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虎ノ門アルセアタワー

虎ノ門アルセアタワーは、東京都港区虎ノ門二丁目に建つ地上38階、地下2階、高さ184.925mの超高層ビルです。立地は、北側を環状二号線、南側を虎の門病院、西側を住友不動産虎ノ門タワーに囲まれた「旧虎の門病院」跡地に位置しています。

従前の再開発区域は、老朽化していた虎の門病院・国立印刷局・共同通信会館の機能更新及び安全で快適な歩行者ネットワークの形成という課題を抱えており、街区を一体的・段階的に開発することで、国際都市にふさわしい高度医療に対応した新病院をはじめ、高機能オフィスの整備、歩行者ネットワークの拡充、都市防災機能や都市環境の向上を図る再開発事業が行われるものとなりました。旧虎の門病院跡地において、虎ノ門・赤坂エリアの価値を最大化し、国際競争力強化に資する新たなビジネス拠点を整備するものとして再開発が進められました。

施設構成は、地下2階~地下1階に駐車場、地上1階にマルシェ・店舗、車寄せ、オフィスエントランス、オフィスラウンジ、バイクステーション(予約制駐輪場)、2階にオフィスロビー、店舗、アルセアサロン、3階にビジネスセンター(シェアオフィス、コンファレンス、フィットネス)、4階~5階に機械室、6階~37階にオフィス(6階~15階は賃貸対象外オフィス、16階~37階は賃貸オフィス)、38階に機械室、22階にスカイロビー、スカイラウンジとなります。

建築主は独立行政法人都市再生機構(代表施行者)、国家公務員共済組合連合会(共同施行者)、保留床取得者は日鉄興和不動産株式会社(代表)、第一生命保険株式会社(持分40%で最大)、関電不動産開発株式会社、東京ガス都市開発株式会社、九州旅客鉄道株式会社、大成建設株式会社、設計は大成建設株式会社、施工は大成建設株式会社です。着工は2020年9月1日、竣工は2025年2月14日となっています。

過去の建設状況

→過去の建設状況


概要

名称 虎ノ門アルセアタワー
計画名 虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 業務棟
所在地 東京都港区虎ノ門二丁目105番
用途 事務所、店舗、駐車場
階数 地上38階、地下2階
高さ 179.925m (最高184.925m)
構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
制振構造
基礎工法 直接基礎、杭基礎
敷地面積 22,539.74㎡
建築面積 7,898.09㎡ (15,641.30㎡)
延床面積 180,582.82㎡ (266,115.75㎡)
着工 2020年9月1日
竣工 2025年2月14日
建築主 独立行政法人都市再生機構(代表施行者)、国家公務員共済組合連合会(共同施行者)
地域冷暖房施設:株式会社虎ノ門エネルギーサービス
保留床取得者:日鉄興和不動産株式会社、第一生命保険株式会社、関電不動産開発株式会社、東京ガス都市開発株式会社、九州旅客鉄道株式会社、大成建設株式会社
設計 基本設計:日本設計・三菱地所設計共同企業体
実施設計:大成建設株式会社
施工 大成建設株式会社
監理:日本設計・三菱地所設計共同企業体
最寄駅 東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅、東京メトロ銀座線、南北線「溜池山王」駅、東京メトロ丸ノ内線、日比谷線、千代田線「霞ヶ関」駅
備考 ▼施設構成
🔻業務棟
地下2階~地下1階:駐車場
地上1階:マルシェ・店舗、車寄せ、オフィスエントランス、オフィスラウンジ、バイクステーション(予約制駐輪場)
2階:オフィスロビー、店舗、アルセアサロン
3階:ビジネスセンター(シェアオフィス、コンファレンス、フィットネス)
4階~5階:機械室
22階:スカイロビー、スカイラウンジ
6階~37階:オフィス
・6階~15階:賃貸対象外オフィス
・16階~37階:賃貸オフィス
38階:機械室

🔻アネックス棟
保育施設、虎ノ門ヒルズ直結デッキ
 
 
 

位置図

標識

▼施設建築物

▼附帯建物等

配置図

出典:日鉄興和不動産株式会社

断面図

出典:日鉄興和不動産株式会社

イメージパース

▼街区全体

出典:港区

▼虎ノ門アルセアタワー

出典:日鉄興和不動産株式会社

虎ノ門アルセアタワーの建設が含まれる「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、虎の門病院、国立印刷局、共同通信会館を含む街区を一体的かつ段階的に整備するもので、都市機能の更新と国際競争力の強化を目的としていました。

平成24年に地権者とUR都市機構の間で再開発事業に関する協定が締結され、平成26年に東京都の施行認可を受けた後、UR都市機構が代表施行者として本事業を推進してきました。事業地区は霞ヶ関エリアに近接し、外堀通りや桜田通り、六本木通りなど幹線道路や地下鉄駅へのアクセスも良好で、交通利便性に優れた立地です。

 

虎ノ門アルセアタワー

南側から見た虎ノ門アルセアタワーの様子です。

 

 

南側から見た虎ノ門アルセアタワーの様子です。

 

 

南側から見上げた虎ノ門アルセアタワーの様子です。

 

 

西側から見た虎ノ門アルセアタワーの様子です。

 

 

北側から見た虎ノ門アルセアタワーの様子です。

 

 

北東側から見た虎ノ門アルセアタワーの様子です。

 

 

北東側から見た虎ノ門アルセアタワーの低層部分の様子です。

 

  

虎ノ門アルセアタワーでは、ZEB Oriented認証やCASBEE建築Sクラスを取得し、省エネルギー設備や環境負荷低減策を積極的に導入しています。地域冷暖房とコージェネレーションシステムの連携により効率的なエネルギー利用が実現され、災害時にも非常用発電機やオイルタンクにより最大7日間の電力供給が可能です。また、地上やデッキ、壁面に植栽を配置し、都市環境の向上にも配慮されています。

 

東側から見た虎ノ門アルセアタワーの様子です。

 

 

東側から見た虎ノ門アルセアタワーの高層部分の様子です。

 

 

外装材カーテンウォールは、白いマリオンが垂直方向に伸び、スリット窓が並んだものとなっています。

 

 

東側から見た虎ノ門アルセアタワーの低層部分の様子です。

 

 

東側低層部分は、壁面緑化やマリオンが連続するものとなっています。

 

 

北側の環状二号線沿いには緑地が整備されています。

 

  

虎ノ門アルセアタワーでは、敷地内外の緑化にも力が注がれています。外構部は地形の起伏を活かした設計がなされ、四季折々の変化を楽しめる豊かな緑地が整備されます。また、六本木通りから新虎通りまで東西約850メートルにわたる「赤坂・虎ノ門緑道」と連続する並木道も整備され、敷地全体で約9,000㎡の緑化面積が確保されます。

 

これにより、都市の喧騒の中でも自然を身近に感じられる環境が提供され、来訪者や働く人々がリラックスできる空間としての魅力が高められています。緑道と敷地内の緑地が一体となることで、歩行者の動線に沿った心地よい景観と潤いのある街並みが形成され、周辺の都市環境にも寄与しています。

 

東側低層部分のマリオンです。

 

  

エントランスアプローチの様子です。

 

  

虎ノ門ヒルズ方面からペデストリアンデッキが接続されており、虎ノ門ヒルズ駅や虎ノ門駅と直結しています。

 

  

ペデストリアンデッキの様子です。

 

 

現地に掲示されている配置図です。

 

 

デッキレベルのエントランスアプローチの様子です。

 

 

2階の屋外ラウンジです。

 

  

ペデストリアンデッキは南側の虎の門病院まで直結しています。

 

 

デッキレベルに新設された虎ノ門アルセアタワーと虎の門病院の間の広場の様子です。

 

 

建物名称「アルセア」は、江戸時代に浮世絵師・歌川広重が描いた「虎の門外あふひ坂(葵坂)」にちなんでおり、かつてこの地に群生していたタチアオイの学名から名付けられました。過去から現在、未来へと世代をつなぐという想いが込められています。

  

エントランスラウンジです。

 

 

エントランスラウンジからオフィスロビーへ至るエスカレーターと吹き抜け空間の様子です。

 

 

オフィスロビーです。

 

  

虎ノ門アルセアタワーの1階には、11店舗で構成される商業エリア「マルシェゾーン」が設けられています。ここではオープンテラスに面した開放的な飲食ゾーンが配置され、来訪者は自由にくつろぎながら食事を楽しめます。また、バイルオーダーの導入や充実したテイクアウトメニューの提供により、ワーカーや訪問者の利便性が高められています。

 

出典:日鉄興和不動産株式会社

3階にはオフィスサポート施設「ビジネスセンター」が整備され、シェアオフィス、コンファレンス、フィットネス施設が設けられています。シェアオフィスは1~5名用を中心に、最大20名程度の大部屋対応も可能な個室やオープンエリアを併設しており、柔軟な働き方をサポートします。コンファレンスルームは、数名のミーティングから最大約80名のセミナーまで対応可能な6部屋を備え、配信セミナーや貸切パーティーにも活用できる「STUDIO&LOUNGE」も設置されています。

 

出典:日鉄興和不動産株式会社

22階に設けられるスカイロビーの奥には、テナント専用の「スカイラウンジ」が整備され、カウンター席やシート席など多様な座席バリエーションを持つ約160席が用意されています。ここでは入居者がリラックスした時間を過ごせるだけでなく、ビジネスミーティングの場としても利用可能です。

 

出典:日鉄興和不動産株式会社

16階から37階までのオフィスフロアは、高機能かつ快適な業務環境を提供しています。基準階面積は約3,300~3,500㎡で、天井高は2,900mm(16階・22階・30階は3,000mm)を確保しており、整形無柱空間による自由度の高いレイアウトが可能です。基準階OA床は100mmを標準とし、16階・30階は300mmまで対応。コンセント容量は60VA/㎡で、受電方式は22KV特別高圧3回線スポットネットワーク方式を採用しています。非常用発電機は168時間分の重油備蓄があり、地域冷暖房供給施設と連携したエネルギー供給により災害時でも空調が稼働可能です。

 

北側から見た虎ノ門アルセアタワーと隣接して建つ住友不動産虎ノ門タワーの様子です。

 

 

虎ノ門病院

北東側から見た虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 病院棟として建設された「虎ノ門病院」の様子です。地上19階、地下3階、高さ99.55m、2019年3月31日竣工の超高層ビルとなっています。本事業は、国際水準の医療を提供する虎の門病院の機能を停止せずに隣接敷地と一体的・段階的に施設を更新するもので、15年以上にわたる長期事業です。UR都市機構が代表施行者となり、国家公務員共済組合連合会(KKR)や民間事業者と連携して公民連携型で推進されており、民間の創意工夫と活力を取り入れた効率的な事業運営が行われています。

最終更新日:2025年9月22日

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