最新の都市開発ニュース
千住大橋駅前に賃貸住宅と商業施設の複合ビルを建設する「千住大橋駅前用地活用事業」!!大和ハウス工業などにより建設が進められ、2029年4月頃の竣工を目指す!!
JR松山駅南西側の車両基地跡地に5,000席以上アリーナを建設する「松山市車両基地跡地広域交流拠点施設」!!スポーツ・文化・防災を結節する新たな複合都市拠点構想が本格始動!!
愛知県知多市・名鉄常滑線朝倉駅西口一帯を3街区に分けて大規模に更新する「朝倉駅周辺整備事業」!!新市庁舎やホテル、図書館などを集積した新たな都市拠点に!!
竹ノ塚駅東口のURの団地や竹ノ塚T BOX一帯を大規模に再開発する「竹ノ塚駅東口地区再開発」!!令和8年度以降の都市計画決定を見据えて検討が進む!!
遂に日本一高いスタバが記録更新へ!!東京スカイツリーイーストタワー30階に「スターバックス リザーブ® カフェ東京スカイツリータウン30F店」が2026年3月10日(火)オープン!!
松山市中心市街地・大街道に建つ伊予鉄会館を建て替える「(仮称)伊予鉄一番町センタービル新築計画」!!2026年春に既存建物の解体工事に着手して2028年末の竣工へ!!
香川県丸亀市・丸亀城北側一帯に都市拠点を形成する「丸亀市大手町地区4街区南街区再編整備」!!新市民会館のTHEATRE MAdo(シアターマド)も令和8年9月6日に開館へ!!
東京都東村山市・興和 東京創薬研究所跡地で建設が進む複合開発「(仮称)東村山市野口町計画新築工事」!!ベイシアを核としたSCと大規模マンション建設へ!!
名鉄名古屋本線の名鉄岐阜駅~岐南駅間を高架化する「名鉄名古屋本線加納駅・茶所駅付近連続立体交差事業」!!加納駅と茶所駅は廃止され統合駅を新設へ!!
東武アーバンパークライン・大和田駅周辺約50.6haで進められている「大和田特定土地区画整理事業」!!令和8年4月には区域内に大和田小学校が開校へ!!
愛知県が中部国際空港(セントレア)の空港島東側約50haに統合型リゾート(IR)の誘致検討を再開!!大規模MICEや宿泊施設、商業・エンタメ、カジノなどを含む一体整備構想!!
「成田スカイアクセス線」鎌ヶ谷駅~印旛日本医大駅間を複々線化する構想が浮上!!旧成田新幹線計画跡地を活用し、都心~成田空港間の速達性と沿線利便性を大幅強化か!?
大阪府吹田市・万博記念公園駅前の約16.9haで計画が進む「(仮称)万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」!!約1.8万人収容のアリーナを中心としたスポーツ・文化・商業・住宅が融合する複合都市拠点形成へ!!
デザインアンケートが実施されている東武アーバンパークライン・大和田駅「大和田駅の橋上駅舎化および南北自由通路の設置」!!橋上駅舎化のほか駅前広場整備も計画中!!
JR阪和線・津久野駅周辺で大規模な再整備計画「津久野駅周辺再整備」!!市街地住宅の更新による高層住宅建設や駅前広場、自由通路整備などの計画が進む!!
遂に構想が実現へ!!池袋駅東口と西口を高架レベルで結ぶ「池袋駅東西連絡通路(東西デッキ)」!!2026年度からは概略基本設計に着手予定!!
大阪府堺市北区・中百舌鳥駅で駅前広場と民間施設の整備を行う「中百舌鳥イノベーション創出拠点」!!駅前広場再編と北部エリア活用で描く次世代イノベーション拠点の全体像!!
幕張ベイパーク北側で千葉市立新病院整備事業により建設が進む「千葉市立幕張海浜病院」!!病床数349床の高度総合医療施設が2026年秋開院へ!!
三菱電機が半導体・EV需要拡大に対応する累計約555億円の大型投資!!愛知県尾張旭市で建設が進む「三菱電機名古屋製作所尾張旭地区 新生産棟」!!
歴史的建造物と高層ビルが融合! 都市開発マニアが案内する「丸の内建築ツアー」 が丸の内LOVE WALKERに掲載!!第27回 丸の内の正統派超高層ビルの足元には地下ダンジョンの極楽が潜んでいた…!「丸の内永楽ビルディング」

JR松山駅南西側の車両基地跡地に5,000席以上アリーナを建設する「松山市車両基地跡地広域交流拠点施設」!!スポーツ・文化・防災を結節する新たな複合都市拠点構想が本格始動!!

JR松山駅周辺で進められている再整備の一環として、松山市は車両基地跡地を活用した新たなアリーナ整備構想「松山市車両基地跡地広域交流拠点施設」を推進しています。計画では、5,000席以上の客席を備えるメインアリーナとサブアリーナを中核に、スポーツ、エンターテインメント、文化、学び、防災機能を兼ね備えた多機能施設を整備するものとされています。

駅に近接する広域交通結節点という立地特性を最大限に活かし、日常的なにぎわい創出と広域からの集客を両立させるとともに、災害時には地域の防災拠点として機能する“安心できる居場所”を目指しています。松山らしさを発信し、新たな松山の魅力を創造する拠点として、都心地域の活性化をけん引するプロジェクトです。

松山市車両基地跡地広域交流拠点施設の概要

1.事業の概要と位置付け
松山駅周辺再整備の一環として進められる車両基地跡地活用による広域交流拠点施設構想。
5,000席以上のアリーナを核に、スポーツ・文化・防災機能を備える多機能都市拠点の形成。

2.これまでの経緯
予讃線や車両基地による東西分断と基盤整備の遅れを背景とした土地区画整理事業の推進。
基本構想策定と段階的具体化を経た広域交流拠点施設基本計画の取りまとめ。

3.整備方針の柱
メインアリーナとサブアリーナを中心とする5,000席超規模の複合施設整備方針。
広域交通結節点の立地を活かした集客力向上と都心活性化の推進方針。

4.施設計画の特徴
可動席や大型ビジョンを備えたスポーツ・コンサート両対応の柔軟な空間構成。
多目的スペースやユニバーサルデザインを導入した市民利用と脱炭素配慮の施設設計。

5.防災拠点としての機能
大空間を活用した避難所機能と帰宅困難者受入機能を備える都市防災インフラ。
物資集積や浸水対策を想定した松山駅周辺エリア防災力向上への寄与。

6.事業手法と運営検討
整備費の精査とサウンディング型市場調査による民間意見の反映方針。
PPP・PFI導入を含む持続可能な事業スキーム構築の検討段階。

7.将来展望と都市的意義
松山らしさを発信し誇りと愛着を育む新たな都市ブランド拠点の創出。
文化・経済・防災を結節する都心西側の新たなランドマーク形成への期待。


*アリーナ建設の検討が進む松山市車両基地跡地広域交流拠点施設の計画地の様子

JR松山駅周辺地区は、南北に走る予讃線や車両基地、貨物駅の存在により東西が分断され、西側では都市基盤整備の遅れや踏切渋滞の常態化といった課題を抱えてきました。こうした状況を改善するため、松山市は平成20年に土地区画整理事業を決定し、愛媛県やJRと連携しながら駅周辺整備が段階的に進められてきました。

出典∶松山市

車両基地の移転により生まれた跡地は、駅至近という極めて高いポテンシャルを持つエリアです。平成27年には「松山駅周辺地区車両基地跡地利用に関する基本構想」が策定され、「まつやま情報文化交流拠点」という理念のもと、文化創造・活動支援・賑わい交流・交通アクセス・防災といった機能を備える拠点整備の方向性が示されました。市民意見公募や審議会での議論を重ねながら、構想は段階的に具体化され、令和7年7月には広域交流拠点施設としての基本計画がまとめられました。

*北西側から見た松山市車両基地跡地広域交流拠点施設の計画地の様子

計画では車両基地跡地に5,000席以上の客席を持つアリーナとサブアリーナを中心とした施設を整備するものとされています。メインアリーナはプロスポーツの試合や大規模コンサート、展示会などの興行に対応できる仕様とし、Bプレミア基準を満たす本格的な競技環境を整えます。一方で、サブアリーナや多目的スペース、共用部を活用し、市民が日常的に利用できる空間を確保することで、イベントの有無にかかわらず人が集い、交流が生まれる施設とします。

また、広域交通結節点という立地を活かし、県内外からの来街者増加を見据えた機能導入が図られます。周辺エリアと連携したまちづくりを進め、都心地域全体の活性化につなげることが整備方針の柱です。さらに、都市再生緊急整備地域の指定も踏まえ、経済活性化と防災力強化の両立を図る施設整備を目指しているものとされています。

*南西側から見た松山市車両基地跡地広域交流拠点施設の計画地の様子

施設は、一般来場者エリア、バックヤードエリア、VIPエリアで構成されます。メインアリーナはコンサートとスポーツ双方に対応できる柔軟な設計とし、可動席や大型ビジョン、音響・照明設備を備えます。観客席は5,000席以上を確保し、見やすさや快適性に配慮したサイトライン設計とする計画です。

サブアリーナはバスケットボール公式コート1面分以上の広さを持ち、試合時の練習会場やイベントスペースとして活用されます。多目的スペースは可動間仕切りにより自由なレイアウトを可能とし、日常の居場所や文化活動の発表の場として機能します。さらに、ユニバーサルデザインやバリアフリー、脱炭素への配慮など、公共施設に求められる基本機能を備え、時代のニーズに応じてアップデート可能な施設とする方針です。

*南側から見た松山市車両基地跡地広域交流拠点施設の計画地の様子

本施設は、にぎわい創出拠点であると同時に、防災機能を備えた都市インフラとして位置付けられています。広いアリーナ空間は、多数の避難者を受け入れる避難所として活用可能であり、トイレや給排水設備を備えた施設特性を活かして災害時の生活支援を行います。

公共交通機関の停止などにより帰宅困難者が発生した場合には、一時的な受け入れ拠点として機能します。また、救援物資の集積場所としても活用できるよう設計段階から配慮されます。止水板の設置など浸水対策も検討されており、松山駅周辺エリア全体の防災力向上に寄与する施設となります。

*北東側から見た松山市車両基地跡地広域交流拠点施設の計画地の様子

アリーナ整備費は全国的に見ても幅があり、同規模施設でも80億円台から200億円超まで差があります。松山市では、サウンディング型市場調査を実施し、民間事業者の意見を取り入れながら適正な施設規模と整備費を見極めていく方針です。持続可能な運営体制を構築するため、PPPやPFIなどの民間活力導入も検討対象となります。

*AIで作成した松山駅前アリーナのイメージ

事業方針では、「松山らしさ」を発信し、新たな魅力を創り出すことが掲げられています。スポーツやエンターテインメントを軸に、市民が誇りと愛着を持てる空間を育てることが重要なテーマです。日常的にふらっと立ち寄れる場でありながら、全国・世界へ松山の魅力を発信する舞台となることが期待されています。

松山駅西側に誕生するこのアリーナは、単なるスポーツ施設ではなく、文化・経済・防災を結節する新たな都市拠点です。今後の詳細設計と事業手法の検討が、松山の未来像を左右する重要なステップとなります。

出典・引用元:松山市 松山駅周辺地区車両基地跡地の利用

最終更新日:2026年2月21日

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