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COCOLAFRONT(ココラフロント)

COCOLAFRONT(ココラフロント)は、愛知県豊橋市駅前大通一丁目に建つ地上16階、地下2階、高さ72.9mの「サーラタワー」と地上6階の「ガーデンサイト」から構成される超高層ビルです。立地は、豊橋駅東口及び南口の駅前、北側を駅前大通りに面した場所に位置しています。

豊橋駅前エリアの機能更新や賑わい創出が求められていたことから、周辺の活性化と地域発展を目的に本事業が推進されました。地域活性化の「起爆剤」として位置付けられ、「東三河・豊橋元気化プロジェクト」の理念のもと、街全体へ広がる新たなまちづくりを目指して、商業・ホテル・オフィス・庭園などを複合した質の高い都市空間が整備されています。

施設構成は、「サーラタワー」が、地下2階に機械室、地下1階に駐車場、地上1階~3階に店舗、3階にブライダルサロン、4階~9階にオフィス、10階~16階にホテル「ホテルアークリッシュ豊橋」が配置されています。「ガーデンサイト」は、1階~3階に店舗、4階にバンケットルームとミーティングルーム、5階にバンケットホールとなります。3階部分では、ココラアベニューとデッキで接続しており、ペデストリアンデッキで豊橋鉄道渥美線「新豊橋」駅や「豊橋」駅南口と直結しています。

建築主はガステックサービス株式会社、設計は豊橋駅前大通一丁目地区設計共同企業体(株式会社K計画事務所/株式会社日本設計)、施工は鹿島建設株式会社です。着工は2006年6月、竣工は2008年8月2日となっています。


概要

名称 COCOLAFRONT (ココラフロント)
ホテル名:ホテルアークリッシュ豊橋
計画名 豊橋駅前大通一丁目地区優良建築物等整備事業
所在地 愛知県豊橋市駅前大通一丁目55番地
用途 ホテル、事務所、店舗、駐車場
階数 サーラタワー:地上16階、地下2階
ガーデンサイト:地上6階
高さ 72.9m
構造 サーラタワー:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
制震構造 (鋼板ハニカムダンパー)
ガーデンサイト:鉄骨造
基礎工法
客室数 91室
敷地面積 サーラタワー:2,778.58㎡
ガーデンサイト:2,649.25㎡
建築面積 サーラタワー:2,063.59㎡
ガーデンサイト:2,037.85㎡
延床面積 サーラタワー:17,990.38㎡
ガーデンサイト:6,553.09㎡
着工 2006年6月
竣工 2008年8月2日
建築主 ガステックサービス株式会社 (現:サーラエナジー株式会社)
設計 豊橋駅前大通一丁目地区設計共同企業体(株式会社K計画事務所/株式会社日本設計)
総合プロデュース:株式会社北山創造研究所
ホテルデザイナー:株式会社プラン・ドゥ・シー 、株式会社乃村工藝社
デザインディレクター:小坂竜
施工 鹿島建設株式会社
最寄駅 JR東海道新幹線、東海道本線、飯田線、名鉄名古屋本線「豊橋」駅、豊橋鉄道渥美線「新豊橋」駅、豊橋鉄道東田本線「駅前」電停
備考 ▼施設構成
🔻サーラタワー
地下2階:機械室
地下1階:駐車場
地上1階~3階:店舗
3階:ブライダルサロン
4階~9階:オフィス
10階~16階:ホテル「ホテルアークリッシュ豊橋」

🔻ガーデンサイト
1階~3階:店舗
3階:ココラガーデン
4階:バンケットルーム、ミーティングルーム
5階:バンケットホール

▼ホテルアークリッシュ豊橋
客室:バルコニースイートキング(70㎡)、ラグジュアリースイートキング(79㎡)、コーナーキング(52㎡)、デラックスキング(44㎡)、スーペリアキング(37㎡)、コーナーツイン(47㎡)、デラックスツイン(45㎡)、スーペリアツイン(40㎡)、スタンダードダブル(20〜24㎡)、スーペリアダブル(33㎡)、デラックスキング(33㎡)、ラグジュアリーキング(35㎡)、ラグジュアリーコーナーキング(39㎡)、スーペリアツイン(42㎡)、デラックスツイン(35㎡)、ユニバーサルツイン(43㎡)
付帯施設:レストラン・バー「レストランKEI」、「BAR DANRO」、「THE GARDEN」、バンケット「THE TERRACE ROOM」、「THE GRACE」、ブライダル「音楽堂(ONGAKUDO)」、ミーティングルーム「THE GREEN ROOM」
 

位置図

イメージパース

出典:株式会社サーラコーポレーション

サーラタワー

北西側から見たココラフロント サーラタワーの様子です。

 

 

北西側、豊橋駅前から見たココラフロント サーラタワーの様子です。

 

 

低層棟(バンケット棟)の建設では、既存の地下構造物を活かし、柱と干渉しない位置に杭を配置して新築部分を支持することで、環境負荷の低減が図られました。また、解体したRC構造物のガラを地下躯体内に埋設し、資源再利用も行われています。一方、高層棟は台形の平面形状と上下階で異なる構成が特徴で、中央に設けた構造コアの周囲に鋼板ハニカムダンパーを配置して高い制震性能を確保しています。さらに、偏心を抑えるために反対側の柱を増やし、最上部には18mスパンのフィーレンディール架構を採用するなど、先進的な構造技術が用いられています。

完成後、高層棟は「サーラタワー」として供用され、バンケット棟は「ガーデンサイト」とともに複合施設「COCOLA FRONT(ココラフロント)」として2008年に竣工しました。「サーラタワー」3階部分には、2009年に開業した商業施設「ココラアベニュー」への連絡橋が設けられ、豊橋鉄道渥美線の新豊橋駅や豊橋駅南口へペデストリアンデッキで直結する利便性の高い動線を確保しています。

また、地下階には機械室と駐車場が配され、天然ガスを燃料としたガスエンジンやコージェネレーションシステム、ボイラーなど最新のエネルギー設備が導入されています。これらを活用し、サーラグループと豊橋技術科学大学が省エネルギー研究を共同で実施している点も大きな特色です。

 

南西側から見たココラフロント サーラタワーの様子です。

 

 

豊橋駅前大通一丁目地区優良建築物等整備事業として進められたCOCOLAFRONT(ココラフロント)は、サーラグループが地域の発展に寄与する中長期的な経営課題の一環として位置付けられていました。エネルギー供給や土木・建設・設備工事など、地域基盤と深く結びついた事業を展開する同グループにとって、豊橋・東三河地域のさらなる活性化は新たなビジネスチャンスの創出にもつながる重要なテーマです。

本事業では単なる建物建設にとどまらず、駅前エリア全体のにぎわい創出をめざし、街区全体へ広がりをもたせる「東三河・豊橋元気化プロジェクト」として開発が進められています。さらに同社が掲げるブランドメッセージ「生活にファインクオリティ。SALA」を具現化し、地域社会の生活舞台をより豊かにするための挑戦でもあります。完成後にはサーラコーポレーションおよび一部グループ企業、中部瓦斯株式会社の本社が新ビルへ移転し、グループとしての経営戦略機能を集約しています。

 

南東側から見たココラフロント サーラタワーの様子です。

 

 

エントランスです。

 

 

オフィスエントランスです。

 

 

ホテルエントランスと車寄せです。ホテルアークリッシュ豊橋は、豊橋駅前のココラフロント(サーラタワー)10階から16階に位置する上質なシティホテルで、サーラグループにより運営されています。総客室数は91室で、1ベッドルーム、2ベッドルーム、エグゼクティブフロアの特別室など多彩なタイプがそろい、全室に無料Wi-Fiやアメニティを備えるなど快適な滞在環境が整っています。

客室は「アークリッシュフロア」「スタンダードフロア」「クラブフロア」に分かれます。10階のアークリッシュフロアはプライベートデッキやジャグジー付きのスイートを中心とした最上級フロアで、バルコニースイートキングやラグジュアリースイートキングなどが入り、天然素材の温かみあるデザインが特徴です。11階から14階のスタンダードフロアには、ビジネスにも観光にも使いやすい客室が並び、33名のアーティスト作品が各室に飾られています。15階のクラブフロアでは、リラクゼーションラウンジやフィットネスルームを備えたクラブラウンジを全宿泊者が利用でき、より上質な滞在を満喫できます。

 

 

館内施設も充実しており、16階には豊橋の街を見渡せるメインダイニング「レストランKEI」と、落ち着いた雰囲気の「バーDANRO」があります。3階の「THE GARDEN」では緑に囲まれた開放的な食事空間が広がります。バンケット施設としては、バルコニー併設の「THE TERRACE ROOM」や、二層吹き抜けの「THE GRACE」があり、結婚式やパーティーに活用されています。ブライダル向けには、厳かな雰囲気を持つ「音楽堂(ONGAKUDO)」を備え、4階には会議に利用できる「THE GREEN ROOM」も設置されています。

このように、ホテルアークリッシュ豊橋は多彩な客室と豊富な付帯施設を備え、ビジネス、観光、ブライダルなどさまざまな目的に対応するホテルです。豊橋駅前という利便性の高い立地と充実したサービスにより、訪れる人々に心地よい滞在時間を提供しています。

 

歩道状空地とピロティ空間です。植栽やモニュメントが設置されています。

 

 

商業エリアでは「日常と非日常を一堂に創る」ことを掲げ、吹き抜けを活かした開放的な空間と広場を中心とした賑わいづくりが特徴です。また、南北の建物を庭園がつなぎ、回遊性のある歩行者動線を確保することで、四季を感じる癒しの空間が創出されています。

 

オフィスは創造性とコミュニケーションの向上を重視した設計で、制震構造を採用した高い耐震性とともに、OAフロアや高度な空調・防災・セキュリティ機能を備えた先進的なビジネス環境が整えられています。ホテルは豊橋・東三河地域の「元気」と「文化」を発信する拠点として計画され、客室、クラブフロア、スパ、フィットネス、レストラン、音楽堂、バンケットなど多彩な施設によって地域の交流を支える存在をめざしています。

 

3階デッキレベルでココラアベニューや豊橋駅と接続しており、低層部分には商業施設が入ります。

 

 

サーラタワーとガーデンサイトの間の街路の様子です。セットバックして建てられた建物との間には、広場が整備されており、ベンチやテーブルなどのストリートファニチャーが置かれています。

 

 

ガーデンサイト

西側から見たココラフロント ガーデンサイトの様子です。

 

 

北東側から見たココラフロント ガーデンサイトの様子です。

 

 

サーラタワーとガーデンサイトは、連絡通路で結ばれています。

 

 

デッキ空間と街路の様子です。休日や夜に賑わいあふれる都市空間が創出されています。

 

 

3階のデッキ広場「ココラガーデン」です。

 

 

周辺の様子・周辺から見た様子

南西側に隣接する都市型商業施設「ココラアベニュー」です。地上3階、延床面積12,595㎡で、店舗や事務所、駐車場が入ります。

 

 

ココラアベニューを通じて、ペデストリアンデッキで豊橋駅と直結しています。

 

 

立体駐車場です。4層5段で357台収容可能となっています。

 

 

ココラアベニューとデッキで接続しており、ペデストリアンデッキで豊橋鉄道渥美線「新豊橋」駅や「豊橋」駅南口と直結しており、豊橋駅から徒歩1分という極めて利便性の高い立地に建設されました。施設は主に三つの建物で構成され、メインとなる「サーラタワー」は地上16階・地下2階建てで、ホテル・オフィス・商業機能を備える複合ビルです。一方の「ガーデンサイト」は地上6階・地下1階建てで、レストランや音楽堂、バンケットなど文化・交流拠点としての機能を持ちます。さらに「立体駐車場」では215台の駐車が可能となり、駅前施設としての利便性が高められています。

 

COCOLA FRONTは、豊橋駅前の旧西武百貨店跡地を活用した再開発として誕生し、「心から楽しむ」という意味を込めた名称「ココラ」がブランドとして付けられています。高層棟「サーラタワー」にはホテルやオフィスが入居し、最上部には「ホテルアークリッシュ豊橋」が開業しました。その名称「アークリッシュ」は「豊かな橋=豊橋」を象徴しており、地域の魅力を発信する存在として高い評価を得ています。駅前に新たなランドマークを形成した本施設は、商業・文化・業務の拠点として発展を続け、豊橋の中心市街地活性化に大きく寄与するプロジェクトとなりました。

最終更新日:2025年11月27日

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