マリオスは、岩手県盛岡市盛岡駅西通2丁目に建つ地上20階、地下2階、高さ92.0mの超高層ビルです。立地は、「盛岡」駅西口に位置しており、国鉄森岡工場跡地を再開発した盛岡駅西口開発の中核を担う施設となっています。
施設構成は、地下1階に盛岡駅西口熱供給センター、地下1階~地上5階に盛岡市民文化ホール、1階に店舗、2階に盛岡駅西口熱供給センター、3階にいわて観光経済交流センター、4階~5階に店舗、6階~8階にオフィス、9階~10階に株式会社岩手ソフトウェアセンター、オフィスフロア、11階~17階にオフィス、18階に会議室、19階にオフィス、20階に展望室となっています。
建築主は株式会社盛岡地域交流センター、盛岡市、岩手県、株式会社岩手ソフトウェアセンター、東北電力株式会社、設計は株式会社岡設計(現:株式会社関・空間設計)、施工は鹿島建設株式会社です。着工は1995年2月1日、竣工は1997年10月23日となっています。
概要
名称 | マリオス 盛岡地域交流センター 盛岡市民文化ホール |
計画名 | ー |
所在地 | 岩手県盛岡市盛岡駅西通2丁目9番1 |
用途 | 事務所、店舗、会議室、ホール、展望施設、地域冷暖房施設 |
階数 | 高層棟:地上20階、塔屋1階 低層棟:地上6階、地下2階 |
高さ | 92.0m |
構造 | 高層棟:鉄骨造 低層棟:鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 |
基礎工法 | ー |
敷地面積 | 8,000㎡ |
建築面積 | 7,296㎡ |
延床面積 | 52,624.81㎡ |
着工 | 1995年2月1日 |
竣工 | 1997年10月23日 |
建築主 | 株式会社盛岡地域交流センター、盛岡市、岩手県、株式会社岩手ソフトウェアセンター、東北電力株式会社 |
設計 | 株式会社岡設計(現:株式会社関・空間設計) |
施工 | 鹿島建設株式会社 |
最寄駅 | JR東北新幹線、秋田新幹線、東北本線、田沢湖線、山田線、IGRいわて銀河鉄道「盛岡」駅 |
備考 | 「MALIOS(マリオス)」の名称由来は下記6つの言葉の頭文字より ・Mart(商店街~商業施設) ・Art(芸術~文化ホール、美術展示室) ・Life(生活~地域冷暖房施設) ・Intelligence(情報~高度情報施設) ・Office(会社~企業オフィス) ・Sightseeing(観光~物産観光施設) ▼施設構成 地下1階:盛岡駅西口熱供給センター 地下1階~地上5階:「盛岡市民文化ホール」大ホール1,510席、小ホール350席 1階:店舗 2階:盛岡駅西口熱供給センター 3階:いわて観光経済交流センター 4階~5階:店舗 6階~8階:オフィス 9階~10階:株式会社岩手ソフトウェアセンター オフィスフロア 11階~17階:オフィス 18階:会議室 19階:オフィス 20階:展望室 |
位置図
写真
東側から見たマリオスの様子です。
北側から見たマリオスの様子です。
マリオスの東側に広がり、盛岡駅とも直結している人工地盤の広場「シンボル広場」と「光の広場」です。モニュメントの「清流の流れる町・盛岡をいつまでも守ろう」が中心に置かれ、周囲にはゲートウォールが設置されています。
20階の展望室の様子です。
展望室には「盛岡駅西口地区土地区画整理事業」の完成予想模型が置かれています。
展望室から見た岩手山方面の景色です。
展望室から見た盛岡駅方面の夜景です。
4階のアトリウムには、旧国鉄盛岡工場の鉄工職場として使用されていた建物の外壁を復元したレンガ壁が設けられているほか、C57やDD51、ED75などの機関車模型が設置されています。
マリオスの夕景です。
2023年10月23日撮影
最終更新日:2023年5月24日