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(仮称)品川駅西口地区B-1-2地区新築計画

(仮称)品川駅西口地区B-1-2地区新築計画は、東京都港区高輪三丁目に建設される地上31階、地下4階、高さ約140mの「ホテル・住宅」、「事務所」から構成される超高層ツインビルです。立地は、「品川」駅西口、南側を区道補助第14号線(柘榴坂)、⻄側を区道補助第14号線(⼆本榎通り)に面した場所に建つ「グランドプリンスホテル新高輪」跡地に位置します。

区域内にはグランドプリンスホテル新高輪があり、建築から40年以上が経過し更新が必要とされているほか、周辺の歩行環境には急勾配や歩道の狭さといったバリアフリーや安全性の面で課題を抱えています。計画では、進行中の「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」と連携し、駅と街をつなぐネットワークを形成するとともに、隣接する高輪森の公園やホテルの緑地と一体化した整備が行われます。さらに、MICEや宿泊機能を活かしつつ、業務・商業・居住機能を導入し、多様なにぎわいと交流を生む土地利用を推進することで、「日本の成長を牽引する国際交流拠点・品川」の形成を目指すものとされています。

施設構成は、地下に地域冷暖房プラント(DHC)および駐車場を備え、低層部には商業施設やMICEを、中層から高層部にかけてはツイン構成に分かれ、ホテル・住宅、事務所といった多様な都市機能を配置する複合施設となります。これは、「国際交流拠点・品川」の実現に向けた取り組みの一環であり、以下の3つの方針に基づいています。

建築主は京浜急行電鉄株式会社、株式会社西部不動産、高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発組合、独立行政法人都市再生機構、東急不動産株式会社です。2025年12月22日に品川駅西口地区(高輪三丁目)B-1地区に関する都市計画変更が告示され、着工は2028年度、竣工は2032年度となっています。

出典・引用元

株式会社西武ホールディングス 品川駅西口地区(高輪三丁目)における都市計画について B-1 地区に関する都市計画変更が告示されました
品川駅西口地区のまちづくり
内閣府 第30回 東京都都市再生分科会 資料1 品川駅西口地区 再開発等促進区を定める地区計画 都市計画(素案)の概要


出典:株式会社西武ホールディングス/内閣府

概要

名称 (仮称)品川駅西口地区B-1-2地区新築計画
計画名 (仮称)品川駅西口地区B-1-2地区新築計画
所在地 東京都港区高輪三丁目の一部
用途 事務所、商業、ホテル、住宅、MICE、駐⾞場等
階数 地上31階、地下4階
高さ 約140m
構造
基礎工法
総戸数
客室数
敷地面積 約27,500㎡
建築面積
延床面積 約268,000㎡
着工 2028年度
竣工 2032年度
建築主 京浜急行電鉄株式会社、株式会社西部不動産、高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発組合、独立行政法人都市再生機構、東急不動産株式会社
設計
施工
最寄駅 JR、京急本線「品川」駅
備考 ▼施設構成
地下:地域冷暖房プラント (DHC)、駐車場
低層部分:商業施設、MICE
中層部分~高層部分:ホテル・住宅、事務所
 
 
 

位置図

区域図

出典:内閣府

配置図

出典∶株式会社西武ホールディングス
出典:内閣府

断面図

出典:内閣府

▼B-1-2地区

出典:内閣府

施設構成・イメージ

出典:内閣府

品川駅と周辺市街地との連携を強化し、歩行者にとって快適で安全な移動環境を実現するため、歩行者基盤および緑地空間の拡充が図られます。特にB-1地区およびD地区を中心に、駅を起点とした回遊性の高い歩行者ネットワークが形成され、まち全体のつながりが強化されます。

具体的には、品川駅街区地区や国道上空のデッキを活用し、バリアフリーに対応した柘榴坂沿いのデッキレベルでの歩行者ネットワークがB-1地区に整備されます。さらに、品川駅と高輪台方面をつなぐ連携軸の一部区間においても歩行者ネットワークが整備され、広域的な移動の利便性が向上します。また、二本榎通り沿いでは、快適な歩行者空間の創出が進められ、街並みの魅力を高めるとともに、歩行者に優しい都市環境が形成されます。

加えて、高輪公園や高輪森の公園との連携により、緑のネットワークの創出とにぎわいや憩いの空間整備が推進されます。とりわけ、高輪森の公園では、公園機能の拡充により、自然と触れ合える快適な空間が提供されます。さらに、D地区では、多方面から訪れる人々を受け止める広場やオープンスペースの整備が進められ、歩行者ネットワークの結節点としての機能が強化されます。

 

出典:株式会社西武ホールディングス/内閣府

品川駅とまちの連携強化を目的とした歩行者基盤と緑地空間の整備では、B-1地区とD地区を中心に、快適で回遊性の高い都市空間の形成が進められます。B-1地区では、品川駅から柘榴坂沿いにかけて、バリアフリー対応のデッキレベル歩行者ネットワークが整備され、利便性と安全性が向上します。この通路には、店舗や植栽、MICE施設と連携した広場が配置され、立体的でにぎわいのある空間が創出されます。

 

出典:株式会社西武ホールディングス/内閣府
出典:株式会社西武ホールディングス/内閣府

また、高輪森の公園と連携した緑地空間の整備が進み、公園デッキテラスと一体となった滞留空間が設けられ、憩いとにぎわいを兼ね備えた環境が形成されます。さらに、二本榎通り沿いでは、10メートルの歩行空間が確保され、歩道状空地や緑化による快適で潤いのある緑陰空間が整備されます。

 

出典:株式会社西武ホールディングス/内閣府

国際交流拠点の形成に向けて、品川駅周辺では多様な都市機能の導入が進められています。まず、国内外と東京を結ぶ広域交通の結節点としての機能をさらに強化し、国際ビジネス交流を牽引する拠点づくりが目指されます。歴史的に形成された大街区を活かしながら、都市機能を高度化し、開かれた空間へと再編することで、日本の玄関口にふさわしい迎賓性と、自然やMICE(国際会議・展示会等)機能の融合した複合交流拠点が形成されます。

特にB-1地区では、品川駅西口地区を代表するMICE機能の整備・強化を中心に、国際競争力を高める拠点が構築されます。これに加え、多様な滞在ニーズに対応する宿泊機能の更新や居住機能の導入、ビジネス拠点としての業務機能の整備、さらに緑地や公園と一体化したにぎわいある商業機能も配置される予定です。

 

出典:株式会社西武ホールディングス/内閣府

品川駅西口地区では、防災力の強化と環境に配慮した都市づくりを両立させる取り組みが進められています。災害時には、帰宅困難者に対応する一時滞在施設や防災備蓄倉庫の整備に加え、公園や広場などまとまったオープンスペースを避難場所として確保し、これらと周辺市街地を結ぶ安全で円滑な歩行者ネットワークを整備することで、防災機能の向上を図ります。

あわせて、B-1地区およびD地区を中心に、南北の緑の軸となる緑地空間を整備し、都市の骨格としての役割を持たせるとともに、地域冷暖房や高効率なガスコージェネレーションシステム(CGS)、再生可能エネルギーの導入、屋上緑化や緑陰空間の創出といった先進的な環境技術を活用することで、面的で効率的なエネルギー利用と環境負荷の低減を実現します。

これらの取り組みにより、防災性と環境性能の両立した、安全で持続可能な都市空間の形成が目指されています。

 

出典:株式会社西武ホールディングス/内閣府

B-1地区では、高台という地形的特性や周辺環境との調和を活かしながら、都市の玄関口にふさわしい景観形成が図られます。建物のボリューム構成は周辺市街地に配慮して計画され、中低層部においては地形を感じさせる立体的なデザインとし、訪れる人々を迎え入れる景観を創出します。

また、柘榴坂沿いには、歩いて楽しい坂道景観を形成し、デッキレベルを活かした視覚的なにぎわいと開放感を演出。二本榎通り沿いでは、潤いと憩いを感じられる緑豊かな沿道景観が整備され、周辺との連続性と快適性が高められます。

 

出典:株式会社西武ホールディングス/内閣府

さらに、夜景においても周辺への影響を考慮した高層部の照明計画が導入されることで、安全性と魅力を兼ね備えた都市景観が実現されます。これらにより、B-1地区は来訪者を温かく迎える高台の拠点として、地域に開かれた魅力的な都市空間を創出します。

 

出典:内閣府

品川駅西口周辺の将来鳥瞰イメージです。リニア中央新幹線品川~名古屋間が開業する頃には、品川駅西口エリアにも超高層ビル群が形成されています。

 

 

現地状況

南西側から見た(仮称)品川駅西口地区B-1-2地区新築計画の計画地の様子です。2025年3月撮影。

 

 

南東側から見た(仮称)品川駅西口地区B-1-2地区新築計画の計画地です。建築主の株式会社西武リアルティソリューションズは、2022年4月に株式会社西武プロパティーズから社名変更された西武グループの総合不動産会社となっています。

 

 

計画では、東京国税局 品川税務署が建っている場所の西側半分まで敷地となっています。

 

 

北東側には、高輪森の公園があります。

 

 

計画地内には、建築家村野藤吾が設計し、1982年4月25日に新高輪プリンスホテルとして開業した「グランドプリンスホテル新高輪」が建っています。

 

 

北西側から見た(仮称)品川駅西口地区B-1-2地区新築計画の計画地です。

 

 

北側のグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールは区域外となっています。

 

 

Google Earth

最終更新日:2025年12月22日

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