リビオタワー羽沢横浜国大は、神奈川県横浜市神奈川区羽沢南2丁目に建つ地上23階、地下1階、高さ92.50m、総戸数357戸の超高層タワーマンションです。
立地は、都市高速鉄道神奈川東部方面線事業により新たに整備された旅客駅「羽沢横浜国大」駅を含む一団の土地からなる地区で、環状2号線と鉄道貨物基地に隣接し、従前に物流倉庫が立地していた場所に設けられていた鉄道事業の工事ヤード跡地に位置しています。建設地は、駅前にふさわしい土地利用の転換及び良好な市街地環境の形成を図ることを目的として、土地の高度利用を図り、コミュニティプロムナードの大部分を形成する空地を確保するものとされています。また、周辺の地域住民のニーズに応える商業、生活支援、交流等の機能や多様な世代・世帯構成による居住機能を集積した、核となる大規模な建築物を整備し、地域の交流の拠点を形成する計画です。
施設構成は、1階に住宅共用部、2階に子育て支援施設、3階に大学活動支援施設、農業活動支援施設、4階に医療施設、1階~4階に商業店舗「HAZAAR(ハザール)」、5階~23階に住宅となります。住戸専有面積は28.12㎡~70.93㎡、間取りは1K~3LDK、共用施設にはエントランスホール、アクティブラウンジ(個室ブースエリア、キッチンスタジオ、ラウンジエリア、バルコニーエリア)が入ります。
構造面では、制振構造を採用、サービス・設備には24時間ゴミ出し可能各階ゴミ置き場や24時間有人管理によるサポート、空調完備の内廊下、無人販売サービス「Store600」の導入、防災備蓄共用倉庫、非常用発電設備などがあります。
建築主は日鉄興和不動産株式会社、三菱地所レジデンス株式会社、設計は株式会社アール・アイ・エー、施工は株式会社熊谷組となっています。着工は2021年2月28日、竣工は2023年11月下旬となっています。
出典・引用元
・リビオタワー羽沢横浜国大 公式サイト
・ハザワバレー 公式サイト
・横浜市 S-007:神奈川 羽沢南二丁目地区
・寺田倉庫株式会社 寺田倉庫初の複合商業施設「HAZAAR」、羽沢横浜国大駅に2024年秋開業
過去の建設状況
概要
名称 | リビオタワー羽沢横浜国大 |
計画名 | (仮称)羽沢横浜国大駅前A地区開発計画/神奈川羽沢南二丁目地区 |
所在地 | 神奈川県横浜市神奈川区羽沢南2丁目508番、509番、515番 |
用途 | 共同住宅、店舗、駐車場、駐輪場、大学活動支援施設、医療施設、子育て支援施設、農業活動支援施設 |
階数 | 本体棟:地上23階、地下1階 駐車場棟:地上4階 |
高さ | 92.50m |
構造 | 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 制振構造 |
基礎工法 | 直接基礎 |
総戸数 | 357戸(募集対象外住戸7戸含む)、他に店舗等(区画数未定) |
敷地面積 | 7,407.45㎡ |
建築面積 | 4,214.19㎡ |
延床面積 | 46,307.91㎡ |
着工 | 2021年2月28日 |
竣工 | 2023年11月下旬 標識:2024年1月31日 |
建築主 | 日鉄興和不動産株式会社、三菱地所レジデンス株式会社 |
設計 | 株式会社アール・アイ・エー |
施工 | 株式会社熊谷組 |
最寄駅 | 相鉄・JR直通線、相鉄新横浜線「羽沢横浜国大」駅 |
備考 | 【HAZAWA VALLEY (羽沢バレー)】 ▼施設構成[A-1敷地] 1階:住宅共用部、商業店舗「HAZAAR(ハザール)」 2階:商業店舗「HAZAAR(ハザール)」、子育て支援施設 3階:商業店舗「HAZAAR(ハザール)」、大学活動支援施設、農業活動支援施設 4階:商業店舗「HAZAAR(ハザール)」、医療施設 5階~23階:住宅 [A-2敷地] 防災機能を備えた広場 [B-1敷地] ー [B-2敷地] ー [C敷地] 商業店舗「クリエイトエス・ディー羽沢横浜国大駅前店」 [D敷地] ー 専有面積:28.12㎡~70.93㎡ 間取り:1K~3LDK 共用施設:エントランスホール、アクティブラウンジ(個室ブースエリア、キッチンスタジオ、ラウンジエリア、バルコニーエリア) |
位置図
標識
区域図
断面図
イメージパース
▼当初計画
写真
北西側から見たリビオタワー羽沢横浜国大の様子です。
角住戸には床から天井付近まであるダイレクトウインドウのコーナーサッシが採用されており、バルコニー手摺にはガラス手摺が採用されています。
リビオタワー羽沢横浜国大の低層部分とプロムナード(広場空間)、[C敷地]商業店舗「クリエイトエス・ディー羽沢横浜国大駅前店」の様子です。
リビオタワー羽沢横浜国大の1階~4階には、約25店舗のテナントが入る寺田倉庫初の複合商業施設「HAZAAR(ハザール)」が入ります。
プロムナード(広場空間)の様子です。
プロムナードは、駅・街・地域をつなぎ、にぎわいや交流の核となるよう、街の中心にデザインされており、駅舎と駅前広場・プロムナードが道路や信号を挟まずフラットにつながり、歩車分離がなされた安心して歩ける空間となっています。また、プロムナードには、植栽、ベンチ、デジタルサイネージなどを配置し、憩いの時間や多彩な情報を提供できる場として機能しています。
北側、駅前広場地区に建っている換気塔です。
プロムナードは「羽沢横浜国大」駅まで続いており、歩車分離されたプロムナードを経由して駅まで徒歩1分となっています。
プロムナードを含む広場空間は、約3,100㎡の広さとなっています。広場には現代美術家・曽谷朝絵氏が制作する“水面”がテーマのアートが設置されています。
プロムナードの様子です。
北側から見たリビオタワー羽沢横浜国大の様子です。
羽沢横浜国大駅前から見たリビオタワー羽沢横浜国大の様子です。駅まではプロムナードでフラットアプローチですが、屋根は設置されていませんでした。
羽沢横浜国大駅前から見たプロムナードとリビオタワー羽沢横浜国大の低層部分の様子です。
「プロムナード」のイメージパースです。
「エントランスホール」のイメージパースです。
「アクティブラウンジ」のイメージです。
アクティブラウンジのうち、「キッチンスタジオ」のイメージパースです。
2019年11月30日に開業した相鉄・JR直通線と相鉄新横浜線の新駅「羽沢横浜国大」駅とリビオタワー羽沢横浜国大の様子です。
東側から見たリビオタワー羽沢横浜国大の様子です。
エントランスの様子です。
東側隣接地には、B-1敷地、B-2敷地となっており、A地区の空地と一体となってコミュニティプロムナードを形成する空地を確保するとともに、商業、居住等の機能を導入した複数の中規模の建築物を整備することにより、にぎわいの向上を図るものとされています。
荷捌きへの出入口の様子です。
リビオタワー羽沢横浜国大の駐車施設は、住宅用機械式駐車場(エレベータパーキング)144台、商業用自走式立体駐車場が129台となります。また、ほかに住宅用バイク置場4台、住宅用ミニバイク置場14台、住宅用自転車置場500台(2段ラック式下部スライド式494台、ラック式6台)、商業用バイク置場11台が確保されます。
南西側から見たリビオタワー羽沢横浜国大の様子です。
リビオタワー羽沢横浜国大の屋上部分には、「羽沢」の地名にちなんだ羽型のフィンが設けられています。
最終更新日:2024年2月4日