さいたま市新庁舎

さいたま市新庁舎は、埼玉県さいたま市大宮区北袋町1丁目に建設される地上17階程度、高さ約90mの超高層庁舎です。立地は、「さいたま新都心」駅東口の南側、三菱マテリアル総合研究所跡地のうち、「さいたま新都心バスターミナル」跡地に位置しています。提案概要書のコンセプト・テーマは、埼玉市民を大きなコミュニティファミリーととらえ、一体感を感じる場を備えた政令指定都市の庁舎の型、未来に向かう〈大きな希望の家〉とされています。

施設構成は、「行政棟」、「議会棟」、「屋根付き市民広場」、屋外市民広場からなります。
防災対策面では、庁舎全体を免震化することで多重化したインフラ供給による事業継続性を確保し、防災中枢拠点機能を強化したものとなるとのことです。環境性能面では、地中熱や太陽光発電等を採用し、カーボンニュートラルを実現、意匠構造環境が一体となった外皮による熱負荷低減やデシカント外調機及び中温冷温水を用いた放射パネルによる空調システムを導入し、ZEB庁舎にするものとされています。

建築主はさいたま市、設計はアール・アイ・エー・環境デザイン研究所設計共同体です。着工は2027年4月、竣工は2031年2月末となっています。

出典・引用元

・さいたま市新庁舎整備及び現庁舎地利活用の検討

概要

名称	さいたま市新庁舎
計画名	さいたま市新庁舎
所在地	埼玉県さいたま市大宮区北袋町1丁目603番1
用途	庁舎
階数	地上17階程度 *パース及び断面図より読み取り
高さ	約90m *2023年11月時点公表
構造	ー免震構造
基礎工法	ー
敷地面積	約15,000㎡
建築面積	ー
延床面積	約50,000㎡ (うち、行政部分：約41,000㎡／議会部分：約3,600㎡)
着工	2027年4月
竣工	2031年2月末
建築主	さいたま市
設計	アール・アイ・エー・環境デザイン研究所設計共同体
施工	ー
最寄駅	JR京浜東北線、宇都宮線、高崎線「さいたま新都心」駅
備考	ー