(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業

(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業は、東京都中野区四丁目に建設される地上60階、地下3階、高さ約262mの「高層棟」と地上11階、地下3階、高さ約48mの「低層棟」から構成される超高層ビルです。
立地は、JR・東京メトロ「中野」駅北口に建つ地上21階、高さ約92m、1973年1月竣工の「中野サンプラザ」のほか、地上9階、地下2階、1968年竣工の「中野区役所」、「中野駅北口交通広場」跡地に位置しています。再開発事業により、地区内外をつなぐ回遊性を高める歩行者ネットワークの形成や賑わいを創出するまちにひらかれた広場空間の整備、地域活力の向上に資するバランスのとれた都市機能の導入、区の防災計画をふまえた防災機能の強化が掲げられています。

施設構成は、「高層棟」の地下3階~地下1階に機械室、地上1階~5階に店舗、2階に住宅駐輪場、6階に事務所、7階に事務所ロビー、8階に機械室、9階~43階に住宅、44階~45階に機械室、46階~61階に事務所、62階に展望デッキ、PH階に機械室、「低層棟」の地下3階~地下2階に機械室、地下2階~地下1階に駐車場、公共駐輪場、地上1階にバス乗降施設、1階~3階にホール、2階~11階にホテルとなります。
「多目的ホール」は最大7,000人規模となるほか、屋外テラスを有する「展望施設」、区民や企業などの交流・会合の場として利用できる「バンケット・コンベンションセンター」も導入されます。更に中野駅から周辺地区へのアクセス動線となる歩行者デッキや、地上と歩行者デッキをつなぐ立体的なアトリウム空間の整備、中野駅周辺の各地区とバリアフリーでつながる立体的な歩行者ネットワークの形成が図られています。

建築主は野村不動産株式会社(代表)、東急不動産株式会社、住友商事株式会社、ヒューリック株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、設計は清水建設株式会社、施工は清水建設株式会社です。着工は2024年度、竣工は2028年度となっています。

出典・引用元

野村不動産株式会社/東急不動産株式会社/住友商事株式会社/ヒューリック株式会社/東日本旅客鉄道株式会社 「中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」都市計画決定のお知らせ
野村不動産株式会社/東急不動産株式会社/住友商事株式会社/ヒューリック株式会社/東日本旅客鉄道株式会社 『中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業』に関する基本協定書を中野区と締結
東京都(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業
東京都 (仮称)中野四丁目新北口駅前地区の市街地再開発事業の概要

過去の建設状況

→過去の建設状況


出典:東京都

概要

名称 (仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業
計画名 (仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業
所在地 東京都中野区中野四丁目1番、8番
用途 事務所、店舗、共同住宅、ホテル、ホール、展望施設、駐車場
階数 高層棟:地上62階、地下3階、塔屋2階
低層棟:地上11階、地下3階
高さ 高層棟:約250m (最高高さ:約262m)
低層棟:約48m
構造
基礎工法
総戸数 約1,100戸
客室数
敷地面積 約23,460㎡
建築面積 約18,800㎡
延床面積 約315,000㎡
着工 2024年度
竣工 2028年度
建築主 野村不動産株式会社(代表)、東急不動産株式会社、住友商事株式会社、ヒューリック株式会社、東日本旅客鉄道株式会社
設計 清水建設株式会社
施工 清水建設株式会社
最寄駅 JR中央線、中央・総武緩行線、東京メトロ東西線「中野」駅
備考 ▼施設構成 ※東京都資料より読み取り
▽高層棟
地下3階~地下1階:機械室
地上1階~5階:店舗
2階:住宅駐輪場
6階:事務所
7階:事務所ロビー
8階:機械室
9階~43階:住宅
44階~45階:機械室
46階~61階:事務所
62階:展望デッキ
PH階:機械室

▽低層棟
地下3階~地下2階:機械室
地下2階~地下1階:駐車場、公共駐輪場
地上1階:バス乗降施設
1階~3階:ホール
2階~11階:ホテル
 

位置図

区域図

出典:野村不動産株式会社

配置図

出典:東京都

断面図

出典:東京都

イメージパース

出典:野村不動産株式会社

施設構成・イメージ

出典:野村不動産株式会社

「展望施設」の完成予想パースです。

 

 

出典:野村不動産株式会社

「多目的ホール」の完成予想パースです。

 

 

出典:野村不動産株式会社

「デッキ」の完成予想パースです。

 

 

出典:野村不動産株式会社

「アトリウム」の完成予想パースです。

 

 

出典:野村不動産株式会社

「屋上広場」の完成予想パースです。

 

 

2023年12月建設状況

南西側から見た(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業の計画地の様子です。

 

  

地上60階、地下3階、高さ約262mの「高層棟」は現在の中野サンプラザ南側一帯に建設されます。

 

 

南東側から見た(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業の計画地の様子です。

 

 

2023年7月2日に閉館した地上21階、高さ約92m、1973年1月竣工の超高層ビル「中野サンプラザ」です。中野サンプラザの建っている再開発街区北側には、地上11階、地下3階、高さ約48mの「低層棟」が建設されます。

 

 

中野サンプラザ西側の地上9階、地下2階、1968年9月竣工の「中野区役所」跡地も再開発区域に含まれます。中野区役所の新庁舎はこちらの旧庁舎の北西側街区に新設されており、2024年6月に移転・開庁予定とされています。

 

 

再開発区域南側では、地上5階、高さ31.824m、延床面積18,354.51㎡の南北自由通路及び駅ビル商業施設「(仮称)中野駅西口開発」の建設工事が進められています。

 

 

北西側から見た(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業の計画地の様子です。

 

  

北東側から見た(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業の計画地の様子です。

最終更新日:2024年2月4日

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