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住友不動産六本木グランドタワー

住友不動産六本木グランドタワーは、東京都港区六本木三丁目に建つ地上43階、地下2階、高さ230.76mの超高層ビルです。

立地は、東側を麻布通り、西側をなだれ坂、北側を六本木通りに囲まれた場所に建っていた「旧 日本IBM本社ビル」や「ヴィラフォンテーヌ六本木アネックス (旧六本木プリンスホテル)」等の跡地に位置しています。再開発事業により、土地の高度利用、有効利用を図るとともに、六本木一丁目の駅前広場および六本木通り沿いの広場の整備と六本木一丁目駅からそれらをつなげる地下鉄連絡通路を整備し、加えて歩道状空地の整備を行うことで歩行者ネットワークの確保が図られました。また、東側の複合施設「泉ガーデン」の新街区として位置づけられ、施工区域約6haの大街区となりました。


街区構成・棟構成及びその規模は以下の通りです。
・南街区 業務棟「住友不動産六本木グランドタワー」:地上43階、地下2階、高さ230.76m、延床面積207,745.84㎡ ※南街区全体
・南街区 住宅棟「六本木グランドタワーレジデンス」:地上27階、地下2階、高さ109.05m、延床面積207,745.84㎡ ※南街区全体
・北街区 商業棟:「六本木グランドプラザ」:地上3階、地下1階、高さ19.95m、延床面積2,750.00㎡


施設構成は、「住友不動産六本木グランドタワー」の地下2階に機械式駐車場、設備室、地下1階に駐車場、車寄せ、地上1階に駅前広場、ステーションロビー(オフィスエントランス)、駅直結通路、1階~3階に店舗、4階~8階に車寄せエントランス(オフィスエントランス)、9階にベルサール六本木グランドコンファレンスセンター、10階~27階にオフィス、28階に中間免震層、29階にスカイロビー、30階に機械室、31階~43階にオフィス、「六本木グランドプラザ」の地下1階に駐輪場、地上1階~3階に店舗となります。また、駅前広場は約750㎡、地下鉄連絡広場は約530㎡の広さとなっており、アトリウムの大空間が特徴となっています。

オフィスのオフィススペックは、基準階面積が1,020.45坪 (3,373.33㎡)、天井高3.0m、OAフロア100mm、床荷重500kg/㎡、コンセント容量60VA/㎡となっています。29階スカイロビーへアクセスする4台のシャトルエレベーターは、シースルータイプとなっており、日本最大級の90人乗り、速度300m/分のエレベーターとなってることが特徴です。

オフィス棟9階には、住友不動産ベルサール株式会社が運営する「ベルサール六本木カンファレンスセンター」が入っています。テナント企業だけでなく、多様な企業の利用を想定したカンファレンスセンターであり、全13室を備え、部屋の連結などの組み合わせにより最大22パターンの利用が可能となっています。また、最大450名超が着席可能な大型フロアを有し、最新のAV機器を完備したホテルライクな空間を提供します。さらに、大小2カ所のホワイエスペースを設置し、株主総会や各種セミナー、パーティーといった外部向けイベントから、社内会議や研修まで、幅広いニーズに対応できる施設となっています。


構造面では、免震構造と制振構造のハイブリッド構造を採用しています。29階スカイロビーの下部には免震層が設けられ、高層部と下部構造の揺れを分離することで、地震発生時の建物全体の揺れを大幅に低減。さらに、免震層より下の各階には制振部材を配置し、地震エネルギーを効果的に吸収することで、建物の揺れを抑制する仕組みとなっています。この免震と制振を組み合わせたハイブリッド構造により、免震層が建物上部の揺れを軽減し、制振部材が建物全体の揺れを吸収することで、耐震性能を向上させています。結果として、安全性と快適性の両立が可能となり、都市の主要オフィス棟としての機能を維持しながら、安心・安全な環境を提供します。

BCP対策面では、非常時における安定した電力供給を確保するため、三重の電力バックアップ体制を導入しています。事故などで本線からの送電が停止した場合でも、予備線からの受電が可能な2回線受電方式を採用し、電力供給の継続性を高めています。さらに、万が一送電が完全に停止した場合でも、中圧ガスを利用した非常用発電により、最低でも10日以上の電力供給を維持できる設計となっています。加えて、中圧ガスの供給が途絶えた際には、ビル内に備蓄された重油を活用し、72時間分の非常用発電が可能です。これらの多重防御に加え、テナント専用の発電機設置スペースも確保することで、災害時においても高い電力供給の安定性を実現しています。


建築主は六本木三丁目東地区市街地再開発組合、参加組合員は住友不動産株式会社、設計は株式会社日建設計、施工は大成・大林建設共同企業体です。着工は2013年6月1日、竣工は南街区 業務棟が2016年10月、南街区 住宅棟が2016年4月、北街区が2016年4月、街区全体が2018年9月となっています。

過去の建設状況

→過去の建設状況


概要

名称 南街区 業務棟:住友不動産六本木グランドタワー
南街区 住宅棟:六本木グランドタワーレジデンス
北街区 商業棟:六本木グランドプラザ
計画名 六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業 南街区 業務棟/住友不動産六本木三丁目東地区プロジェクト
所在地 南街区 業務棟_地名地番:東京都港区六本木三丁目12番41号
南街区 業務棟_住居表示:東京都港区六本木三丁目2番1号
南街区 住宅棟:東京都港区六本木三丁目2番2号
北街区 商業棟:東京都港区六本木三丁目1番25号
用途 南街区:事務所、共同住宅、店舗、変電所(公益施設)、駐車場
北街区:店舗、事務所、駐輪場
階数 南街区 業務棟:地上43階、地下2階、塔屋2階
(標識:地上40階、地下5階、塔屋2階)
南街区 住宅棟:地上27階、地下2階、塔屋2階
北街区 商業棟:地上3階、地下1階
(標識:地上2階、地下2階)
高さ 南街区 業務棟:230.76m
南街区 住宅棟:109.05m
北街区 商業棟:19.95m
構造 南街区 業務棟:鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
免震構造 ※中間免震層 (積層ゴムアイソレーター、U字鋼材ダンパー、オイルダンパー)、制振構造 ※免震層下部 (粘性制振壁)
南街区 住宅棟:免震構造
北街区 商業棟:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法 南街区 業務棟:直接基礎
南街区 住宅棟:杭基礎
北街区 商業棟:ー
総戸数 226戸 ※南街区 住宅棟:
敷地面積 南街区:17,371.73㎡
北街区:1,830.00㎡
建築面積 南街区 :9,413.44㎡
北街区:1,210.00㎡
延床面積 南街区:207,745.84㎡
北街区:2,750.00㎡
着工 2013年6月1日
竣工 南街区 業務棟:2016年10月
南街区 住宅棟:2016年4月
北街区 商業棟:2016年4月
街区全体:2018年9月
建築主 六本木三丁目東地区市街地再開発組合
参加組合員:住友不動産株式会社
設計 株式会社日建設計
施工 大成・大林建設共同企業体
最寄駅 東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅
備考 ▼施設構成
▽住友不動産六本木グランドタワー
地下2階:機械式駐車場、設備室
地下1階:駐車場、車寄せ
地上1階:駅前広場、ステーションロビー(オフィスエントランス)、駅直結通路
1階~3階:店舗
4階~8階:車寄せエントランス(オフィスエントランス)
9階:ベルサール六本木グランドコンファレンスセンター
10階~27階:オフィス
28階:中間免震層
29階:スカイロビー
30階:機械室
31階~43階:オフィス

▽六本木グランドプラザ
地下1階:駐輪場
地上1階~3階:店舗

当初計画(2012年時点):業務棟_地上40階、地下5階/住宅棟_地上27階、地下2階/南街区延床面積約197,970㎡
 
 
 

位置図

標識

区域図

出典:東京都

配置図

出典:住友不動産株式会社

断面図

出典:住友不動産株式会社

イメージパース

出典:住友不動産株式会社

▼当初計画

出典:住友不動産株式会社

写真

泉ガーデンタワーから見た住友不動産六本木グランドタワーの様子です。

 

 

東側から見た住友不動産六本木グランドタワーの様子です。

 

 

業務棟「住友不動産六本木グランドタワー」と住宅棟「六本木グランドタワーレジデンス」を見上げた様子です。

 

 

南街区 業務棟「住友不動産六本木グランドタワー」

東側から見た住友不動産六本木グランドタワーの様子です。

 

 

南東側から見た住友不動産六本木グランドタワーの様子です。

 

 

麻布通りから見た住友不動産六本木グランドタワーの様子です。

 

 

南側から見た住友不動産六本木グランドタワーの高層部分の様子です。外装は、エメラルドグリーンのガラスカーテンウォールを採用したガラスファサードとなっています。

 

 

南側から見上げた住友不動産六本木グランドタワーの様子です。

 

 

車寄せ・駐車場出入口です。

 

 

敷地内は緑化が施されており、緑豊かな景観が創出されています。

 

 

車寄せです。

 

 

「広場1号」です。地域の防災性向上のため、平時は地域の憩いの場となり、災害時には災害用仮設トイレと防災用井戸を設置し、災害時の帰宅困難者等の避難受入スペースとして活用可能な緑豊かな約1,400㎡の広場(広場1号)が整備されています。

 

 

広場1号から西側へ抜ける通路です。住宅棟とオフィス棟は上空通路で接続されています。

 

 

南西側から見上げた住友不動産六本木グランドタワーの様子です。

 

 

低層部分の複数層にわたる柱です。

 

 

なだれ坂側には、傾斜地に緑地が整備され、歩行者専用通路も設けられています。

 

 

なだれ坂側の公開空地広場です。ベンチと植栽が設けられています。

 

 

西側から見上げた住友不動産六本木グランドタワーの様子です。

 

 

西側から見た住友不動産六本木グランドタワーの低層部分の様子です。

 

 

北西側から見た住友不動産六本木グランドタワーの様子です。

 

 

なだれ坂沿いの歩道状空地です。再開発事業により歩道に植栽が植えられ、並木道となりました。

 

 

住友不動産六本木グランドタワーに設置された4台のシャトルエレベーターは、シースルータイプとなっており、日本最大級の90人乗り、速度300m/分の大型エレベーターとなっています。

 

 

北側から見た住友不動産六本木グランドタワーの様子です。

 

 

北西側から見上げた住友不動産六本木グランドタワーの様子です。

 

 

北側から見上げた住友不動産六本木グランドタワーの様子です。

 

 

北東側から見た住友不動産六本木グランドタワーの様子です。

 

 

再開発事業により、幅員7m、延長約170mの区画道路が一部拡幅整備されています。

 

 

西側地上は3階レベルとなっており、1~2階は商業施設と吹き抜け・広場空間となっています。

 

 

吹き抜け・広場空間です。吹き抜けの周囲を商業施設が囲んでいます。

 

 

吹き抜け・広場空間です。

 

 

1階「駅前広場」です。六本木一丁目駅には西口改札が新設されたほか、西口からはこちらの地下鉄駅前広場 (約750㎡)が直結しており、駅前空間が整備されています。

 

 

駅前広場です。吹き抜けのある開放的な大空間となっています。

 

 

*現地にて撮影

商業テナント一覧です。

 

 

オフィスエントランスです。フラッパーゲートが並んでいます。

 

 

*現地にて撮影

オフィステナント一覧です。

 

 

29階スカイロビーへアクセスする4台のシャトルエレベーターは、シースルータイプとなっており、日本最大級の90人乗り、速度300m/分のエレベーターとなっています。

 

 

北街区 商業棟:「六本木グランドプラザ」

北街区 商業棟として建設された「六本木グランドプラザ」の様子です。

 

 

六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業は、麻布通り東側一帯に先行して開発が進められた泉ガーデンに含まれ、約6haの多様な都市機能を有した大街区「泉ガーデン」と一体運営されています。

 

 

六本木グランドプラザは、「六本木一丁目」駅の出入口としても機能しています。

 

 

六本木グランドプラザの外観は、メタル調に三角形を組み合わせたような独特な意匠となっています。

 

 

六本木グランドプラザの1階が地上の六本木通りと接続しており、地下1階が六本木グランドタワーの地上1階、駅前広場と接続しています。

 

 

地下1階の商業施設の様子です。

 

 

地下には、地下鉄連絡広場として約530㎡の広場空間が整備されています。

 

 

周辺から見た様子

泉ガーデンの全景です。麻布通りの両側に、高さ200m級のエメラルドグリーンのガラスファサードを持つ超高層ビルが建ち並びました。

 

 

住友不動産六本木グランドタワーの屋上には、アンテナ鉄塔が設置されています。

 

 

六本木ヒルズ展望台から見た住友不動産六本木グランドタワーの様子です。 

最終更新日:2025年6月1日

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