(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト (コンラッド横浜/(仮称)ラ・トゥール横浜)

(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクトは、神奈川県横浜市中区北仲通6丁目で建設中の客室数272室のラグジュアリーホテル「コンラッド横浜」と総戸数224戸の高級賃貸マンション「(仮称)ラ・トゥール横浜」から構成される地上40階、地下2階、高さ150.00mの超高層複合ビルです。

立地は、「馬車道」駅の北西、北仲橋の東側、汽車道のある海沿いに位置しています。高水準な宿泊機能やMICE誘致可能な大型バンケットを有するホテルと、100 ㎡以上の大型住戸を中心としたハイグレードな住戸を供給することで、横浜の国際競争力向上に寄与するものとされています。また、ペデストリアンデッキ、水際線プロムナード、広場空間の整備を行うことにより、北仲通北地区全体の回遊性を高め、水際空間に賑わいを創出するとともに、街の防災性能を高めることで、都市再生に貢献することを目的として開発が進められています。

施設構成は、地下2階~地下1階に駐車場、地上1階~2階に共同住宅エントランス、地上1階~16階にホテル「コンラッド横浜」、17階に設備展開階、18階~40階に共同住宅「(仮称)ラ・トゥール横浜」となります。また、隣接するA-4地区などとペデストリアンデッキで結ばれ、海沿いの水際線プロムナードと合わせて歩行者ネットワークが強化されます。

「コンラッド横浜」は、ヒルトンが運営するラグジュアリーホテルで、約48平米のスタンダードルームを中心とした全272室の客室の他、付帯施設には料飲施設4店舗(オールデイダイニング、スペシャリティレストラン、バー)、ジム、スパ、屋内プール、約360平米のボールルームや多目的で使用可能な宴会・会議場、エグゼクティブラウンジ、ウェディングチャペルが入ります。

「(仮称)ラ・トゥール横浜」は、住友不動産の最上級賃貸レジデンスで、専有面積は約65㎡~280㎡、間取りは1LDK~4LDK、共用施設・サービスはスカイロビー、パーティルーム、フィットネス、バイリンガル対応コンシェルジュサービス、ヴァレーサービスとなります。

外観意匠面では、汽車道側の水際線プロムナードに沿ってイベントホールやレストラン、ウェディングエリアが配置され、低層部は2つのボリュームで構成、海側はノートルダム横浜みなとみらいと高さを揃え、栄本町線側は横浜市庁舎の低層部と高さを揃えることで周辺建物と調和した連続性を感じさせる街並みを形成するものとされています。

建築主は株式会社大和地所、住友不動産株式会社、設計は株式会社久米設計、施工は鹿島建設株式会社です。着工は2023年04月30日、竣工は2026年11月30日となっています。

出典・引用元

横浜市 第69回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録 議事1 資料1、2、3
横浜市 61.北仲通北地区(A地区)再開発計画 環境影響評価手続
国土交通省 横浜都心・臨海地域におけるハイグレードな国際交流拠点の形成~(仮称)北仲通北地区A1・2 地区を国土交通大臣が認定~
住友不動産株式会社/株式会社大和地所 「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」施設概要決定 横浜の歴史と未来をつなぐ北仲地区に 「コンラッド横浜」 及び 「(仮称)ラ・トゥール横浜」 2027年開業
ヒルトン 「コンラッド横浜」 2027年開業予定

過去の建設状況

→過去の建設状況


出典:横浜市

概要

名称 (仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト
ホテル名:コンラッド横浜
マンション名:(仮称)ラ・トゥール横浜
計画名 (仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト
所在地 神奈川県横浜市中区北仲通6丁目103番他
用途 ホテル、共同住宅、物販店舗、駐車場
階数 地上40階、地下2階、塔屋2階
高さ 150.00m
横浜市資料:最高高さ約162m、建築物の高さ約150m
構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
制振構造
基礎工法
総戸数 224戸
客室数 272室
敷地面積 9,302.31㎡
建築面積 5,448.71㎡
延床面積 97,081.86㎡
着工 2023年04月30日
竣工 2026年11月30日
建築主 株式会社大和地所、住友不動産株式会社
ホテル運営:ヒルトン
設計 株式会社久米設計
施工 鹿島建設株式会社
最寄駅 みなとみらい線「馬車道」駅、JR根岸線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅
備考 ▼施設構成
地下2階~地下1階:駐車場
地上1階~2階:共同住宅エントランス
地上1階~16階:ホテル「コンラッド横浜」
17階:設備展開階
18階~40階:共同住宅「(仮称)ラ・トゥール横浜」

▼コンラッド横浜
付帯施設:料飲施設4店舗(オールデイダイニング、スペシャリティレストラン、バー)、ジム、スパ、屋内プール、宴会・会議場、エグゼクティブラウンジ、ウェディングチャペル

▼(仮称)ラ・トゥール横浜
専有面積:約65㎡~280㎡
間取り:1LDK~4LDK
共用施設・サービス:スカイロビー、パーティルーム、フィットネス、バイリンガル対応コンシェルジュサービス、ヴァレーサービス
 
 
 

位置図

標識

区域図

出典:横浜市

配置図

出典:横浜市

立面図

出典:横浜市

断面図

出典:横浜市

イメージパース

出典:横浜市

施設構成・イメージ

出典:横浜市

(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクトの夜景イメージパースです。

 

 

出典:横浜市

(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクトの低層基壇部の完成予想パースです。敷地形状にあわせ、2つのボリュームで構成される低層部は、栄本町線側は横浜市庁舎の低層部、海側はノートルダム横浜みなとみらいと高さを揃え、周辺建物と調和した連続性を感じさせる街並みを形成するものとされています。

 

 

出典:横浜市

ペデストリアンデッキの完成予想パースです。

 

 

出典:横浜市

ペデストリアンデッキから接続する低層基壇部の通路の完成予想パースです。列柱とレンガ調の外壁が特徴的な意匠となります。

 

 

出典:横浜市

水際線プロムナード沿いの完成予想パースです。

 

 

出典:横浜市

低層基壇部の夜景完成予想パースです。

 

 

出典:横浜市

低層基壇部の夜景完成予想パースです。低層部は列柱とレンガの壁のライトアップなど、間接光を主体とした落ち着いた柔らかな光による品格ある街路空間を創出するものとされています。

 

 

出典:横浜市

デッキレベルの歩行者ネットワークイメージです。馬車道駅だけでなく、桜木町駅前までデッキで直結することとなります。

 

 

2023年9月建設状況

北西側から見た建設中の(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクトの様子です。

 

 

撮影時はクローラークレーンや三点式パイルドライバなどの重機が並び、基礎工事が進められていました。

 

 

北側の汽車道から見た建設中の(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクトの様子です。

 

 

北東側から見た建設中の(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクトの様子です。

 

 

A-3地区側から見たペデストリアンデッキ延伸予定部の様子です。

 

  

南側から見た建設中の(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクトの様子です。

 

 

南西側正面から見た建設中の(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクトの様子です。

 

 

西側から見た建設中の(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクトの様子です。

2023年9月24日撮影

最終更新日:2024年4月16日

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