(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画 (シナガワグース再開発)

(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画は、東京都港区高輪3丁目で建設中の地上29階、地下4階、高さ約155mの超高層ビルです。立地は、品川駅高輪口に位置しており、地上30階、地下3階、高さ112.5mの超高層ビル「SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)」の跡地となっています。

地区東側に存在するバス乗降場が分かりにくく、安全性・利便性が低いこと、品川駅との歩⾏者ネットワークが脆弱であること等、交通基盤の整備の遅れが指摘されています。また、計画地⻄側には区⽴⾼輪森の公園をはじめとした豊かな緑や古くから残る崖線があるにも関わらず、周辺からのアクセス性・視認性が悪いこと、ホテル利⽤者等の特定利⽤者のみが訪れる地区であることにより、駅利⽤者や地域住⺠が気軽に利⽤できる空間として活⽤されていないことが課題となっています。
上記の課題を解決するため、交通結節機能の強化、歴史ある既存の地形や緑を⽣かした豊かな都市環境の形成、業務・商業・宿泊・MICE 等が融合した複合市街地の形成に資するまちづくりが行われることとなりました。

施設構成は、事務所、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多⽬的ホール)等となっており、国際交流拠点・品川にふさわしい複合施設に国内外のグローバル企業や国際水準の会議・ホテル誘致も想定されています。地下に駐車場、低層部分に商業施設とMICE、中高層部分に事務所、高層部分にホテルが入ります。また、京急側は敷地の一部をトヨタ自動車に譲渡するほか、トヨタのオフィスを設けるものとされています。

建築主は京浜急行電鉄株式会社、トヨタ自動車株式会社です。2021年3月31日にSHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)が閉館し、2021年11月1日に既存建築物の解体着手、着工は2023年度、竣工は2026年度となっています。

出典・引用元

内閣府国家戦略特区 第21回 東京都都市再生分科会 配布資料 資料1 品川駅西口地区再開発等促進区を定める地区計画都市計画(素案)の概要
京浜急行電鉄株式会社 品川駅西口地区におけるシナガワグース敷地を活用した当社開発 トヨタ自動車株式会社を共同事業者として迎え ともに豊かな環境を活かしたまちづくりを目指します

過去の建設状況

→過去の建設状況


出典:内閣府

概要

名称 (仮称)品川駅西口地区A地区 新築計画
計画名 (仮称)品川駅西口地区A地区 新築計画
所在地 東京都港区高輪3丁目13番3
用途 事務所、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多⽬的ホール)等
階数 地上29階、地下4階
高さ 約155m
構造
基礎工法
客室数
敷地面積 約23,600㎡
建築面積
延床面積 約313,100㎡
着工 2023年度
解体着手:2021年11月1日
竣工 2026年度
建築主 京浜急行電鉄株式会社、トヨタ自動車株式会社
設計
施工
最寄駅 JR、京急本線「品川」駅
備考
 
 
 

位置図

標識

▼解体工事のお知らせ

区域図

出典:内閣府

イメージパース

出典:内閣府

▼当初計画

出典:京浜急行電鉄株式会社

施設構成・イメージ

出典:内閣府

「広場」の完成予想パースです。

 

 

出典:内閣府

「広場」の完成予想パースです。

 

 

出典:内閣府

低層部分の完成予想パースです。

 

 

出典:内閣府

「公園と連続したまとまりある緑地イメージ」の完成予想パースです。

 

 

2023年9月建設状況

南東側から見た(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の建設地の様子です。2023年9月時点では既存建築物の解体、除去が進み、既存の地上駆体は姿を消していました。

 

  

東側から見た(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の建設地の様子です。

 

  

南側から見た(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の建設地の様子です。

 

 

南西側から見た(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の建設地の様子です。

 

 

北西側から見た(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の建設地の様子です。

 

 

北東側から見た(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画の建設地の様子です。

 

 

Google Earth

2023年9月2日撮影

最終更新日:2023年9月21日

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