業務施設が中心となっており、鉄道により地区が分断されていることから、駅直近の立地特性を活かしきれていない現状にあります。また、低・未利用地が点在しているほか、みなとみらい21地区や平沼地区とのアクセス性、地区内の回遊性にも課題を抱えています。

こうした課題を踏まえ、本事業では「エキサイトよこはま22」や「横浜市都心臨海部再生マスタープラン」など、既存の都市政策の方針に基づき、横浜駅周辺における円滑な移動と回遊性の向上、国内外の多様なニーズに応える高度な商業・業務機能の導入、そして国際都市横浜の玄関口にふさわしい、にぎわいと魅力のある都市空間の形成を目指すものとされています。さらに将来的には、「空飛ぶクルマ」の利活用を見据えた離着陸場(バーティポート)の設置も検討しており、次世代の都市交通や災害対応の可能性も視野に入れた先進的なまちづくりを進めていく計画です。


施設構成は、地下3階~地下1階に設備機械室、地下3階~地上10階に駐車場、地下2階~地上6階に商業施設およびターミナルコア、11階~12階に設備機械室、13階にオフィスロビー、14階にホテルロビー、15階~33階にオフィス、34階に設備機械室、35階~41階にサービスアパートメント、42階~44階にホテル(客室)、45階~PH階に屋外機置き場、冷却塔置き場、屋上広場となります。

施設計画では、計画区域を東西に分け、京急本線の東側を「A街区」、西側を「B街区」としています。再開発の施行区域はA街区の一部で、B街区にはA街区と接続するデッキを京急本線の上部に設ける計画です。

A街区には高層・低層の建築物を配置し、高層部は一部でセットバックすることで圧迫感を軽減し、街並みと調和を図ります。外装は分節化を検討し、敷地境界から2mのセットバックによって駅前広場との一体的な整備にも配慮します。「エキサイトよこはま22」や「横浜市景観ビジョン」に基づき、歩行者ネットワークの構築や周辺地区との連携を推進。鉄道への影響にも配慮し、安全性を確保した設計としています。

また、未来の都市交通を見据えた取り組みとして、高さ約231mの高層棟屋上に空飛ぶクルマの離着陸場(バーティポート)の設置も検討中です。今後の制度整備の動向を踏まえつつ、飛行ルートの選定にも十分配慮しながら、次世代モビリティへの対応を目指す計画です。


建築主は横浜駅みなみ東口地区地区市街地再開発準備組合、事業協力者は日本郵政不動産株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、京浜急行電鉄株式会社です。着工は2028年度、竣工は2037年度となっています。

出典・引用元

横浜市 105.(仮称)横浜駅みなみ東口地区第一種市街地再開発事業に係る計画段階配慮書
横浜駅みなみ東口地区市街地再開発準備組合/日本郵政不動産株式会社/東日本旅客鉄道株式会社/京浜急行電鉄株式会社 横浜駅みなみ東口地区市街地再開発準備組合の設立について

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→エキサイトよこはま22の一部区域、横浜駅みなみ東口地区市街地再開発準備組合が設立!!


概要

名称 (仮称)横浜駅みなみ東口地区地区第一種市街地再開発事業
計画名 (仮称)横浜駅みなみ東口地区地区第一種市街地再開発事業
所在地 神奈川県横浜市西区高島2丁目14番、15番、16番の各一部
用途 オフィス、商業、サービスアパートメント、ホテル、駐車場・車路等、機械室、離着陸場 等
階数 地上45階、地下3階、塔屋1階
高さ 約231m (建築物高さ:約218m)
構造
基礎工法
総戸数
客室数
敷地面積 約10,400㎡
建築面積 約9,250㎡
延床面積 約215,000㎡
着工 2028年度
竣工 2037年度
建築主 横浜駅みなみ東口地区地区市街地再開発準備組合
事業協力者:日本郵政不動産株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、京浜急行電鉄株式会社
設計
施工
最寄駅 JR、京急電鉄、東急電鉄、相鉄、横浜市営地下鉄、みなとみらい線「横浜」駅
備考 ▼施設構成
地下3階~地下1階:設備機械室
地下3階~地上10階:駐車場
地下2階~地上6階:商業施設、ターミナルコア
11階~12階:設備機械室
13階:オフィスロビー
14階:ホテルロビー
15階~33階:オフィス
34階:設備機械室
35階~41階:サービスアパートメント
42階~44階:ホテル(客室)
45階~PH階:屋外機置き場、冷却塔置き場、屋上広場
 
 

位置図

区域図

出典:横浜市

配置図

出典:横浜市

断面図

出典:横浜市

現地状況

北東側から見た(仮称)横浜駅みなみ東口地区地区第一種市街地再開発事業の建設地です。2024年8月撮影。

 

 

北側から見た(仮称)横浜駅みなみ東口地区地区第一種市街地再開発事業の建設地です。2024年8月撮影。

 

 

北西側から見た(仮称)横浜駅みなみ東口地区地区第一種市街地再開発事業の建設地です。2024年8月撮影。

 

 

南側から見た(仮称)横浜駅みなみ東口地区地区第一種市街地再開発事業の建設地です。2024年8月撮影。

 

 

南西側から見た(仮称)横浜駅みなみ東口地区地区第一種市街地再開発事業の建設地です。2024年8月撮影。

 

 

Google Earth

最終更新日:2025年4月15日

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