八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業は、東京都中央区八重洲二丁目で建設中の地上43階、地下3階、高さ223.42mの超高層ビルです。

立地は、JR東京駅八重洲口の外堀通りと鍛冶橋通り、柳通り、あおぎり通りに囲まれた一帯に位置しており、「住友不動産 八重洲ビル」や「八重洲ブックセンター」、「八重洲三井ビルディング」などの跡地となっています。JR東京駅に近接した立地条件にも関わらず、敷地の細分化や建物の老朽化などの課題を有しており、東京駅前の立地ポテンシャルを活かした土地利用がされていない状況となっていました。再開発事業に伴い、土地の集約化と街区再編による高度利用を行われるほか、東京駅前の交通結節機能の強化と国際競争力を高める都市機能の導入、環境負荷低減と防災対応力の強化を行うことで、東京駅前地区に相応しい都市機能の更新がなされます。

施設構成は、地下3階に駐車場、機械室、地下2階にバスターミナル、駐車場、地下1階に店舗、バスターミナル、地上1階に店舗、エントランスホール、2階に店舗、3階に店舗、劇場、インターナショナルスクール、4階に事務所、劇場、インターナショナルスクール、5階~9階に事務所、劇場、10階~38階に事務所、39階に電気室、40階~43階にサービスアパートメント、PH1階~PH3階に設備、機械室となります。
地下のバスターミナルは「バスターミナル東京八重洲」の第3期エリアとなっており、地下通路の整備に伴い、地下レベルで八重洲地下街、京橋エドグランと直結し、東京駅と京橋駅が地下通路で結ばれるほか、地上レベルでも東西貫通通路が整備されます。また、外国人の多様な滞在ニーズに対応した上質なサービスアパートメントや、外国人子女に高水準の教育を提供するインターナショナルスクールの導入も行われます。

建築主は八重洲二丁目中地区市街地再開発組合、参加組合員は鹿島建設株式会社、 住友不動産株式会社、独立行政法人都市再生機構、阪急阪神不動産株式会社、ヒューリック株式会社、三井不動産株式会社、設計は基本設計が株式会社日建設計、実施設計が鹿島建設株式会社です。既存建築物解体着手は2023年4月26日、着工は2023年12月1日、竣工は2029年1月31日となっています。

出典・引用元

八重洲二丁目中地区市街地再開発組合/鹿島建設株式会社/ 住友不動産株式会社/独立行政法人都市再生機構/阪急阪神不動産株式会社/ヒューリック株式会社/三井不動産株式会社 「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合設立のお知らせ ~東京駅前・八重洲にて東京の都市再生に貢献するサスティナブルな街づくりを実現~
東京都 八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業
東京都 八重洲二丁目中地区市街地再開発組合の設立を認可

過去の建設状況

→過去の建設状況


出典:東京都

概要

名称 八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業
計画名 八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業
所在地 東京都中央区八重洲二丁目4番、5番、6番、7番
用途 事務所、店舗、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場
階数 地上43階、地下3階、塔屋3階
高さ 223.42m
構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法 直接基礎、一部杭基礎
総戸数
敷地面積 19,562.71㎡
建築面積 15,443.58㎡
延床面積 388,561.85㎡
着工 2023年12月1日
既存建築物解体着手:2023年4月26日
竣工 2029年1月31日
建築主 八重洲二丁目中地区市街地再開発組合
参加組合員:鹿島建設株式会社、 住友不動産株式会社、独立行政法人都市再生機構、阪急阪神不動産株式会社、ヒューリック株式会社、三井不動産株式会社
設計 基本設計:株式会社日建設計
実施設計:鹿島建設株式会社
再開発コンサルタント:株式会社日建設計
施工
最寄駅 JR、東京メトロ「東京」駅、東京メトロ銀座線「京橋」駅
備考 ▼施設構成
地下3階:駐車場、機械室
地下2階:バスターミナル、駐車場
地下1階:店舗、バスターミナル
地上1階:店舗、エントランスホール
2階:店舗
3階:店舗、劇場、インターナショナルスクール
4階:事務所、劇場、インターナショナルスクール
5階~9階:事務所、劇場
10階~38階:事務所
39階:電気室
40階~43階:サービスアパートメント
PH1階~PH3階:設備、機械室

▼道路
区画道路:特別区道中京第537号線 (幅員7.5m、延長約117m)
区画道路:特別区道中京第433号線(柳通り) (幅員7m、延長約167m)
幹線街路:特別区道中京第402号線
 
 
 

位置図

標識

▼解体工事のお知らせ

区域図

出典:内閣府

配置図

出典:内閣府

断面図

出典:東京都
出典:中央区

イメージパース

▼当初計画(2016年12月時点)

出典:内閣府

▼当初計画(2021年10月時点)

出典:東京都

施設構成・イメージ

出典:内閣府

「大規模バスターミナル」の整備イメージです。

 

 

出典:内閣府

「地下」の整備イメージです。

 

 

出典:内閣府

「地上」のイメージです。

 

 

出典:中央区

地下1階の平面図です。

 

 

出典:中央区

地上1階の平面図です。

 

 

2024年2月既存建築物解体状況

南西側から見た既存建築物の解体工事が進む八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の様子です。

 

 

南西側には八重洲三井ビルディングがありましたが、解体工事が進められて背が低くなっていました。

 

 

南東側から見た既存建築物の解体工事が進む八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の様子です。

 

 

現在は再開発区域周囲全体が仮囲いで覆われてしまい、街路も閉鎖されていますが、再開発完了時には東西貫通通路が設けられます。

 

 

現地に掲示されていた解体建築物一覧です。

 

 

北東側から見た既存建築物の解体工事が進む八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の様子です。

 

 

南東側から見た既存建築物の解体工事が進む八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の様子です。

 

 

東京ミッドタウン八重洲の地下からは、将来的に八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業へ直結する地下通路が設けられます。

最終更新日:2024年3月20日

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