MJR熊本ゲートタワーは、熊本県熊本市西区春日3丁目で建設中の地上30階、高さ108.60m、総戸数236戸の超高層タワーマンションです。立地は、JR「熊本」駅南西側の駐車場跡地に位置しています。
専有面積は48.67㎡~167.26㎡、間取りは1LDK~3LDK、共用施設にはグランドエントランス、コンシェルジュデスク、ライブラリラウンジ、スカイラウンジ、オーナーズラウンジ、ウェイティングルーム、コーチエントランスが入ります。構造面では免震構造が採用されています。
外観デザインには、熊本城の石垣や通路をモチーフにした伝統的な要素を取り入れ、重厚感を持つブラックを基調にホワイトの水平ラインがアクセントとして加えられています。バルコニー手摺りは乳白色とブラウンのツートーンで縦方向に伸びやかな印象を与え、エントランスには気品を感じさせる石調タイルが施されています。
また、豊富な共用空間や四季折々の植栽に囲まれた美しい環境が、オーナーの多様なライフスタイルをサポートし、熊本の歴史や文化を継承しながら新しい時代の象徴となるものとされています。
フロア構成は次の通りです。
- Top Floor (30階):最上階の4邸では、地上約100mからのプレミアムな3LDKプラン(142.52㎡〜167.26㎡)を提供します。
- Executive Floor (21階〜29階): 2LDK(73.12㎡〜)および3LDK(112.16㎡〜)が広がり、熊本市内を一望できる贅沢な住空間です。
- Sky Lounge (20階一部):地上約65mから熊本城や阿蘇のパノラマが楽しめる空間で、愉悦のひとときを提供します。
- Urban Floor (2階〜20階):1LDK(48.67㎡〜)から3LDK(87.16㎡〜)まで、住まう方のニーズに応える都心邸宅です。
構造・設備面では、免震構造を採用しており、地震による揺れを建物に直接伝えないため、建物の被害を防ぐだけでなく、家具や什器の転倒など二次災害も抑え、安全性を確保します。免震装置には、荷重支持機能を持つ積層ゴムや、振動減衰機能を持つ鉛プラグが搭載されています。
また、建物には高性能なT-2サッシ(遮音性)が採用されており、室外音が65dB〜70dBの場合でも、室内音を35dB〜40dBに抑え、静かな環境を提供します。窓にはLow-E複層ガラスを使用しており、乾燥した空気を2枚のガラスで挟むことで優れた断熱性を持ち、結露防止や光熱費の低減に貢献します。
天井高は、30階が約2.8m、21〜29階が約2.7m、2〜20階が約2.6mとなっており、メインバルコニー側のサッシは、30階で高さ約2.32m、21〜29階で高さ約2.22m、2〜20階で高さ約2.12m(一部を除く)を確保しています。これにより、多くの陽光が差し込み、明るい空間を演出します。
さらに、セキュリティ面では、風除室、エレベータホール、各住戸の玄関に防犯仕様が施され、来訪者のチェックを通じて安全を確保します。エレベータには非常用通知ボタンが設置されており、防犯ブザーで周囲に知らせることができます。さらに、2〜20階専用、21〜30階専用のエレベータを設けて、プライバシーと待ち時間の軽減にも配慮しています。
建築主は九州旅客鉄道株式会社、京阪電鉄不動産株式会社、設計は株式会社INA新建築研究所、施工はMJR熊本ゲートタワー新築工事特定建設工事共同企業体 (株式会社大林組、九鉄工業株式会社)です。着工は2023年6月1日頃、竣工は2026年2月となっています。
出典・引用元
・MJR熊本ゲートタワー 公式サイト
過去の建設状況
→過去の建設状況
出典:MJR熊本ゲートタワー 公式サイト
概要
名称 |
MJR熊本ゲートタワー |
計画名 |
(仮称)西区春日三丁目プロジェクト |
所在地 |
熊本県熊本市西区春日3丁目2191番2 |
用途 |
共同住宅(分譲) |
階数 |
地上30階、塔屋2階 |
高さ |
102.00m (最高:108.60m) |
構造 |
鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 免震構造 |
基礎工法 |
ー |
総戸数 |
236戸 |
敷地面積 |
4,285.41㎡ |
建築面積 |
1,502.50㎡ |
延床面積 |
26,707.68㎡ |
着工 |
2023年6月1日頃 |
竣工 |
公式サイト:2026年2月 標識:2026年3月13日頃 |
建築主 |
九州旅客鉄道株式会社、京阪電鉄不動産株式会社 |
設計 |
株式会社INA新建築研究所 |
施工 |
MJR熊本ゲートタワー新築工事特定建設工事共同企業体 (株式会社大林組、九鉄工業株式会社) |
最寄駅 |
JR九州新幹線、鹿児島本線、豊肥本線「熊本」駅、熊本市交通局(熊本市電)幹線、田崎線「熊本駅前」電停 |
備考 |
専有面積:48.67㎡~167.26㎡ 間取り:1LDK~3LDK 共用施設:グランドエントランス、コンシェルジュデスク、ライブラリラウンジ、スカイラウンジ、オーナーズラウンジ、ウェイティングルーム、コーチエントランス |
位置図
標識
配置図
現地にて撮影
イメージパース
出典:MJR熊本ゲートタワー 公式サイト
施設構成・イメージ
出典:MJR熊本ゲートタワー 公式サイト
熊本駅側から見たMJR熊本ゲートタワーの鳥瞰完成予想パースです。
出典:MJR熊本ゲートタワー 公式サイト
MJR熊本ゲートタワーの鳥瞰完成予想パースです。
出典:MJR熊本ゲートタワー 公式サイト
展望イメージです。
出典:MJR熊本ゲートタワー 公式サイト
「ブルームスクエア」の完成予想パースです。
出典:MJR熊本ゲートタワー 公式サイト
「アプローチ」の完成予想パースです。
出典:MJR熊本ゲートタワー 公式サイト
「ライブラリラウンジ」の完成予想パースです。
出典:MJR熊本ゲートタワー 公式サイト
「スカイラウンジ」の完成予想パースです。
出典:MJR熊本ゲートタワー 公式サイト
「オーナーズラウンジ」の完成予想パースです。
2025年1月建設状況
南西側から見た建設中のMJR熊本ゲートタワーの様子です。
南東側から見た建設中のMJR熊本ゲートタワーの様子です。
南東側から見た建設中のMJR熊本ゲートタワーの低層部分の様子です。
南東側、MJR熊本ザ・タワー付近から見た建設中のMJR熊本ゲートタワーの様子です。
南側から見上げた建設中のMJR熊本ゲートタワーの様子です。
南側から見た建設中のMJR熊本ゲートタワーの様子です。
南西側から見上げた建設中のMJR熊本ゲートタワーの様子です。
南西側から見た建設中のMJR熊本ゲートタワーの様子です。
南西側から見た建設中のMJR熊本ゲートタワーの低層部分の様子です。
南西側から見た建設中のMJR熊本ゲートタワーの高層部分の様子です。
北西側から見た建設中のMJR熊本ゲートタワーの様子です。
西側から見た建設中のMJR熊本ゲートタワーと先行して竣工したMJR熊本ザ・タワーの様子です。
北東側から見上げた建設中のMJR熊本ゲートタワーの様子です。
北東側から見た建設中のMJR熊本ゲートタワーの低層部分の様子です。敷地北側には、平面駐車場とタワーパーキングが設置されます。総戸数236戸に対して、タワーパーキング138台、平置き7台の計145台収容となり、他に待機2台、サービス用1台分確保されます。
北東側側から見た建設中のMJR熊本ゲートタワーの様子です。
撮影時は28階の躯体施工が進められていました。
熊本駅白川口から見た建設中のMJR熊本ゲートタワーと熊本駅前の様子です。
熊本駅新幹線ホームから見た建設中のMJR熊本ゲートタワーの様子です。
南側から見た建設中のMJR熊本ゲートタワーと竣工済みのMJR熊本ザ・タワーの様子です。MJRのタワーが高架を挟んでツイン構成になりました。
最終更新日:2025年1月9日