最新の都市開発ニュース
ささしまライブ24・中川運河堀止エリアに「NAKAGAWA CANAL DOORS(ナカガワ キャナル ドアーズ)」が令和8年6月18日(木)開業!!親水空間を活かした名古屋新都心の新たな“扉”に!!
JR南武線と小田急小田原線の乗換駅・登戸駅に全13店舗の駅直結型SC「ビーンズ登戸」が2026年春に開業!!周辺では再開発タワマン計画や区画整理も進む!!
新丸子駅近くの丸子温泉跡地に公衆浴場を併設した分譲マンション「(仮称)中原区新丸子町分譲マンション計画」の計画浮上!!
なんば住宅博も2026年閉鎖に!!クボタ本社跡地で計画が浮上した「(仮称)なんばアリーナ」!!約1万2,000人規模の大型アリーナ新設で、なんばに新たな集客拠点誕生へ!!
遂に下見板張りされた木の外観が出現!!日本初の本格的な高層木造商業施設「渋谷マルイ」!!新商業施設は2026年に開業予定!!
梅田に新たな大規模複合ビル計画!?梅田OSビル・大阪日興ビル・梅田セントラルビルの解体が進む「曽根崎2丁目計画」!!
「福岡パルコ」が2027年2月末に営業終了へ!!天神ビッグバンによる天神二丁目南ブロックの再開発がまもなく始動!!
名鉄瀬戸線三郷駅を橋上駅舎化して自由通路を新設する「三郷駅自由通路・北口交通広場」の都市計画変更が決定!!再開発と連携して交通結節機能向上へ!!
名鉄岐阜駅周辺の大規模再開発構想「名鉄岐阜駅エリア再開発」!!イクトやバスターミナル、岐阜ロフト、名鉄協商パーキングを段階的に再開発して複合施設を建設へ!!
ポツンとスタバが出現!!TX流山セントラルパーク駅周辺で進む「運動公園周辺地区一体型特定土地区画整理事業」!!流山市総合運動公園にもスタバ併設、愛称は「流山セントラルパーク」へ!!
岡山電気軌道の路面電車延伸環状化事業「ハレノワ線(仮称)」(大雲寺前〜ハレノワ〜西大寺町間)の事業計画案が公表!!ハレノワ前電停を新設して令和11年度中の運行開始を目指す!!
JR山手線大塚駅前で再開発計画が浮上した「大塚駅南口地区再開発」!!大街区化や広場等の整備のほか大塚らしい魅力を感じさせる交流拠点などを整備へ!!
阪急京都線と千里線に挟まれた柴島浄水場開発用地約12haで構想が進む大規模都市開発「淡路駅エリアのまちづくり」!!2027年度から浄水処理機能集約着手、2032年度以降に配水池エリア開発着手へ!!
日本橋エリア2棟目のハイブリッド木造高層オフィスビル計画「(仮称)日本橋本町一丁目5番街区計画」!!高層階は純木造の木の温もり溢れるオフィス空間に!!
松山城南側に広がる城山公園を再整備する「城山公園(堀之内地区)第2期整備」!!休憩所兼案内所の新設や景観整備へ!!
津田沼戦争を率いた津田沼パルコも夢の跡!?津田沼駅北口「津田沼パルコA館」跡地で三井不動産レジデンシャルによる商業・住宅の複合開発!!
阪急電鉄京都線・千里線淡路駅名物は平面交差から巨大高架橋に!!要塞のような高架橋構築が進む「阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業」2026年1月建設状況!!
JR宇都宮線の新駅「(仮称)南古河駅」の設置構想と連動した大規模なまちづくり「大堤南部地区まちづくり構想」!!住宅系・複合系・産業系・沿道系の4ゾーンから構成!!
金山総合駅に大型LEDビジョンを設置へ!!「空とつながる駅-Sky Connection」をコンセプトに先進的なメディア空間を整備!!
開戦から半世紀になる津田沼戦争の真の勝者はイオン!?イトーヨーカドー津田沼店跡地に2026年3月に開業する「イオンモール津田沼サウス」!!

日本橋エリア2棟目のハイブリッド木造高層オフィスビル計画「(仮称)日本橋本町一丁目5番街区計画」!!高層階は純木造の木の温もり溢れるオフィス空間に!!

(仮称)日本橋本町一丁目5番街区計画は、三井不動産株式会社が東京都中央区日本橋本町一丁目で推進する、地上11階、地下1階、高さ55.53mのハイブリッド木造賃貸オフィスビルです。2025年11月1日に着工し、2028年2月末の竣工を予定しています。計画地は、COREDO室町1・2・3に近接する江戸桜通り沿いに位置し、日本橋エリアの中でも業務・商業機能が集積する立地です。本計画は、「日本橋本町三井ビルディング&forest」に次ぐ、同社2棟目の木造オフィスプロジェクトとなります。

最大の特徴は、延床約18,000㎡、1万㎡超のオフィスビルとして都内初となる「Nearly ZEB(事務所部分)」の取得を目指しながら、上層4層(8~11階)を純木造オフィスとして構成する点です。三井不動産グループ保有林の木材を含む約900㎥超の木材を活用し、建築時CO₂排出量の約25%削減を見込むなど、都市部における木造建築の新たな可能性を示すプロジェクトです。設計は株式会社山下設計、施工は株式会社大林組が担当し、環境性能と実用性を高次元で両立させた先進的な取り組みが進められています。

→三井不動産株式会社 国内初のNearly ZEB木造賃貸オフィスビル 「(仮称)日本橋本町一丁目5番街区計画」着工 900㎥超の木材を活用し、純木造のオフィスを実現

(仮称)日本橋本町一丁目5番街区計画の概要

1.都心・日本橋で進む木造オフィス開発
COREDO室町至近の江戸桜通り沿いに立地する、地上11階・地下1階のハイブリッド木造賃貸オフィス計画。
日本橋本町三井ビルディング&forestに続く、三井不動産2棟目の都市木造プロジェクト。

2.上層4層を純木造化した先進的構造計画
8~11階で床・壁・柱・梁に木材を用いた純木造オフィス空間の実現。
低層部はCLT耐震壁を組み合わせた鉄骨・木造混構造による立面混構造。

3.約900㎥超の木材活用による環境価値の最大化
三井不動産グループ保有林材を含む大規模な木材利用による約660トンのCO₂固定化。
建物軽量化と構造合理化を同時に実現する資源循環型建築。

4.流通木材を活かした普及型木造技術の導入
一般流通の住宅用規格材を応用したテナント対応架構。
MOCX WALLのオフィス初適用や大径木活用による汎用性重視の構造設計。

5.木質内装による快適で魅力的な執務環境
木に触れられる窓際空間や木質仕上げによる自然親和型オフィス空間。
防火・遮音・耐久性能を高めた木造床システムの実装。

6.都内初Nearly ZEB取得を目指す高性能建築
一次エネルギー消費量約75%削減を目標とする高効率設備計画。
空調・照明を中心とした運用時環境負荷低減の徹底。

7.建築時CO₂削減と都市木造普及への貢献
木材活用と既存杭再利用による建築時CO₂約25%削減効果。
国交省先導事業採択による都市木造モデル創出と技術普及。


*(仮称)日本橋本町一丁目5番街区計画の建設地の様子

立地は、日本橋再生の中核を担う室町エリアに近接する江戸桜通り沿いで、歴史・商業・業務機能が高度に集積した都心部です。三井不動産は、日本橋を「持続可能で豊かな環境を広げる街づくり」の代表エリアと位置付け、木造建築の社会実装を段階的に進めています。

すでに竣工している「日本橋本町三井ビルディング&forest」では木造ハイブリッドのオフィスを実現しており、本計画はその知見を発展させた第2弾プロジェクトとなります。実験的な建築にとどまらず、都心一等地において実用規模・高性能を兼ね備えた木造オフィスを成立させる点に大きな意義があります。日本橋という都市ブランドの中で、「環境配慮型オフィス」の新たな基準を提示する役割も担っています。

出典∶三井不動産株式会社

建物は、鉄骨造・木造・一部SRC造を組み合わせたハイブリッド構造を採用しています。2~7階は鉄骨造をベースに外壁へCLT耐震壁を配置した混構造とし、8~11階の上層4層では、床・壁・柱・梁といった主要構造部に木材を用いた純木造オフィス(共用部等を除く)を実現します。

この断面混構造により、耐震性能、施工性、経済性と木造の環境価値をバランスよく両立しています。建物全体で約900㎥超の木材を活用することで、約660トンの二酸化炭素固定化効果が見込まれるほか、軽量化による構造合理化にも寄与します。都市部における中高層木造建築の現実的なモデルケースといえる計画です。

出典∶三井不動産株式会社

本計画では、特殊技術に依存しない「鉄骨造+木造」の普及型構造を目指しています。上層部には住宅分野で広く流通している規格木材を積極的に活用し、大スパンのテナントオフィスに適した架構を実現しています。

木造耐力壁には、三井ホームが開発した「MOCX WALL」をオフィス用途向けに改良して国内で初めて適用します。また、小梁には一般流通集成材を使用し、加工の合理化と部材歩留まりの向上を図っています。さらに、活用機会の少ない大径木製材を柱の一部に採用するなど、森林資源の有効活用にもつながる構成となっています。

*北東側から見た(仮称)日本橋本町一丁目5番街区計画の建設地の様子

構造だけでなく、内装・仕上げ材にも木材を積極的に取り入れています。執務空間には、木に直接触れられる窓際スペースを設け、都心にいながら自然を身近に感じられる環境を創出します。視覚的な温かみだけでなく、心理的な快適性やウェルビーイング向上にも寄与する設計が特徴です。

*北西側から見た(仮称)日本橋本町一丁目5番街区計画の建設地の様子

本計画では、延床1万㎡超のオフィスビルとして都内初となるNearly ZEB(事務所部分)の取得を予定しています。一次エネルギー消費量を基準値に対して約75%削減することを目標とし、高効率な空調・照明設備の導入や建物計画の最適化が進められています。

具体的には、空調で約44%、照明で約26%のエネルギー削減効果を想定しており、運用段階における環境負荷低減を高いレベルで実現する計画です。木造化による環境価値と省エネルギー性能を両立させた、次世代型オフィスのモデルケースといえます。

*南西側から見た(仮称)日本橋本町一丁目5番街区計画の建設地の様子

建築時においても、木材の積極活用や既存杭の再利用などにより、同規模の一般的な鉄骨造オフィスビルと比較して、躯体部分で約25%のCO₂排出量削減が見込まれています。また、三井不動産グループが北海道に保有する約5,000ヘクタールの森林から供給される木材約40㎥を含め、計画的に伐採・更新を行う持続可能な森林循環モデルの実践にも寄与します。本計画は、国土交通省令和7年度「優良木造建築物等整備推進事業(先導枠)」にも採択されており、都市木造の先導事例として政策的にも高く評価されています。

*(仮称)日本橋本町一丁目5番街区計画の建設地は江戸桜通り沿いに位置する

単なる一棟のオフィス開発にとどまらず、都市部における中高層木造オフィスの普及モデルを構築する実証プロジェクトとしての性格を持っていることが特徴です。流通材の活用、標準化された構造システム、性能検証の公開などを通じて、設計・施工の再現性を高める狙いがあります。

日本橋という高度集積エリアで、環境性能・快適性・事業性を同時に成立させることができれば、今後の都心再開発における木造化の流れを加速させる可能性があります。カーボンニュートラル社会の実現に向け、都市建築のあり方そのものを更新する象徴的なプロジェクトとして注目されます。

最終更新日:2026年1月25日

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