西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業は、東京都港区西麻布三丁目及び六本木六丁目各地内で建設中の地上54階、地下4階、高さ約200m、総戸数約500戸の超高層タワーマンションです。
立地は、東京メトロ日比谷線および都営大江 戸線「六本木」駅から西へ約300m、「六本木ヒルズ」に隣接する約1.6haの区域一帯の「北辰ビル」や「六本木安田ビル」、「金谷ホテルマンション」、「麻布桜田ハイツ」、「妙善寺」など複数の既存建築物の跡地に位置しています。再開発区域内は、緊急輸送道路に指定されている補助10号線(テレビ朝日通り)が未整備、沿道建物の耐震化が進まない、緑や公園等のオープンスペースが不足しているなどの課題を抱えており、再開発事業により地域防災基盤となる公共施設等の整備、 回遊性の高い歩行者ネットワークの整備、まちの歴史の継承とオープンスペースの創出がなされます。
再開発区域内の北側のA街区に住宅・ホテル・事務所・店舗などの入る「超高層棟」、南側のB街区に広場や寺社3棟が整備されます。施設構成は、地下に駐車場、機械室等、1階~2階に商業施設、3階に事務所、4階~5階に宿泊施設、6階に機械室、7階~に住宅、高層部に宿泊施設となります。また、六本木通り側からは歩行者デッキも整備され、歩行者ネットワークの強化も図られます。
建築主は西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合、参加組合員は野村不動産株式会社、株式会社ケン・コーポレーション、設計は事業コンサルタントが株式会社都市設計連合、基本設計が株式会社梓設計、実施設計が株式会社梓設計、大成建設株式会社、施工は特定業務代行者が大成建設株式会社です。既存建築物の解体着手は2023年1月10日、着工は2023年度、竣工は2028年度となっています。
出典・引用元
・野村不動産株式会社/株式会社ケン・コーポレーション 『西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業』権利変換計画認可のお知らせ
・野村不動産株式会社/株式会社ケン・コーポレーション 住宅・事務所・商業・ホテルの超高層棟と三寺社からなる複合再開発『西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業』市街地再開発組合設立認可のお知らせ
・東京都 西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合の設立を認可します
過去の建設状況
→過去の建設状況
概要
名称 |
西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業 |
計画名 |
西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業 |
所在地 |
東京都港区西麻布三丁目及び六本木六丁目各地内 |
用途 |
住宅、事務所、商業、ホテル、 神社及び寺院並びにこれらに付属する建築物、子育て支援施設 |
階数 |
超高層棟:地上54階、地下4階/寺社 (3棟):ー |
高さ |
超高層棟:約200m/寺社 (3棟):約11~15m |
構造 |
ー |
基礎工法 |
ー |
総戸数 |
約500戸 ※権利者住戸含む |
敷地面積 |
施行区域面積:約1.6ha |
建築面積 |
超高層棟:約3,840㎡/寺社 (3棟):約1,120㎡ |
延床面積 |
超高層棟:約97,010㎡ 寺社 (3棟):約2,740㎡ |
着工 |
2023年度 解体着手:2023年1月10日 |
竣工 |
2028年度 |
建築主 |
西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合 参加組合員:野村不動産株式会社、株式会社ケン・コーポレーション |
設計 |
事業コンサルタント:株式会社都市設計連合 基本設計:株式会社梓設計 実施設計:株式会社梓設計、大成建設株式会社 |
施工 |
特定業務代行者:大成建設株式会社 |
最寄駅 |
東京メトロ日比谷線、都営大江戸線「六本木」駅 |
備考 |
▼施設構成 地下:駐車場、機械室等 1階~2階:商業施設 3階:事務所 4階~5階:宿泊施設 6階:機械室 7階~:住宅 高層部:宿泊施設
▼公共施設等 補助線街路第10号線(幅員15m、延長約301m):拡幅 区画道路1-1号(幅員8m、延長約16m):新設 緑地(約222㎡):新設、他 |
位置図
標識
▼解体工事のお知らせ ※六本木安田ビル
区域図
配置図
断面図
イメージパース
▼当初計画
施設構成・イメージ
「超高層棟」の完成予想パースです。
「広場」の完成予想パースです。
「六本木通りからデッキ、建物低層部を望む」の完成予想パースです。
「テレビ朝日通りから沿道、建物低層部を望む」の完成予想パースです。
2023年9月既存建築物解体状況
南東側から見た既存建築物の解体、除去が進む西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業の様子です。
再開発区域内は仮囲いがなされた空間が続いていました。
北西側から見た既存建築物の解体、除去が進む西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業の様子です。
北東側から見た既存建築物の解体、除去が進む西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業の様子です。
2023年9月10日撮影
最終更新日:2023年10月24日