御堂筋ダイビルは、大阪府大阪市中央区南久宝寺町4丁目に建つ地上20階、地下1階、高さ97.32mの超高層ビルです。立地は、大阪のメインストリートである御堂筋に面し、難波神社の北側に建っていた1964年9月竣工、地上8階、地下3階の「御堂筋ダイビル」跡地に位置しており、建て替えにより超高層オフィスビルが建設されました。
フロア構成は、1階に店舗区画、2階にラウンジ・カフェ・テラス、3階に貸会議室・小割オフィスゾーン、4階に会員制シェアオフィス「ouno御堂筋」、5階~19階にオフィスとなります。オフィススペックは、基準階面積フロア貸仕様710.11㎡(214.81坪)、分割貸仕様672.93㎡(203.56坪)、天井高2,800mm、OAフロア150mm、床荷重500㎏/㎡(ヘビーデューティーゾーン1,000㎏/㎡)、コンセント電源容量60VA/㎡となっています。
構造面では、制振ブレースやオイルダンパーを使った制振構造を採用などから建築基準法で定められた告示地震動の1.5倍の巨大地震動にも耐える構造となっており、災害時のBCP対策も講じた超高層ビルとなります。環境性能面では、一般財団法人建築環境・省エネルギー機構(IBEC)による「CASBEE-WO(ウェルネスオフィス)」および大阪市の「CASBEE 大阪みらい」において、ともに最高評価のSランクを取得するものとされています。
建築主はダイビル株式会社、設計は株式会社日建設計、施工は株式会社大林組です。着工は2021年12月、竣工は2024年1月31日となっています。
出典・引用元
・ダイビル株式会社 「御堂筋ダイビル」竣工のお知らせ
・ダイビル株式会社 「御堂筋ダイビル建替計画」新築工事着工のお知らせ
・ダイビル 御堂筋ダイビル 公式サイト
過去の建設状況
概要
名称 | 御堂筋ダイビル |
計画名 | 御堂筋ダイビル建替計画 |
所在地 | 地名地番:大阪府大阪市中央区南久宝寺町4丁目5番1 住居表示:大阪市中央区南久宝寺町四丁目1番2号 |
用途 | 事務所、物販店舗、飲食店舗、自動車車庫 |
階数 | 地上20階、地下1階、塔屋1階 |
高さ | 標識:97.32m パンフレット:97.4m ニュースリリース:97m |
構造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造(CFT造) 制振構造(制振ブレース、オイルダンパー) |
基礎工法 | ー |
敷地面積 | 1,491.92㎡ |
建築面積 | 1,101.56㎡ |
延床面積 | 標識:20,292.86㎡ ニュースリリース:20,275.57㎡ |
着工 | 2021年12月 |
竣工 | 2024年1月31日 |
建築主 | ダイビル株式会社 |
設計 | 株式会社日建設計 |
施工 | 株式会社大林組 |
最寄駅 | Osaka Metro 御堂筋線、中央線「本町」駅 |
備考 | ▼施設構成 1階:店舗区画 2階:ラウンジ・カフェ・テラス 3階:貸会議室・小割オフィスゾーン 4階:会員制シェアオフィス「ouno御堂筋」 5階~19階:オフィス |
位置図
標識
配置図
立面図
施設構成・イメージ
「エントランス」のイメージパースです。
「低層部分」のイメージパースです。
「2階ラウンジ」のイメージパースです。
「4階シェアオフィス「ouno」」のイメージパースです。
2024年1月建設状況
南東側、御堂筋から見た御堂筋ダイビルの様子です。
南東側から見た御堂筋ダイビルの様子です。頂部には御堂筋ダイビルのロゴが取り付けられています。
南東側から見た御堂筋ダイビルの様子です。
南東側から見た御堂筋ダイビルの低層部分の様子です。竣工直前の撮影時は外構工事が進められていました。
北東側から見た御堂筋ダイビルの様子です。
外観はメタリックシルバーのフレームが印象的なデザインとなっています。
外装には、環境負荷を低減するフィンが設置されています。見上げると茶橙系の色となっていました。
南西側から見た御堂筋ダイビルの低層部分の様子です。
南西側から見た御堂筋ダイビルの様子です。
最終更新日:2024年2月23日