東京消防庁新本部庁舎は、東京都千代田区大手町1丁目に建設される地上22階、地下3階、鉄塔含む高さ185mの超高層ビルです。立地は、現東京消防庁本部庁舎北側に建つ地上8階、地下2階、高さ53m、1964年竣工の旧「気象庁庁舎」跡地に位置しています。
基本方針では、都民の命と生活を守る災害時の中核拠点となる庁舎、本部庁舎が有する機能を最大限に発揮できる庁舎、働く人の能力を最大限に発揮できる庁舎、人と環境に配慮した庁舎、都市機能と連携した都民に開かれた庁舎が掲げられています。
施設構成は、地下に駐車場、低層階に都民に開かれた施設等、丸の内消防署、中高層階に事務所等、屋上にヘリポート及び防災行政無線などの無線鉄塔となります。また、環境性能面ではZEB Ready取得を目標、構造面では免震構造の採用がなされます。
建築主は東京消防庁、基本計画策定支援業務は株式会社山下PMC、基本構想策定支援業務・本部庁舎解体工事計画策定支援業務は株式会社三菱地所設計です。着工は2028年度、竣工は2032年度となっています。
出典・引用元
概要
名称 | 東京消防庁新本部庁舎 |
計画名 | 東京消防庁新本部庁舎整備 |
所在地 | 東京都千代田区大手町1丁目7番28の一部 |
用途 | 消防署、防災施設、情報施設、事務所、商業施設 |
階数 | 地上22階、地下3階 |
高さ | 100m程度 (鉄塔含む高さ185m程度) |
構造 | ー 免震構造 |
基礎工法 | 直接基礎想定 支持層 20.0mと想定 |
敷地面積 | 最大5,300㎡程度 |
建築面積 | ー |
延床面積 | 約63,000㎡ |
着工 | 2028年度 |
竣工 | 2032年度 |
建築主 | 東京消防庁 |
設計 | 基本計画策定支援業務:株式会社山下PMC 基本構想策定支援業務・本部庁舎解体工事計画策定支援業務:株式会社三菱地所設計 |
施工 | ー |
最寄駅 | 東京メトロ東西線「竹橋」駅、東京メトロ、都営三田線「大手町」駅 |
備考 | ー |
位置図
区域図
断面図
イメージパース
現地状況
南西側から見た東京消防庁新本部庁舎の建設地の様子です。地上8階、地下2階、高さ53m、1964年竣工の旧「気象庁庁舎」が建っていますが、2020年11月〜12月に虎ノ門に移転しており、撮影時は既存建築物だけが残された状態となっていました。
南東側から見た東京消防庁新本部庁舎の建設地の様子です。
北西側から見た東京消防庁新本部庁舎の建設地の様子です。
建設地南側に建つ地上14階、地下3階、高さ約61m(鉄塔込みの高さ約119m)の現行の東京消防庁本部庁舎です。
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最終更新日:2024年4月3日