都市開発ニュース
海老名駅西口に2027年春開業する「ViNA GARDENS hug(ビナガーデンズ ハグ)」!!保育・教育・飲食・フィットネス・ペット関連など全8テナントが入居する新たなファミリー拠点に!!
2030年度から順次6両編成で運行する「福岡市地下鉄七隈線6両編成化」!!輸送力約1.5倍へ、橋本~姪浜・福岡空港国際線への延伸構想も!!
堂島のANAクラウンプラザホテル大阪の解体工事が本格化した「堂島ダイビル・クラブ関西会館地上解体工事」!!クラブ関西会館もほぼ解体完了、両敷地一体の建て替えか!?
国際センター駅前で建設が進む名古屋銀行の新たな高層オフィスビル「(仮称)名古屋銀行名古屋駅前ビル」!!南東側一帯の名駅五丁目では大規模再開発構想も進展!!
有楽町駅前で2026年9月1日に着工する「YURAKUCHO PARK」!!CLTを活用したサーキュラー建築や既存地下躯体を活かした新たな都市空間を整備へ!!
JR松山駅周辺にホテルや商業施設、アミューズメント施設などの複合機能を導入する「JR松山駅周辺にぎわい施設整備事業」!!三井不動産やJR四国、伊織の3者が事業協力予定者に選定!!
晴海五丁目に整備される環状第2号線と朝潮運河をつなぐ新たな広場「黎明大橋際街角広場(仮称)整備工事」!!新たな歩行者ネットワークと水辺の回遊空間を形成へ!!
東急田園都市線鷺沼駅で進む自由通路や商業施設、改札が新設される「東急田園都市線鷺沼駅改良工事」!!再開発と合わせて駅まち一体の都市拠点へ変貌!!
豊川駅東口・遂に外観の姿が現れた高層複合ビル「FRONTIS TOYOKAWA(フロンティス トヨカワ)」!!たびのホテルlit豊川やオフィス、多目的ホール、商業施設が入り、2026年11月15日に開業へ!!
JR東海道本線石山駅北口のルネサス滋賀工場跡地一帯で進む3街区・1,001戸の大規模マンション「BIWARLY HILLS(ビワリーヒルズ)」!!駅前広場・商業施設・公園も整備する関西圏最大級の大規模複合開発!!
鳥取駅の駅前広場・複合施設・バスターミナル等を再編する「鳥取駅周辺再生整備計画(素案)」が公表!!山陰の一大ターミナル駅が大きく生まれ変わる!!
JR大阪駅前にダイナミックな滝や池を備えた都市の森が誕生する「うめきたの森」!!2026年11月20日開園を目指して緑豊かな木々が遂に姿を現す!!
全長約67mの巨大LEDビジョン・スカイメディア金山ルーフも設置された「金山総合駅デジタルサイネージ」!!駅コンコースがメディア空間に生まれ変わる!!
花車ビルなどが建ち並ぶ名駅五丁目地区で再開発計画浮上「名駅五丁目みらい構想 Ver.2」!!地上40階建てクラスの超高層3棟からなる大規模複合施設を建設か!?
晴海四丁目の上屋・倉庫跡地で進む大規模な都市基盤整備「晴海四丁目まちづくり」!!晴海西小学校第二校舎の建設や道路造成が進行中!!
大阪府吹田市・万博記念公園駅前で2027年1月中旬に着工する「(仮称)万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」!!18,000人収容アリーナを核とした大規模複合開発!!
新川崎に量子・AI・半導体の研究開発拠点が誕生「新川崎・創造のもりイノベーション拠点整備事業」!!2029年度開業を目指す次世代イノベーション拠点!!
まちのリビングのような駅を目指して改修する「東急田園都市線 宮崎台駅リニューアル工事」!!2028年度完成に向けて進む駅・駅前広場の大規模改修!!
遂に高架橋の姿も現した京成立石駅周辺を高架化する「京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業」!!上り仮ホームや仮線整備も進む2026年夏時点施工状況!!
千葉ニュータウンに建っていた地上13階、高さ90.8mの超高層ビル・旧三菱UFJ銀行千葉センターを解体する「NRT11解体工事(地上部)」!!新たなデータセンターへ転換・建設!!

JR東静岡駅北口市有地に建設される約1万席規模のアリーナ「静岡市アリーナ整備・運営事業」!!NTTドコモを代表とするグループが落札し、2030年4月の供用開始を目指す!!

静岡市は、JR東静岡駅北口市有地で計画を進めている静岡市アリーナ整備・運営事業について、事業者公募の結果、株式会社NTTドコモを代表企業とする「The Shizuoka Alliance」を落札者に決定したと公表しました。提案では、市負担額300億円に加え、運営権対価約63億6千万円を合わせた約363億円を施設整備費に充てる計画が示され、有識者で構成される事業者選定審査会で1,000点満点中647点を獲得し、最優秀提案に選定されました。今後は基本協定締結、特別目的会社(SPC)設立、議会議決を経て正式契約となり、2030年4月の供用開始を目指しているとのことです。

静岡市アリーナ整備・運営事業の概要

1.落札者決定と事業概要
株式会社NTTドコモを代表企業とするThe Shizuoka Allianceの落札決定の公表。
市負担300億円と運営権対価約63億6千万円を合わせた約363億円による整備計画の提示。

2.審査結果と評価内容
入札価格200点・性能評価800点の総合評価方式による1,000点満点中647点の獲得。
性能評価基準を大きく上回る最優秀提案としての選定結果。

3.落札までの経緯
2025年8月の入札公告から2026年2月24日の正式決定までの手続き進行。
参加資格審査、提案審査、プレゼンテーションを経た唯一提案者の選定経緯。

4.提案コンセプトと三つの使命
「REBOOT SHIZUOKA」を掲げた次世代型アリーナによるまちの再起動構想。
最高の熱狂創出、静岡の誇り発信、地域ビジネスイノベーション拠点化という三つのミッション。

5.施設計画と機能構成
JR東静岡駅北口市有地に整備される延床約29,200㎡・約1万席規模のメインアリーナ計画。
八角形型ボウルデザインとサブアリーナ併設による高稼働型複合施設構想。

6.需要予測と経済波及効果
年間稼働率75.1%・来場者数112万人を目標とする高水準の需要想定。
開業後10年間累計約1,537億円の経済波及効果と雇用創出効果の試算。

7.防災機能と今後のスケジュール
災害時の緊急物資集積所・指定避難所として活用可能な防災拠点機能の整備。
2030年4月供用開始を目指す設計・建設・契約締結までの段階的事業推進計画。


出典:静岡市/The Shizuoka Alliance

静岡市アリーナ整備・運営事業は、静岡市が目指す次世代型アリーナの整備・運営を民間活力で実現するものです。落札者となった「The Shizuoka Alliance」は、代表企業の株式会社NTTドコモを中心に、計10社の構成企業と7社の協力企業で組成される企業グループです。提案では、市負担額300億円に加え、運営権対価6,363,449,988円を市に支払う内容が示されました。これらを合算した約363億円がアリーナ整備費に充当される計画とされています。

審査は、入札価格200点、性能評価800点の計1,000点満点で行われ、同グループは合計647点(価格評価200点満点中、性能評価447点)を獲得しました。性能評価は200点未満の場合失格となる基準が設けられていましたが、それを大きく上回る高評価となりました。審査会の結果を受け、2026年2月24日に正式に落札者として決定しています。

*静岡市アリーナ整備・運営事業の建設地となるJR東静岡駅北口市有地の様子

静岡市アリーナ整備・運営事業は2025年8月8日に入札公告が行われました。参加表明は2グループから提出されましたが、うち1グループは建設業務に携わる企業が含まれていなかったため、参加資格要件を満たさず参加資格なしとなっています。

その後、2026年1月30日に事業提案書の提出が締め切られ、唯一の参加グループから正式提案が提出されました。2月16日に基礎審査とヒアリング事項の確認、2月20日にプレゼンテーションおよび総合評価が実施され、2月24日に市の選定委員会で落札者決定に至りました。

全国的に公共施設整備の入札不調が相次ぐ中、運営権対価を含む提案がなされたことは特筆すべき点です。市は、アリーナの事業性や将来性に対する民間の高い評価の表れであるとしています。

出典:静岡市/The Shizuoka Alliance

提案コンセプトは「REBOOT SHIZUOKA ―感動で、静岡の未来を加速させる―」です。静岡市アリーナ整備・運営事業ではアリーナを単なるイベント開催施設として整備するのではなく、まち全体を再起動させる“装置”として位置づけています。人々の心を揺さぶる感動体験を起点に、新たな人の流れや交流、ビジネス、文化創造を生み出し、都市のポテンシャルを最大限に引き出すことを目指しているとのことです。

Mission1「最高の熱狂で、誰もがあこがれる場へ」では、国内最高水準の観戦環境を整備し、訪れるすべての人に特別な体験を提供します。大型ビジョンや専用アプリ、先進的な通信技術を活用した“スマート・アリーナ体験”により、リアルとデジタルが融合した新しい観戦スタイルを実現します。

建築デザインにおいては、富士山の笠雲をモチーフに、渦を巻きながら上昇するダイナミックなフォルムを採用し、遠景からも象徴的に認識されるランドマークを創出します。さらに、フードホールやコートサイドラウンジ、スイートエリアなどの高付加価値空間を充実させることで、観戦のみならず滞在そのものが目的となる魅力的な場を形成するものとしています。

*最寄り駅となるJR東静岡駅周辺は再開発が進められた静岡の新都心となっている

Mission2「「静岡の誇り」を育み、その魅力を世界へ」では、アリーナを静岡の魅力発信拠点と位置づけます。静岡ならではの食や景観、文化資源を国内外へ広く発信し、アリーナ来訪者を市内各地へと回遊させる仕組みを構築します。富士山ビューを活かしたフォトスポットの整備や、特性の異なる3つの広場の設置により、イベント時だけでなく日常的にも市民が集い、憩い、交流できる空間を創出します。これにより、市民の誇りを醸成するとともに、都市ブランドの向上を図るものとされています。

Mission3「地域のビジネスイノベーションのハブとなる」では、アリーナを地域経済活性化の中核拠点とすることを掲げています。地元企業の積極的な参画や地域資源の活用を通じて、地域経済との共創を推進します。建材や食材、各種サービスの調達においても地域との連携を重視し、経済波及効果を市内に広げていきます。アリーナを核に新たなビジネス機会や産業連携を創出し、持続可能な地域成長モデルの確立を目指します。

*東静岡駅南口側の光景。コンベンションセンターのグランシップが建っている
*東静岡駅は橋上駅舎となっており、北口と南口がデッキレベルで繋がっているほか、アリーナも直結する

計画地はJR東静岡駅北口市有地で、敷地面積は約29,359㎡。鉄骨造4階建て、延床面積約29,200㎡、最高高さ約30.9mの施設です。メインアリーナは約10,000席規模で、バスケットボール約9,900席、バレーボール約9,800席、コンサート約10,000席のレイアウトが可能。八角形型ボウルデザインにより、視認性と稼働率向上を両立します。サブアリーナ(約200席)も併設します。

開業10年目の年間目標値として、施設稼働率75.1%、年間147日の興行開催、来場者数112万人を掲げています。これは市が当初想定していた年間約70万人を大きく上回る水準です。経済波及効果(開業後10年間累計)は約1,537億円、雇用誘発数16,260人、市民税誘発額約16億円と試算されています。

出典:静岡市/The Shizuoka Alliance

整備されるアリーナは、災害時には緊急物資集積所および指定避難所として活用できる「地域のためのアリーナ」として整備されます。高い構造安定性を備え、インフラ途絶時でも電気・給排水の利用が可能な設備を導入。多機能なゾーニングにより迅速な用途転換を可能とします。また、プロフィットシェアリング制度も導入され、年間収入が計画値の115%を超えた場合、超過分の10%が市に還元される仕組みとなっています。

今後の予定は、2026年3月下旬に基本協定締結、7月に事業契約締結(市議会議決後)、2026年7月~2027年8月に設計、2027年8月~2030年3月に建設工事を行い、2030年4月の供用開始を目指すものとされています。静岡市が掲げる「観るアリーナ」「持続可能なアリーナ」というビジョンの実現に向け、民間主導による本格的なプロジェクトがいよいよ動き出します。

出典・引用元:静岡市 アリーナ事業の実施状況

最終更新日:2026年2月25日

タイトルとURLをコピーしました