横浜コネクトスクエア/三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミアは、神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目に建つ地上28階、地下1階、高さ145.82mの超高層ビルです。 立地は、みなとみらいの中心エリア・37街区に位置しており、建設地は元々、「(仮称)みなとみらい21中央地区37街区Ⅱ期棟計画」として、三菱重工業が三菱重工横浜ビルの北側にツインタワービルのうち北側の棟として計画していた街区になります。その後、1990年代後半に計画されていた(仮称)みなとみらい21中央地区37街区Ⅱ期棟計画の建設計画は失われた20年の不況によって凍結され、住宅展示場として暫定利用されていた跡地に位置しています。 施設構成は地下1階に機械式駐車場、地上1階に店舗、エントランス、2階にオフィスロビー、3階に機械室、4~18階にオフィス、19階に機械室、20階にホテルロビー、20~27階にホテル「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」となります。 オフィススペックは、基準階貸室面積が約4,152㎡ (約1,256坪)、天井高が2,900mm(4階、18階は3,200mm)、OAコンセント容量が50VA/㎡(4階、18階は80VA/㎡)、床荷重は約500 kg/㎡、ヘビーデューティーゾーンが800kg/㎡となります。また、付帯施設として9階には、コワーキングスペースや貸会議室等を有するラウンジスペースが設けられています。 三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミアの客室構成は、エグゼクティブコーナーキング/ツイン(46.1㎡/各7室)、デラックスクイーン(プロジェクター付)(30.0㎡/14室)、スーペリアクイーン (電子レンジ・洗濯機付)(26.4㎡/20室)、デラックストリプル(32.6㎡/30室)からなります。また、付帯施設にはロビー、ラウンジ、サロン、テラスエリア、sky pool LA MAGNOLIA(スカイプール ラ マグノリア)、ジェットバス、フィットネスジム、 レストラン「RISTORANTE E’VOLTA-Unico Polo-(リストランテ エボルタ -ウニコ ポーロ-)」 BAR BELLO GATTI(バー ベッロ ガッティ)が入ります。 BCP対策面では、「ビル設備・エレベーターの耐震化」のほか、「電気設備の浸水対策」、「防災備蓄倉庫」、「屋上ヘリコプターホバリングスペース」、「被災時の給排水設備対応」がなされており、電力供給システムにおいては、電力会社からの3回線スポットネットワーク方式の採用、3階にはオフィス専有部へ事業継続可能な電力を3日間(72 時間:25VA/㎡)供給可能な非常用発電設備が設置されています。 また、環境性能面では、外構に雨水を一時貯留するレインガーデンやバードバスのほか、平置き駐車場へのEV充電器の設置、「高性能 Low-E 複層ガラスの採用」、「屋上緑化による外部環境負荷の低減」、「BEMS によるエネルギーマネジメント」、「雨水の再利用システム」、「ガスコージェネレーションシステムの廃熱利用」等の様々なインフラシステムを導入しており、CASBEE 横浜認証制度を取得しています。 芸術・アートへの取り組みも行われており、みなとみらい大通り交差点側と横浜美術館側の2か所に外壁アートが設置されています。アートは、野老 朝雄氏による「CONNECTING DOT 01/02」、「MOSAIC / CONNECT」、「CONNECTING CROSSING」、鍋田 庸男氏による「精緻と情熱 Precision and Passion 2023」となっています。 建築主はパナソニックホームズ株式会社、鹿島建設株式会社、ケネディクス株式会社よる出資により設立された合同会社 KRF48、設計は鹿島建設株式会社、施工は鹿島・フジタ・馬淵・大洋建設工事共同企業体です。着工は2020年4月1日、既存建築物解体着手は2019年8月10日、竣工は2023年1月となっています。三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミアは2023年5月16日に開業しています。
過去の建設状況
→過去の建設状況
概要
名称
横浜コネクトスクエア ホテル名称:三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア
計画名
(仮称)MM37タワー/(仮称)みなとみらい21中央地区37街区開発計画
所在地
神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目3番3号
用途
事務所、ホテル、店舗、駐車場
階数
地上28階、地下1階、塔屋1階
高さ
145.82m
構造
鉄骨造(一部CFT柱)、鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造 制振構造(高性能オイルダンパ HiDAX-e、座屈拘束ブレース、ハニカムダンパ)
基礎工法
ー
客室数
364室
敷地面積
10,082.20㎡
建築面積
6,105.89㎡
延床面積
121,726.85㎡ 標識:121,676.01㎡
着工
2020年4月1日 既存建築物解体着手:2019年8月10日
竣工
2023年1月
建築主
合同会社 KRF48 (パナソニックホームズ株式会社、鹿島建設株式会社、ケネディクス株式会社より出資)
設計
鹿島建設株式会社
施工
鹿島・フジタ・馬淵・大洋建設工事共同企業体
最寄駅
みなとみらい線「みなとみらい」駅 、JR根岸線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅
備考
▼施設構成 地下1階:機械式駐車場 地上1階:店舗、エントランス 2階:オフィスロビー 3階:機械室 4~18階:オフィス 19階:機械室 20階:ホテルロビー 20~27階:ホテル「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」 ▼三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア 客室:エグゼクティブコーナーキング/ツイン(46.1㎡/各7室)、デラックスクイーン(プロジェクター付)(30.0㎡/14室)、スーペリアクイーン (電子レンジ・洗濯機付)(26.4㎡/20室)、デラックストリプル(32.6㎡/30室) 付帯施設:ロビー、ラウンジ、サロン、テラスエリア、sky pool LA MAGNOLIA(スカイプール ラ マグノリア)、ジェットバス、フィットネスジム、 レストラン「RISTORANTE E’VOLTA-Unico Polo-(リストランテ エボルタ -ウニコ ポーロ-)」 BAR BELLO GATTI(バー ベッロ ガッティ)
位置図
標識
区域図
出典:国土交通省
配置図
出典:横浜市
立面図
現地にて撮影
断面図
出典:国土交通省
イメージパース
出典:CBRE
▼当初計画
出典:国土交通省
写真
北西側から見た横浜コネクトスクエアの様子です。
北西側から見た横浜コネクトスクエアの高層部分の様子です。
エントランスの様子です。
テナント一覧と案内図です。
オフィスエントランスです。
エントランス前に位置するデッキレベルのピロティ空間です。
北側から見た横浜コネクトスクエアの様子です。
北東側から見た横浜コネクトスクエアの様子です。
北東側から見た横浜コネクトスクエアの低層部分の様子です。
三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミアのエントランスです。敷地南東側に位置しています。
駐車場出入口です。機械式226台、自走式16台、荷捌10台、身体障害者用駐車場2台の合計252台となっています。
ホテルエントランス前にある車寄せです。
歩道状空地です。ベンチも付帯する植栽も整えられました。
敷地南側の広場の様子です。
横浜コネクトスクエアの高層部分の様子です。セットバックしている20~27階に「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」が入ります。
出典:パナソニックホームズ株式会社/鹿島建設株式会社/ケネディクス株式会社
「ロビー」のイメージパースです。
出典:パナソニックホームズ株式会社/鹿島建設株式会社/ケネディクス株式会社
「ラウンジ」のイメージパースです。
出典:三井不動産株式会社/株式会社三井不動産ホテルマネジメント
「スカイプール」のイメージパースです。
出典:三井不動産株式会社/株式会社三井不動産ホテルマネジメント
「ジェットバス」のイメージパースです。
出典:パナソニックホームズ株式会社/鹿島建設株式会社/ケネディクス株式会社
「客室」のイメージパースです。
出典:パナソニックホームズ株式会社/鹿島建設株式会社/ケネディクス株式会社
「テラス」のイメージパースです。
東側、グランモール公園から見た横浜コネクトスクエアの様子です。
南西側から見た横浜コネクトスクエアの様子です。
南西側から見た横浜コネクトスクエアの低層部分の様子です。
西側から見た横浜コネクトスクエアの低層部分の様子です。
横浜コネクトスクエアは、JR「桜木町」駅とペデストリアンデッキで直結しています。
ペデストリアンデッキからエントランスと同じレベルのデッキに接続しています。
みなとみらい21エリアの超高層オフィスビル群と横浜コネクトスクエアの様子です。
タワーマンションのイメージが強い横浜・みなとみらい21ですが、西側エリアはオフィスビルが建ち並ぶビジネス街が形成されています。
地上33階、地下2階、高さ151.9mの超高層ビル「三菱重工横浜ビル」と横浜コネクトスクエアの夜景です。
グランモール公園側から見た横浜コネクトスクエアの夜景です。
最終更新日:2024年3月27日