泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業

泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業、東京都港区高輪で建設中の地上30階、地下3階、高さ145mの超高層複合ビルです。立地は、都営浅草線・京急本線「泉岳寺」駅直上、第一京浜に面した場所に位置しています。

再開発区域の位置する泉岳寺駅は、羽田空港へのアクセスなど広域的な結節機能を担っており、空港需要の増大に伴いその重要性は高まっています。さらに、駅周辺の開発の進捗により見込まれる駅利用者増加への対応や、乗換えを含む利用者の安全性・利便性の確保を図る必要があります。また、泉岳寺駅は国道15号の下に位置し、国道の空間だけではホームの拡幅が困難であることから、同時に市街地再開発事業が進められることとなりました。上記の整備目標より東京都では、ホーム拡幅を伴う駅施設の改良工事を進めることとし、市街地再開発事業による駅とまちの一体的な整備が進められています。

フロア構成は、地下に駐車場、地下鉄施設、地下駅前広場、地上1~2階に店舗、3階に子育て支援施設、3~4階にオフィスロビー、4~11階に事務室、12階に機械室、13階に住宅エントランスとスカイテラス、14~15階にSOHO、16階~30階に住宅住戸となります。泉岳寺駅に直結する超高層ビルとなるほか、緑と光あふれるサンクンガーデンやデッキなどを重層的に繋ぐことによるにぎわいの創出、国際交流拠点に相応しい、多様なライフスタイルに対応した住戸の整備などが目標として掲げられています。

建築主は東京都、特定建築者は東急不動産株式会社(代表)、京浜急行電鉄株式会社、設計は鹿島建設株式会社です。解体着手は2021年6月1日、着工は2023年4月、竣工は2028年3月となっています。

出典・引用元

東急不動産株式会社/京浜急行電鉄株式会社 東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業 特定建築者の業務に関する基本協定書を締結
東京都 泉岳寺駅地区
東京都 泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業 特定建築者予定者が決定しました
東京都都市整備局 泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業における事業協力者の公募について
東京都 泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業にかかる財産の取り扱いについて

過去の建設状況

→過去の建設状況


出典:東京都

概要

名称 泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業
計画名 泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業
所在地 東京都港区高輪二丁目、同区芝浦四丁目及び同区港南二丁目の各一部
地名地番:東京都港区高輪二丁目81番1 外
用途 住宅、事務所、店舗、地下鉄駅施設、子育て支援施設、駐車場等
階数 地上30階、地下3階
高さ 135m(最高145m)
構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
基礎工法 直接基礎(ベタ基礎+地中連続壁)
総戸数 385戸
敷地面積 8,490㎡
建築面積 5,390㎡
延床面積 112,000㎡
着工 2023年4月上旬
解体着手:2021年6月1日
竣工 2028年3月
建築主 東京都
特定建築者:東急不動産株式会社(代表)、京浜急行電鉄株式会社
設計 鹿島建設株式会社
施工
最寄駅 都営浅草線、京急本線「泉岳寺」駅、JR山手線、京浜東北線「高輪ゲートウェイ」駅
備考 ▼施設構成
地下:駐車場、地下鉄施設、地下駅前広場
地上1~2階:店舗
3階:子育て支援施設
3~4階:オフィスロビー
4~11階:事務室
12階:機械室
13階:住宅エントランス、スカイテラス
14~15階:SOHO
16階~30階:住宅住戸
 
 
 

位置図

標識

区域図

出典:東京都

2023年11月建設状況

南西側から見た建設中の泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業の様子です。

 

 

北西側から見た建設中の泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業の様子です。

 

 

Google Earth

最終更新日:2023年12月9日

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