JR東京総合病院病棟等建替工事/JR東京総合病院 新病棟(入院棟)は、東京都渋谷区代々木で建設中の地上17階、地下1階、高さ73.6m、病床数401床の超高層ビルです。立地は、新宿駅南西側、JR南新宿ビルと小田急線に挟まれた場所に位置しています。1980年に竣工した地上16階、地下2階(地上15階、地下3階)のJR東京総合病院中央病棟が竣工から40年以上経過し、建物、設備の老朽化が進んできたため、解体、建て替えが行われています。
施設構成は、総合受付・救急外来・病棟の入る地上17階、地下1階(地上16階、地下2階)、高さ73.6mの「新病棟(入院棟)」と人間ドックセンター・JR東京総合病院高等看護学園の入る地上7階、地下2階の「健康管理棟(仮称)」が新たに建設され、外来診療・手術室・カフェスペースの入る地上7階、地下3階の「外来棟」は既存のまま活用される形となります。
建て替えを機会に、新型コロナウイルス感染症等感染症対策の強化、自然換気の導入等による病室の療養環境向上、救急医療の拡充、災害対応の強化、人間ドックの拡充等、病院のさまざまな機能を向上させるものとされています。
建築主は東日本旅客鉄道株式会社、設計は株式会社竹中工務店、施工は株式会社竹中工務店です。既存建築物の解体着手は2021年9月16日、着工は2022年4月1日、 竣工は2028年3月31日となっています。
出典・引用元
・東日本旅客鉄道株式会社 JR東京総合病院の病棟等の建替えについて
過去の建設状況
→過去の建設状況
概要
名称 |
JR東京総合病院病棟等建替工事/JR東京総合病院 新病棟(入院棟) |
計画名 |
JR東京総合病院病棟等建替工事/JR東京総合病院 新病棟(入院棟) |
所在地 |
東京都渋谷区代々木二丁目1番1、1番17 |
用途 |
病院、事務所、駐車場 新病棟(入院棟):総合受付・救急外来・病棟 健康管理棟(仮称):人間ドックセンター・JR東京総合病院高等看護学園 外来棟(既存):外来診療・手術室・カフェスペース |
階数 |
新病棟(入院棟):地上17階、地下1階(※リリース:地上16階、地下2階) 健康管理棟(仮称):地上7階、地下2階 外来棟:地上7階、地下3階 |
高さ |
70.0m (最高73.6m) |
構造 |
鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 |
直接基礎、杭基礎 |
病床数 |
401床 |
敷地面積 |
16,633.20㎡ |
建築面積 |
6,500.00㎡ (13,243.11㎡) |
延床面積 |
43,100.00㎡(119,821.99㎡) 健康管理棟(仮称):約9,600㎡ 外来棟:約18,000㎡ |
着工 |
2022年4月1日 解体着手:2021年9月16日 |
竣工 |
2028年3月31日 |
建築主 |
東日本旅客鉄道株式会社 |
設計 |
株式会社竹中工務店 |
施工 |
株式会社竹中工務店 |
最寄駅 |
小田急電鉄小田原線「南新宿」駅、JR、京王電鉄、小田急電鉄、東京メトロ、都営「新宿」駅、JR山手線、中央・総武線、都営大江戸線「代々木」駅 |
備考 |
ー |
位置図
標識
施設構成・イメージ
「新病棟(入院棟)内(4床病室の一例)」の完成予想パースです。
2023年9月建設状況
1980年に竣工した地上16階、地下2階(地上15階、地下3階)のJR東京総合病院中央病棟の様子です。敷地中央に建っており、新たな病棟の建設が進むにつれて徐々に姿が見えなくなってきました。
JR東京総合病院病棟 健康管理棟(仮称)
北東側から見た建設中のJR東京総合病院病棟等建替工事 健康管理棟(仮称)の様子です。健康管理棟(仮称)は、人間ドックセンター、JR東京総合病院高等看護学園が入る地上7階、地下2階の中層建物になります。撮影時は鉄骨建方が進められていました。
北東側から見た建設中のJR東京総合病院病棟等建替工事 健康管理棟(仮称)の様子です。
南側から見た建設中のJR東京総合病院病棟等建替工事 健康管理棟(仮称)の様子です。
JR東京総合病院 外来棟
JR東京総合病院 外来棟の様子です。外来棟は既存の地上7階、地下3階の中層建物が利活用されます。
JR東京総合病院 新病棟(入院棟)
南西側から見た建設中のJR東京総合病院病棟等建替工事 新病棟(入院棟)の様子です。撮影時はタワークレーンが設置され、地上の鉄骨建方が進められていました。
南西側から見た建設中のJR東京総合病院病棟等建替工事 新病棟(入院棟)の低層部分の様子です。
北西側から見た建設中のJR東京総合病院病棟等建替工事 新病棟(入院棟)の様子です。
2023年9月3日撮影
最終更新日:2023年10月23日