JPタワー大阪

JPタワー大阪は、大阪市北区梅田3丁目に建つ地上39階、地下3階、高さ188.00mの超高層ビルです。

立地は、JR「大阪」駅西側に隣接する区域の「大阪中央郵便局」や「大弘ビル」、「アクティ西ビル」跡地に位置しています。これらの既存ビルを一体的に建て替えを行うことで、都市の活力を低下させることなく、大阪駅周辺における中枢業務機能や商業・サービル機能、文化集客機能、宿泊・MICE機能の強化を図り、大阪駅前にふさわしい新たなビジネスや賑わいの創出、周辺地域の活性化を誘引し、都市再生の推進に貢献することを目的として開発が進められてます。

施設構成は、地下2、3階に駐車場、地下1階~地上6階に商業施設「KITTE大阪」、6階に劇場「SkyシアターMBS」、7~8階にホテルバンケット、8~9階、17階にオフィスサポート、10階に機械室、11階~27階にオフィス、28階に機械室、29階~38階にホテル「THE OSAKA STATION HOTEL,Autograph Collection(大阪ステーションホテル、オートグラフ コレクション)」、29階にホテルレストラン、30階にフィットネスジムとなります。
2階レベルの歩行者デッキの整備により、JR大阪駅(サウスゲートビルディング)と直結するほか、JR大阪駅西口及びJR高架下貫通通路経由によりJR大阪駅(うめきた地下口)とも直結します。

オフィススペックは、基準階貸室面積が1,199.86坪 (3,966.48㎡)の西日本最大級クラス、オフィスサポートに約450席の食堂、ラウンジエリア、屋上庭園、フィットネス、共用会議室が設けられます。また、BCP対策として制震構造や3回線スポットネットワーク受電方式、非常用発電機による最大72時間電力供給などが採用されています。
商業施設には日本郵政不動産が展開する商業施設「KITTE大阪」が入り、劇場にはMBSメディアホールディングスが運営する1,289席の「SkyシアターMBS」が入ります。

ホテル機能はJR西日本ホテルズがマリオット・インターナショナルと提携した新ブランド「THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection(大阪ステーションホテル、オートグラフ コレクション)」が入り、客室は30階~38階に40㎡を中心に418室、付帯施設は7階にバンケット、29階にレストラン、30階に大浴場を併設するフィットネスジム等から構成されます。なお、オートグラフ コレクション ホテルは、日本のホテルとして4軒目、アジア太平洋地域において17軒目のホテルとして加盟することとなっています。

建築主は日本郵便株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、大阪ターミナルビル株式会社、株式会社JTB、プロジェクトマネジメントは日本郵政不動産株式会社、設計は株式会社日建設計、施工は梅田3丁目計画(仮称)建設工事共同企業体です。既存建築物の解体着手は2020年7月、着工は2020年9月、竣工は2024年3月31日となっています。JR大阪駅からの歩行者デッキは2023年11月1日に開通、KITTE大阪の開業は2024年7月とされています。

出典・引用元

JPタワー大阪 公式サイト
KITTE大阪 公式サイト
THE OSAKA STATION HOTEL Autograph Collection 公式サイト

西日本旅客鉄道株式会社 大阪駅西地区の開発計画について~大阪駅直結の大型複合開発が始動します~
日本郵便株式会社/西日本旅客鉄道株式会社/大阪ターミナルビル株式会社/株式会社JTB/日本郵政不動産株式会社 梅田3丁目計画(仮称)の建物名称および同建物内商業施設名称を「JPタワー大阪」および「KITTE大阪」に決定~商業施設は2024年7月にグランドオープン予定~ ~本計画のコンセプト動画を公開~
株式会社ジェイアール西日本ホテル開発 大阪駅西地区「JPタワー大阪」内のJR西日本ホテルズ新ブランドホテル名称が決定!
西日本旅客鉄道株式会社 JR西日本ホテルズがマリオット・インターナショナルと初提携「梅田3丁目計画(仮称)」へホテル出店のお知らせ
MBSメディアホールディングス 大阪駅前に新たなエンターテインメント拠点誕生
日本郵便株式会社/西日本旅客鉄道株式会社/大阪ターミナルビル株式会社/株式会社JTB/日本郵政不動産株式会社 JR大阪駅直結の大型複合施設「梅田3丁目計画(仮称)」上棟 2024年竣工へ向け、オフィスフロアの概要が決定
日本郵便株式会社/西日本旅客鉄道株式会社/大阪ターミナルビル株式会社/株式会社JTB/日本郵政不動産株式会社 梅田 3 丁目計画(仮称)の 建物名称 および同建物内商業施設名称を「JPタワー大阪」 および「KITTE大阪」に決定
日本郵便株式会社/西日本旅客鉄道株式会社/大阪ターミナルビル株式会社/株式会社JTB/日本郵政不動産株式会社 「JPタワー大阪」とJR大阪駅をつなぐ歩行者デッキが 11 月 1 日に開通!~地上 2 階でつながる大阪の新たな歩行者ネットワークの誕生~~オフィス部分は新たに「CASBEE-スマートウェルネスオフィス」認証「S ランク」を取得~
大阪市 梅田3丁目計画(仮称)

過去の建設状況

→過去の建設状況


出典:日本郵便株式会社/西日本旅客鉃道株式会社

概要

名称 JPタワー大阪
ホテル:THE OSAKA STATION HOTEL,Autograph Collection(大阪ステーションホテル、オートグラフ コレクション)商業施設:KITTE大阪
計画名 梅田3丁目計画 (仮称)建設工事
所在地 地名地番:大阪市北区梅田3丁目144番2、529番1、3、535番2
住居表示:大阪市北区梅田3丁目2番4
用途 事務所、ホテル、劇場、店舗(飲食、物販)、自動車車庫、公衆浴場、倉庫(倉庫業を営まない倉庫)
階数 地上39階、地下3階、塔屋2階
高さ 188.00m
構造 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法 杭基礎
客室数 418室
敷地面積 12,893.31㎡
建築面積 9,800.00㎡
延床面積 229,000.00㎡
着工 2020年9月
解体着手:2020年7月
竣工 2024年3月31日
建築主 日本郵便株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、大阪ターミナルビル株式会社、株式会社JTB
プロジェクトマネジメント:日本郵政不動産株式会社
設計 株式会社日建設計
施工 梅田3丁目計画(仮称)建設工事共同企業体(構成企業:株式会社竹中工務店、西松建設株式会社、株式会社錢高組)
最寄駅 JR「大阪」駅、Osaka Metro「梅田」駅、Osaka Metro「西梅田」駅、Osaka Metro「東梅田」駅、阪急電鉄、阪神電鉄「大阪梅田」駅、JR「北新地」駅
備考 ▼施設構成
地下2、3階:駐車場
地下1階~地上6階:商業施設「KITTE大阪」
6階:劇場「SkyシアターMBS」
7~8階:ホテルバンケット
8~9階、17階:オフィスサポート
10階:機械室
11階~27階:オフィス
28階:機械室
29階~38階:ホテル「THE OSAKA STATION HOTEL,Autograph Collection(大阪ステーションホテル、オートグラフ コレクション)」
29階:ホテルレストラン
30階:フィットネスジム
 

位置図

標識

配置図

立面図

断面図

出典:日本郵便株式会社/西日本旅客鉃道株式会社

イメージパース

出典:日本郵便株式会社/西日本旅客鉃道株式会社

写真

南西側から見たJPタワー大阪の様子です。

 

 

南西側から見たJPタワー大阪の低層部分の様子です。

 

 

南西側から見たJPタワー大阪の高層部分の様子です。

 

 

南東側から見たJPタワー大阪の様子です。

 

 

南東側から見たJPタワー大阪の低層部分の様子です。

 

 

THE OSAKA STATION HOTEL,Autograph Collection(大阪ステーションホテル、オートグラフ コレクション)、SkyシアターMBS、KITTE大阪のロゴが設置されています。

 

 

南側道路沿いには歩道状空地も整備されています。

 

 

JPタワー大阪の南東側には、南東広場(サンクンガーデン)が設けられました。地下1階〜地上2階をつなぐ屋外吹き抜け空間となっており、西梅田地下歩行者通路「ガーデンアベニュー」に接続しています。

 

 

KITTE大阪の2階エントランスの様子です。※2024年1月時点

 

 

2階レベルで歩行者デッキ、サウスゲートビルディングを通じてJR「大阪」駅と直結しており、こちらの歩行者デッキは2023年11月1日に開通しました。

 

  

北東側から見上げたJPタワー大阪の様子です。

 

 

北西側から見たJPタワー大阪の様子です。

 

 

JPタワー大阪の南東広場(サンクンガーデン)の様子です。ガーデンアベニューにも接続しており、地下やデッキに張り巡らされた歩行者専用通路網「梅田ダンジョン」が拡大しました。

 

 

JR「大阪」駅西口側のKITTE大阪エントランスです。

 

 

「KITTE大阪」のロゴです。

 

 

アトリウムに面して旧大阪中央郵便局舎の一部が保存・移設されました。

 

 

移設・保存された旧大阪中央郵便局舎の内観です。

 

 

出典:日本郵便株式会社/西日本旅客鉃道株式会社

商業施設の中心部には4層吹抜けのアトリウム空間が設けられ、その周囲に商業施設が配置されるほか、旧大阪中央郵便局舎の歴史やJR大阪駅周辺の街の記憶を継承するため、アトリウムに面して旧局舎の一部を保存・移設し、一体的な活用を行うことで感動的な空間を創出するものとされています。

 

 

出典:日本郵便株式会社/西日本旅客鉃道株式会社

「アトリウム」の完成予想パースです。

 

 

出典:日本郵便株式会社/西日本旅客鉃道株式会社

MBSメディアホールディングスが運営する1,289席の劇場「SkyシアターMBS」が入ります。劇場は、間口 15~17m(可動) 開口高8.7m、奥行き16.8mのプロセニアム形式の劇場となり、客席は二層式となります。MBSは、1985年西梅田での劇団四季「CATS」大阪初演から劇場運営に携わっており、2005年から大阪ビジネスパークで経営していたシアターBRAVA!が用地契約終了により2016年5月に閉館、次はこちらのJPタワー大阪にて開場は2024年夏を予定しているとのことです。

 

 

JPタワー大阪のオフィスエントランスの様子です。

 

 

入居企業一覧です。※2024年1月時点

 

 

出典:日本郵便株式会社/西日本旅客鉃道株式会社

8~9階、17階にオフィスサポートが入ります。オフィスサポートには約450席の食堂、ラウンジエリア、屋上庭園、フィットネス、共用会議室が設けられます。

 

 

出典:日本郵便株式会社/西日本旅客鉃道株式会社

「7階バンケット」のイメージパースです。

 

 

出典:日本郵便株式会社/西日本旅客鉃道株式会社

「9階屋上庭園」のイメージパースです。

 

 

出典:日本郵便株式会社/西日本旅客鉃道株式会社

ホテル「THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection(大阪ステーションホテル、オートグラフ コレクション)」の「エントランス」のイメージパースです。

 

 

出典:日本郵便株式会社/西日本旅客鉃道株式会社

「客室」のイメージパースです。

 

 

出典:日本郵便株式会社/西日本旅客鉃道株式会社

「29階レストラン」のイメージパースです。

最終更新日:2024年1月4日

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