ほくほく札幌ビルは、北海道札幌市中央区大通西2丁目で建設中の地上13階、地下3階、高さ59.90mの高層ビルです。立地は、大通公園に面した場所に建っていた「北陸銀行札幌支店」の跡地に位置しています。
施設構成は、2階で北陸銀行札幌支店が営業、上階では北海道銀行の本部機能およびグループ企業が入居するほか、地下2階部分では地下街、地下3階部分では札幌市営地下鉄と接続し、1階と地下2階にはテナントが入ります。
環境性能面では、札幌市の建築環境総合性評価システムである「CASBEE 札幌」A ランク相当の機能性と環境性を確保、木質バイオマス燃料を採用している地域冷暖房(DHC)による高温水を利用し、ヒートアイランドを抑制するなどクリーンエネルギーの活用が推し進められます。また、構造面では、制振構造の採用、非常時には電気・水を72時間利用可能な設備を設置し、オープンスペースには施設外の帰宅困難者100人を受け入れることが可能となり、BCP対応がなされます。
建築主は株式会社北陸銀行、設計は株式会社日建設計、施工は岩田地崎建設株式会社です。着工は2021年11月、起工式は2021年11月15日、竣工は2024年1月となっています。
出典・引用元
・株式会社ほくほくフィナンシャルグループ 「ほくほく札幌ビル」の着工について
概要
名称 | ほくほく札幌ビル |
計画名 | ほくほく札幌ビル(仮称) |
所在地 | 地名地番:北海道札幌市中央区大通西2丁目7番 住居表示:北海道札幌市中央区大通西2丁目5番2 |
用途 | 銀行の支店、飲食店、物品販売業を営む店舗、事務所、駐車場 |
階数 | 地上13階、地下3階 |
高さ | 59.90m (軒高:58.17m) |
構造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 制振構造 |
基礎工法 | ー |
敷地面積 | 1,597.31㎡ |
建築面積 | 1,253.41㎡ |
延床面積 | 17,456.27㎡ ニュースリリース:17,350.18㎡ |
着工 | 2021年11月 起工式:2021年11月15日 |
竣工 | 2024年1月 |
建築主 | 株式会社北陸銀行 |
設計 | 株式会社日建設計 |
施工 | 岩田地崎建設株式会社 |
最寄駅 | 札幌市営地下鉄東西線、南北線、東豊線「大通」駅 |
備考 | ー |
位置図
施設構成・イメージ
ほくほく札幌ビルの完成予想パースです。
ほくほくフィナンシャルグループの「青」、北陸銀行の「赤」、北海道銀行の「緑」は光の三原色であり、光の三原色を混ぜ合わせると「白」になることから、融合のシンボルとして白を基調とした外観にしているとのことです。
2023年10月建設状況
北西側から見た建設中のほくほく札幌ビルの様子です。
南西側から見た建設中のほくほく札幌ビルの様子です。
北東側から見た建設中のほくほく札幌ビルの様子です。
2023年10月3日撮影
最終更新日:2023年10月13日