プラウドタワー相模大野クロスは、神奈川県相模原市南区相模大野四丁目で建設中の地上41階、地下3階、高さ154.11m、総戸数687戸の超高層タワーマンションです。立地は、小田急線「相模大野」駅北側の「伊勢丹相模原店」跡地に位置しています。
フロア構成は、高層棟の地下1階は共同住宅共用部、地上1階は商業・地域貢献施設、駐輪場、地上2階は商業・地域貢献施設、地上3階以上は共同住宅となっており、低層棟の地下1~3階、及び地上1階は駐車場、地上2階は商業・地域貢献施設となります。また、小田急線「相模大野」駅方面から相模大野中央公園方面へ抜ける公共歩廊デッキも設けられ、コリドー街を抜けてエスカレーターを上がった2階部分には、約350インチの大型デジタルサイネージも設置された「にぎわい広場(仮称)」が整備されます。
専有面積は32.66㎡~125.48㎡、間取りは1LDK~4LDKとなっており、共用施設には地下3階~地上1階に207台駐車可能なEV充電コンセント付き屋内平置き駐車場、地下1階にトランクルーム全戸分、ランドリー、ゴルフ、シアター、フィットネス、キッズ、DIY、スポーツ、地上1階に車寄せ、防災センター、1階エントランス、屋内自転車置場、2階に2階エントランス、メールコーナー、24階にゲストルーム、41階にスカイラウンジ、スカイテラスが入ります。
環境性能面では、ZEH-M Oriented&低炭素認定をW取得しており、神奈川県初のCO2排出量実質ゼロのカーボンニュートラルとなっていることが特徴です。東京ガスが提供するカーボンニュートラルLNGを購入しているほか、非化石証書付きの電力を専有部へと供給するものとされています。更に東京ガスが買い取った相模原市内の卒FIT電力と非化石証書を組み合わせ、実質CO2排出量ゼロの電力を供給しています。
構造面では免震構造を採用、設備面では停電時でも専有部にて最大700Wまで、最大26日間連続稼間の発電維持可能な自家発電装置の設置、さらに共用部に72時間稼働可能なデンヨー製の都市ガス発電機導入、防災倉庫の設置も行われ、防災対策がなされます。また、 プラウドシリーズで初めてエレベーターと連携した掃除ロボットを導入予定とされています。
建築主は野村不動産株式会社、設計は三井住友建設株式会社、施工は三井住友建設株式会社です。伊勢丹相模原店は2019年9月30日に閉店、既存建築物の解体着手は2020年3月17日、着工は2023年5月23日、竣工は2025年11月上旬の予定となっています。
出典・引用元
・プラウドタワー相模大野クロス 公式サイト
・野村不動産株式会社 国内初 電気・ガス CO₂排出量実質ゼロの分譲マンション建築決定 プラウドシリーズ「(仮称)相模大野 4 丁目計画」(旧伊勢丹跡地)
・野村不動産株式会社 伊勢丹相模原店跡地に新たな都市軸を形成する住商複合開発が誕生 小田急線沿線エリア最高層の分譲マンション「プラウドタワー相模大野クロス」発表
過去の建設状況
概要
名称 | プラウドタワー相模大野クロス |
計画名 | (仮称)相模大野4丁目計画 新築工事/伊勢丹相模原店 跡地再開発 |
所在地 | 神奈川県相模原市南区相模大野4丁目4009番45 |
用途 | 高層棟:共同住宅、店舗、地域貢献施設 低層棟:商業、地域貢献施設 |
階数 | 高層棟:地上41階、地下3階 低層棟:地上3階、地下2階 |
高さ | 高層棟:152.86m (軒高:145.11m) 低層棟:約15m |
構造 | 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造 免震構造 |
基礎工法 | 杭基礎(現場造成杭) |
総戸数 | 687戸 |
敷地面積 | 10,186.49㎡ |
建築面積 | 7,489.85㎡ |
延床面積 | 83,535.05㎡ |
着工 | 2023年5月23日 解体着手:2020年3月17日 |
竣工 | 2025年11月上旬 |
建築主 | 野村不動産株式会社 |
設計 | 三井住友建設株式会社 |
施工 | 三井住友建設株式会社 |
最寄駅 | 小田急電鉄小田原線、江ノ島線 「相模大野」 |
備考 | 専有面積:32.66㎡~125.48㎡ 間取り:1LDK ~ 4LDK 共用施設:207台駐車可能なEV充電コンセント付き屋内平置き駐車場、トランクルーム全戸分、ランドリー、ゴルフ、シアター、フィットネス、キッズ、DIY、スポーツ、車寄せ、防災センター、1階エントランス、屋内自転車置場、2階エントランス、メールコーナー、ゲストルーム、スカイラウンジ、スカイテラス |
位置図
配置図
立面図
断面図
標識
施設構成・イメージ
相模大野中央公園から望む「プラウドタワー相模大野クロス」の完成予想パースです。
「車寄せ」の完成予想パースです。
「エントランスホール」の完成予想パースです。
「にぎわい広場(仮称)」の完成予想パースです。
にぎわい広場(仮称)に設置される「約350インチの大型デジタルサイネージ」のイメージパースです。
2023年9月建設状況
南西側から見た建設中のプラウドタワー相模大野クロスの様子です。
2023年9月時点ではタワークレーンが設置されていました。いよいよ本格的に躯体の施工が始まります。
北西側から見た建設中のプラウドタワー相模大野クロスの様子です。
敷地北側には隣接して、「相模女子大学グリーンホール」が建っています。
小田急線「相模大野」駅方面から相模大野中央公園方面へ抜ける公共歩廊デッキも設けられます。相模女子大学グリーンホールのデッキから見ると「にぎわい広場(仮称)」への接続部は仮囲いで覆われていることがわかります。
南東側から見た建設中のプラウドタワー相模大野クロスの様子です。
南東側から見た建設中のプラウドタワー相模大野クロスの様子です。
西側は既存建築物の解体除去が完了し、地下駆体の施工が進められています。
東側は伊勢丹相模原店の既存駆体が流用、活用され、自走式駐車場や店舗・地域貢献施設、にぎわい広場(仮称)となります。
相模大野中央公園から見た建設中のプラウドタワー相模大野クロスの様子です。現在は、奥に相模大野駅直結のタワーマンション「プラウドタワー相模大野」、「ボーノ相模大野スカイフラッツ」が見えます。
相模大野中央公園からもタワークレーンが見えるようになりました。
2023年9月10日撮影
最終更新日:2023年9月19日