ザ・ファインタワー久屋大通は、愛知県名古屋市中区丸の内三丁目に建つ地上25階、高さ84.65mのタワーマンションです。立地は、南側を桜通、東側を伊勢町通りに面した場所に建っていた「朝日丸の内ビル」跡地に位置しています。
外観意匠にアール・デコ様式を採用したデザインが特徴となっており、エンパイアステートビルなど摩天楼と呼ばれるタワーなどと同様に、幾何学的モチーフが特徴の造形美となっています。この地に古くより息づく和洋折衷建築である帝冠様式のエッセンスを吸収したデザインも織り込まれています。
専有面積は35.25㎡~154.28㎡、間取りは1LDK~3LDK、共用施設には、グランドエントランスやカーゲート付き車寄せもあるオーナーズエントランス、エントランスホール、ラウンジが入っています。また、構造は制振構造が採用されており、「壁式摩擦ダンパー」が設置されているほか、セキュリティ面では、グランドエントランスとオーナーズエントランスでのオートロックによる1次セキュリティ、1階エレベーターホールでの2次セキュリティ、さらに各住戸玄関前の3次セキュリティと、トリプルセキュリティが採用されています。
建築主は京阪電鉄不動産株式会社、名鉄不動産株式会社、セキスイハイム東海株式会社、設計は浅井謙建築研究所株式会社、佐藤工業株式会社、施工は佐藤工業株式会社となります。既存建築物解体着手は2019年4月1日、着工は2020年6月中旬頃、竣工は2023年12月となっています。
過去の建設状況
→過去の建設状況
概要
名称 |
ザ・ファインタワー久屋大通 |
計画名 |
(仮称)名古屋市中区丸の内3丁目計画 |
所在地 |
愛知県名古屋市中区丸の内三丁目2109番1、2110番 |
用途 |
共同住宅(分譲) |
階数 |
地上25階 |
高さ |
84.65m |
構造 |
鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造 制振構造:壁式摩擦ダンパー |
基礎工法 |
場所打ち鋼管コンクリート拡底杭 |
総戸数 |
163戸(募集対象外住戸25戸含む) |
敷地面積 |
1,557.03㎡ |
建築面積 |
1,047.23㎡ |
延床面積 |
16,986.80㎡ |
着工 |
2020年6月中旬頃 既存建築物解体着手:2019年4月1日 |
竣工 |
2023年12月 |
建築主 |
京阪電鉄不動産株式会社、名鉄不動産株式会社、セキスイハイム東海株式会社 |
設計 |
浅井謙建築研究所株式会社、佐藤工業株式会社 |
施工 |
佐藤工業株式会社 |
最寄駅 |
地下鉄桜通線、名城線「久屋大通」駅 |
備考 |
専有面積:35.25㎡~154.28㎡ 間取り:1LDK~3LDK 共用施設:グランドエントランス、オーナーズエントランス、エントランスホール、ラウンジ |
位置図
標識
イメージパース
出典:ザ・ファインタワー久屋大通 公式サイト
写真
南東側から見たザ・ファインタワー久屋大通の様子です。
南東側から見たザ・ファインタワー久屋大通の低層部分の様子です。
南西側から見たザ・ファインタワー久屋大通の様子です。
桜通に架かる呉服町歩道橋から見たザ・ファインタワー久屋大通の様子です。
高層部分の様子です。小さめの塔屋があります。
呉服町歩道橋から見た桜通沿いの高層ビル群です。ザ・ファインタワー久屋大通と同等の高さの超高層オフィスビルなども数多く建っています。
エントランスの様子です。
幾何学的モチーフを主な特徴としたアール・デコ様式を継承しており、基壇部は繊細さが特徴的な意匠となっています。
出典:ザ・ファインタワー久屋大通 公式サイト
「エントランスホール」のイメージパースです。幾何学的なモチーフに木調のマテリアルを加え、大きな石材の断面を用いたアイストップウォール、和を感じる格子扉などが採用されています。
出典:ザ・ファインタワー久屋大通 公式サイト
「ラウンジ」のイメージパースです。
車寄せ・駐車場出入口の様子です。駐車場はシャッターゲートが採用されており、76台駐車可能な駐車場となっています。また、バイク置場は4台、自転車置場は163台となっています。
北東側から見たザ・ファインタワー久屋大通の様子です。
北西側から見たザ・ファインタワー久屋大通の様子です。
最終更新日:2024年2月12日