虎ノ門ヒルズ 森タワー

虎ノ門ヒルズ 森タワーは、東京都港区虎ノ門一丁目に建つ地上52階、地下5階、高さ255.5mの超高層ビルです。

立地は、国道1号(桜田通り)と環状2号線(新虎通り)との交差点東側、環状2号線の築地虎ノ門トンネル(虎ノ門坑口側)の直上に位置しています。都市の骨格を形成し東京の都市構造の再編成を誘導する環状第二号線を整備するとともに、立体道路制度を活用して、当該道路の上空及び路面下において建築物等の整備を一体的に行い、魅力と個性ある複合市街地として形成することを目的として再開発が進められました。また、国際戦略総合特区「アジアヘッドクォーター特区」の中心である新橋・虎ノ門エリアの飛躍的発展に寄与するほか、都施行再開発で初めて「事業協力者方式」が導入されたことで官民連携による推進体制が図られました。

施設構成は地下3階~地下1階に駐車場、地上1階~4階に商業施設、4階~5階にカンファレンス「虎ノ門ヒルズフォーラム」、6階~35階に事務所、36階に構造切替階、37階~46階に住宅「虎ノ門ヒルズレジデンス」、47階~52階にホテル「アンダーズ東京」となります。
虎ノ門ヒルズレジデンスの専有面積は50.4㎡〜82.68㎡、間取りは1LDK〜2LDKとなっており、共用施設にはスパ&フィットネス、パノラマラウンジ、健康相談室、フロントサービスが入ります。
アンダーズ東京の客室数は164室、うちスイート8室入り、付帯施設にはレストラン・バー「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」、バー「ルーフトップ バー」、婚礼・ウエディング会場、スパ・フィットネス施設「AO スパ&クラブ」、カフェ「BeBu」、「ペストリー ショップ」が入っています。

建築主は事業施行者が東京都、特定建築者が森ビル株式会社、設計は株式会社日本設計、施工は株式会社大林組です。着工は安全祈願式が2011年2月28日、工事着手が2011年4月1日、竣工は工事完了は2014年4月21日、竣工は2014年5月29日、竣工式は2014年6月4日、開業は2014年6月11日となっています。


概要

名称 虎ノ門ヒルズ 森タワー
マンション:虎ノ門ヒルズレジデンス
ホテル:アンダーズ 東京
計画名 環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区/環二・III街区
所在地 東京都港区虎ノ門一丁目23番1号~4号
用途 事務所、店舗(物販・飲食)、カンファレンス、住宅、ホテル、駐車場
階数 地上52階、地下5階、塔屋1階
高さ 255.5m (建築物高さ:247.00m)
構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、 鉄筋コンクリート造
制振構造(セミアクティブオイルダンパー、ブレーキダンパー、アンボンドブレース)
基礎工法 直接基礎、場所打ちコンクリート杭
総戸数 172戸
客室数 164室
敷地面積 17,068.95㎡
建築面積 9,390.76㎡
延床面積 244,360.27㎡
着工 安全祈願式:2011年2月28日
工事着手:2011年4月1日
竣工 工事完了:2014年4月21日
竣工:2014年5月29日
竣工式:2014年6月4日
建築主 事業施行者:東京都
特定建築者:森ビル株式会社
設計 株式会社日本設計
施工 株式会社大林組
最寄駅 東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅、東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅、東京メトロ千代田線、丸ノ内線、日比谷線「霞ヶ関」駅
備考 ▼施設構成
地下3階~地下1階:駐車場
地上1階~4階:商業施設
4階~5階:カンファレンス「虎ノ門ヒルズフォーラム」
6階~35階:事務所
36階:構造切替階
37階~46階:住宅「虎ノ門ヒルズレジデンス」
47階~52階:ホテル「アンダーズ東京」


▼虎ノ門ヒルズレジデンス
専有面積:50.4㎡〜82.68㎡
間取り:1LDK〜2LDK
共用施設:スパ&フィットネス、パノラマラウンジ、健康相談室、フロントサービス

▼アンダーズ東京
客室:164室、うちスイート8室
ベイビュー ツイン(50㎡)、ベイビュー キング(50㎡)、タワービュー ツイン(50㎡)、タワービュー キング(50㎡)、タワービュー キング(50㎡)、パークビュー キング(50㎡)、ツイン(50㎡)、キング(50㎡)、デラックス タワービュー キング(65㎡)、デラックス キング(65㎡)、アンダーズ ベイビュー スイート(125㎡)、アンダーズ スイート(125㎡)、アンダーズ スカイスイート(210㎡)
付帯施設:レストラン・バー「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」、バー「ルーフトップ バー」、婚礼・ウエディング会場、スパ・フィットネス施設「AO スパ&クラブ」、カフェ「BeBu」、「ペストリー ショップ」

▼道路
環状2号線:幅員40m、延長約1,350m
放射第19号線:幅員12m、延長約65m
放射第21号線:幅員15m、延長約140m
補助線街路第2号線:幅員30m、延長約75m
駅街路第2号線:幅員14.5m、延長約15m
ほか

開業日:2014年6月11日
 
 
 

位置図

標識

配置図

出典:東京都

立面図

出典:国土交通省

断面図

出典:森ビル株式会社

イメージパース

出典:森ビル株式会社

 

▼街区全体

出典:森ビル株式会社

写真

南東側から見上げた虎ノ門ヒルズ 森タワーの様子です。

 

 

新橋エントランスの様子です。

 

 

敷地南東側の大階段部分には、高さ約50mの築地虎ノ門トンネル換気塔が整備されています。

 

 

北東側から見た虎ノ門ヒルズ 森タワーの様子です。

 

 

北東側から見た虎ノ門ヒルズ 森タワーの低層基壇部の様子です。

 

 

愛宕通りに面して設けられているホテル「アンダーズ東京」のエントランスです。

 

 

北西側から見た虎ノ門ヒルズ 森タワーの様子です。

 

 

北西側から見た虎ノ門ヒルズ 森タワーの北西側に位置している「虎ノ門エントランス」の様子です。西側低層部には大庇が設けられています。

 

 

再開発事業と同時に整備された環状2号線の築地虎ノ門トンネル(虎ノ門坑口側)の様子です。

 

 

西側から見た虎ノ門ヒルズ 森タワーの様子です。

 

  

南西側から見た虎ノ門ヒルズ 森タワーの様子です。

 

 

南西側から見た虎ノ門ヒルズ 森タワーの低層部分の様子です。

 

 

南西側低層部分の「虎ノ門ヒルズ ガーデンハウス」の様子です。

 

 

人工地盤上には「ステップガーデン」と呼ばれる緑地が整備されています。

 

 

ステップガーデンの擁壁部分には「虎ノ門ヒルズ」のロゴがあります。

 

  

南側から見上げた虎ノ門ヒルズ 森タワーの様子です。

 

 

虎ノ門ヒルズ 森タワー頂部の様子です。頂部は独特なデザインとなっており、見る角度によって建物形状が異なって見えます。

 

 

地下3階~地下1階には駐車場が入っています。

 

 

2階レベルには、立体道路制度を活用して生まれた人工地盤上に設けられた「オーバル広場」があります。オーバル広場を覆うようにして突き出たガラス張りの大庇が特徴的です。

 

 

「オーバル広場」の様子です。オーバル広場には、ジャウメ・プレンサによる《ルーツ》と呼ばれる大型彫刻が設置されています。

 

 

上空から見たオーバル広場の様子です。虎ノ門ヒルズ森タワーの緑被率は30.6%となっていることから、敷地内は非常に緑豊かな景観となっています。

 

 

虎ノ門ヒルズ ガーデンハウスと愛宕山方面へ抜けるアプローチの様子です。

 

 

虎ノ門エントランスの様子です。

 

 

愛宕山エントランスの様子です。

 

  

アトリウムの様子です。

 

 

アトリウムには、虎ノ門ヒルズのキャラクターとなっている、22世紀のトーキョーからやってきたネコ型ビジネスロボット「トラのもん」が展示されていました。

 

 

オフィスエントランスの様子です。

 

 

入居企業一覧です。

 

  

2階には虎ノ門ヒルズ郵便局が入っています。

 

 

4階~5階には、カンファレンス「虎ノ門ヒルズフォーラム」が入っています。メインホールは、590.63㎡、スクール形式 504席、シアター形式720席、ブッフェ形式500名の規模となっており、ほかにゲストルーム2室、ミーティングルーム4室、429.80㎡のホールBなどもあります。

 

 

環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業の一環として整備された「環状第二号線」から見た虎ノ門ヒルズ 森タワーの様子です。

 

 

東京タワー展望台から見た虎ノ門ヒルズ 森タワーの様子です。

最終更新日:2023年12月16日

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