(仮称)大通西4南地区第一種市街地再開発事業

(仮称)大通西4南地区第一種市街地再開発事業は、北海道札幌市中央区大通西4丁目で計画されている地上34階、地下3階、高さ約185mの超高層ビルです。立地は、大通公園に面した場所に建っている地上12階、地下3階、1964年8月竣工の「道銀ビルディング」と地上10階、地下2階、1979年5月竣工の「新大通ビルディング」跡地に位置しています。再開発事業により、サッポロ広場の飛躍的な魅力向上や骨格軸の交点・都心商業地としての機能向上、多様な人々への環境啓発を促す施設の整備のほか新たな防災拠点の形成などにより都市再生への貢献がなされます。

施設構成は、地下3階に地域冷暖房(DHC)プラント、駐車場、地下広場、地下2階に駐車場、地下1階に地下コンコース接続口、地下広場、地下1階~地上5階に商業施設、6階に機械室、7階~25階に事務所、中間階に機械室、26階~34階にホテルとなります。地下から低層部分にかけて商業施設と一体となったアトリウム空間が配置されるほか、低層部屋上には大通公園を一望できる融雪機能を備えた屋外テラスが設けられます。

建築主は平和不動産株式会社、平和不動産プロパティマネジメント株式会社、株式会社東京証券会館、株式会社北洋銀行、札幌市から構成される大通西四丁目南地区市街地再開発準備組合 、設計はデザイン監修が隈研吾(株式会社隈研吾建築都市設計事務所)です。着工は2025年度、竣工は2028年度となっています。

出典・引用元

平和不動産株式会社 札幌都心部における『大通西4南地区第一種市街地再開発事業』都市計画決定のお知らせ
札幌市 大通西4南地区


出典:札幌市

概要

名称 (仮称)大通西4南地区第一種市街地再開発事業
計画名 (仮称)大通西4南地区第一種市街地再開発事業
所在地 北海道札幌市中央区大通西4丁目
用途 事務所、ホテル、商業
階数 地上34階、地下3階、塔屋1階
高さ 約185m (建物高さ:約175m)
構造 鉄骨造、一部地下鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法
客室数
敷地面積 5,029.89㎡
建築面積 約4,360㎡
延床面積 約99,400㎡
着工 2025年度
竣工 2028年度
建築主 大通西四丁目南地区市街地再開発準備組合 (構成:平和不動産株式会社、平和不動産プロパティマネジメント株式会社、株式会社東京証券会館、株式会社北洋銀行、札幌市)
平和不動産株式会社
設計 デザイン監修:隈研吾(株式会社隈研吾建築都市設計事務所)
施工
最寄駅 札幌市営地下鉄東西線、南北線、東豊線「大通」駅
備考 ▼施設構成
地下3階:地域冷暖房(DHC)プラント、駐車場、地下広場
地下2階:駐車場
地下1階:地下コンコース接続口、地下広場
地下1階~地上5階:商業施設
6階:機械室
7階~25階:事務所
中間階:機械室
26階~34階:ホテル

 
 
 

位置図

配置図

出典:札幌市

施設構成・イメージ

「アトリウム外観」の完成予想パースです。

 

 

「アトリウム地上部」の完成予想パースです。

 

 

「アトリウム地下1階」の完成予想パースです。

 

 

「屋外テラス」の完成予想パースです。

 

 

屋外テラスの「冬のイメージ」の完成予想パースです。

 

 

「大通公園からの眺め」の完成予想パースです。

 

 

「地上地下の結節イメージ」の完成予想パースです。

 

 

「1階平面イメージ(2点鎖線は地下1階部分)」です。大通交流拠点地下広場の拡充が行われます。

 

 

2023年10月建設状況

北西側、大通公園から見た(仮称)大通西4南地区第一種市街地再開発事業の計画地の様子です。

 

 

北西側から見た(仮称)大通西4南地区第一種市街地再開発事業の計画地の様子です。再開発区域西側には地上10階、地下2階、1979年5月竣工の「新大通ビルディング」が建っています。

 

 

南西側から見た(仮称)大通西4南地区第一種市街地再開発事業の計画地の様子です。

 

 

南東側から見た(仮称)大通西4南地区第一種市街地再開発事業の計画地の様子です。再開発区域東側には地上12階、地下3階、1964年8月竣工の「道銀ビルディング」が建っています。

 

 

北東側から見た(仮称)大通西4南地区第一種市街地再開発事業の計画地の様子です。

 

 

Google Earth

 

 

 

2023年10月3日撮影

最終更新日:2023年10月18日

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