自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業は、東京都目黒区自由が丘一丁目で建設中の地上15階、地下3階、高さ66.00m、総戸数約170戸の高層タワー型マンションをメインとした店舗・事務所等から構成される複合高層ビルです。
立地は、東急東横線、大井町線「自由が丘」駅北西側一帯に位置しており、区域内は商業地としての機能更新が進んでおらず、老朽化した建物が目立つことや、指定容積率充足率が低く、土地の高度利用が進んでいないこと、都市計画道路(補助127号線(カトレア通り)、補助46号線(すずかけ通り))が未整備であることが課題となっていました。
再開発事業により、土地の合理的かつ健全な高度利用による建築物の不燃化・共同化を図ることで、地域の安全性・防災性の向上に寄与する地区施設を整備するとともに、商業・業務・住宅機能を導入し、魅力ある駅前市街地を形成するものとされています。
施設構成は、地下3階~地下2階に駐車場、機械室、地下1階に駐輪場、地下1階~地上5階に店舗、6階に事務所、7階に住宅、商業諸室、機械室、8階~15階に住宅となります。また、広域商業地の駅前としての、にぎわいの維持・創出を図るため、商業機能を導入するほか、地区全体の防災性の向上を図るための防災機能、地区全体の商業・交通環境の改善を図るための交通補完機能(地域共同荷さばき場等)を入れるものとされています。
建築主は自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合、参加組合員はヒューリック株式会社、鹿島建設株式会社、設計は株式会社久米設計、事業コンサルタントは株式会社環境企画設計、基本設計は株式会社久米設計、施工は鹿島建設株式会社です。既存建築物解体着手は2023年8月24日、着工は2023年10月上旬、竣工は2026年7月下旬となっています。
出典・引用元
・東京都 自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合の設立を認可します
・目黒区 自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業
・自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合
過去の建設状況
概要
名称 | 自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業 |
計画名 | 自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業 |
所在地 | 地名地番:東京都目黒区自由が丘一丁目61番1 他35筆 住居表示:東京都目黒区自由が丘一丁目29番 |
用途 | 店舗、事務所、共同住宅、駐車場 |
階数 | 地上15階、地下3階、塔屋1階 |
高さ | 59.80m (最高66.00m) |
構造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 制振構造 |
基礎工法 | ー |
総戸数 | 約170戸 |
敷地面積 | 3,939.44㎡ |
建築面積 | 3,462.57㎡ |
延床面積 | 46,085.14㎡ |
着工 | 2023年10月上旬 既存建築物解体着手:2023年8月24日 |
竣工 | 2026年7月下旬 |
建築主 | 自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合 参加組合員:ヒューリック株式会社、鹿島建設株式会社 |
設計 | 株式会社久米設計 事業コンサルタント:株式会社環境企画設計 基本設計:株式会社久米設計 |
施工 | 鹿島建設株式会社 |
最寄駅 | 東急大井町線、東横線「自由が丘」駅 |
備考 | ▼施設構成 地下3階~地下2階:駐車場、機械室 地下1階:駐輪場 地下1階~地上5階:店舗 6階:事務所 7階:住宅、商業諸室、機械室 8階~15階:住宅 ▼道路・公共空地 街角広場1号(約120㎡) 街角広場2号(約150㎡) 歩行者通路1号(幅員2.6m、延長約60m) 歩行者通路1号(幅員2.6m、延長約75m) 貫通通路1号(幅員2.0m~4.0m、延長約75m) |
位置図
標識
▼解体工事のお知らせ
区域図
配置図
断面図
イメージパース
2024年1月建設状況
南西側から見た建設中の自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業の様子です。
南東側から見た建設中の自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業の様子です。
北東側から見た建設中の自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業の様子です。
北側から見た建設中の自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業の様子です。
北西側から見た建設中の自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業の様子です。
東急東横線、大井町線「自由が丘」駅です。乗降客数は125,005人/日、渋谷までは特急で約8分、急行で約9分となっています。
最終更新日:2024年2月24日