(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画は、東京都港区赤坂2丁目と東京都港区赤坂6丁目で建設中の地上40階、地下4階、高さ220.00mの「東棟」と地上19階、地下3階、高さ110.00mの「西棟」から構成される超高層ツインビルです。
立地は、東京メトロ千代田線「赤坂」駅直上の「赤坂サカス」南東側に建っていた地上24階、高さ140mの超高層ビル「国際新赤坂ビル東館」と地上18階、高さ77mの超高層ビル「国際新赤坂ビル西館」跡地に位置しています。
内閣府による国家戦略都市計画建築物等整備事業(国家戦略特区)として開発が進められており、地下鉄駅を中心に、まちの回遊性を高める都市基盤の強化や国際競争力の強化に資するエンタテインメント産業拠点の形成、環境インフラの更新と都市防災機能の強化がなされます。
東側街区に建設される「(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 東棟」の施設構成は、地下2階に地下鉄駅接続、地上1階~2階に商業施設、中層部にインキュベーション施設、7階~40階にオフィスとなります。インキュベーション施設は、スタートアップ企業やクリエイターの育成・交流機能として整備され、デモスペースの整備や駅・まち一体空間、ホールの活用を通じて、新たな技術や作品を展示・実装し、実証実験や情報発信をすることも可能となるとのことです。また、地下2階~地上1階にかけて面積約4,900㎡の「駅前広場」が整備され、東京メトロ千代田線「赤坂」駅から連続した空間で地上まで移動できるようになるほか、重層的な空間を活用したイベント開催やオープンカフェの設置等により賑わい創出が図られます。
建築主は東棟が三菱地所株式会社、株式会社TBSホールディングス、西棟が三菱地所株式会社、株式会社TBSホールディングス、設計は東棟が株式会社三菱地所設計、西棟が株式会社三菱地所設計、施工は東棟が鹿島建設株式会社、西棟が株式会社大林組です。既存建築物の解体着手は2022年7月1日、着工は東棟が2023年11月1日、西棟が2023年11月1日、竣工は東棟が2028年11月30日、西棟が2028年4月30日となっています。
出典・引用元
・三菱地所株式会社/株式会社TBSホールディングス/東京地下鉄株式会社『赤坂二・六丁目地区』開発計画 国家戦略特別区域計画認定開発計画に合わせ、東京メトロ赤坂駅で“駅・まち一体”の開発を実現
・東京都 案件名:赤坂二・六丁目地区開発計画
・内閣府国家戦略特区 第19回 東京都都市再生分科会 都市再生特別地区(赤坂二・六丁目地区)都市計画(素案)の概要
過去の建設状況
→過去の建設状況
概要
名称 |
(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 |
計画名 |
(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画/赤坂エンタテインメント・シティ計画 東棟:東街区 西棟:西街区 |
所在地 |
東棟:東京都港区赤坂2丁目1433番1他 西棟:東京都港区赤坂6丁目101番1他 |
用途 |
東棟:事務所、店舗、駐車場等 西棟:ホテル、劇場、ホール、店舗、駐車場等 |
階数 |
東棟:地上40階、地下4階、塔屋1階 西棟:地上19階、地下3階、塔屋1階 |
高さ |
東棟:220.00m (最高220.00m) 西棟:110.00m (最高110.00m) |
構造 |
東棟:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造 西棟:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 |
東棟:直接基礎、杭基礎 西棟:直接基礎、杭基礎 |
客室数 |
ー |
敷地面積 |
東棟:8,761.70㎡ 西棟:5,415.06㎡ |
建築面積 |
東棟:5,300.00㎡ 西棟:4,100.00㎡ |
延床面積 |
東棟:169,500.00㎡ 西棟:38,500.00㎡ |
着工 |
東棟:2023年11月1日 西棟:2023年11月1日
解体着手:2022年7月1日 |
竣工 |
東棟:2028年11月30日 西棟:2028年4月30日 |
建築主 |
東棟:三菱地所株式会社、株式会社TBSホールディングス 西棟:三菱地所株式会社、株式会社TBSホールディングス |
設計 |
東棟:株式会社三菱地所設計 西棟:株式会社三菱地所設計 |
施工 |
東棟:鹿島建設株式会社 西棟:株式会社大林組 |
最寄駅 |
東京メトロ千代田線「赤坂」駅 |
備考 |
▼施設構成 ▽(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 東棟 地下2階:地下鉄駅接続 地上1階~2階:商業施設 ー階:インキュベーション施設 7階~40階:オフィス
▽(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 西棟 地下2階:地下鉄駅接続 地上1階~6階:劇場・ホール 7階~18階:ホテル
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位置図
標識
▼(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 東棟
▼(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 西棟
▼解体工事のお知らせ
配置図
配置図
断面図
施設構成・イメージ
「駅・まちを一体的につなぐ空間」のイメージパースです。
「東棟大屋根」のイメージパースです。
「駅とまちの境界を感じさせない駅前空間」のイメージパースです。
「⾚坂通り側のイベント広場と地下の駅前広場」のイメージパースです。
「重層的な広場」のイメージパースです。
2023年9月建設状況
南側から見た建設中の(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 東棟の様子です。基礎工事が進められていました。
東側から見た建設中の(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 東棟の様子です。
北側から見た建設中の(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 東棟の様子です。
西側から見た建設中の(仮称)赤坂二・六丁目地区開発計画 東棟の様子です。
2023年9月14日撮影
最終更新日:2023年11月4日