三菱地所と日鉄興和不動産は、オーストラリア・シドニー中心業務地区(CBD)の「175 Liverpool Street」における大規模再開発プロジェクトに参画します。本計画は、同国大手デベロッパーLendlease(レンドリース)と共同で推進され、既存オフィスビルを地上37階建ておよび35階建ての高層住宅2棟へと建て替える計画です。Hyde Parkやシドニー・オペラハウスを望む絶好の立地で、最大300戸の住宅供給とリテール・オフィス機能も備える複合開発となります。総売上は約25億豪ドル(約2,400億円)を見込んでおり、着工は2029年、竣工は2031年を予定しています。
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→日鉄興和不動産株式会社 オーストラリア・シドニーにおける住宅中心の大規模複合開発「175 Liverpool Street」プロジェクトへの参画~豪州大手不動産デベロッパーLendleaseとの共同事業第2弾~
175 Liverpool Streetの概要
1. プロジェクトの概要
「175 Liverpool Street」は、三菱地所と日鉄興和不動産がオーストラリアの大手不動産会社Lendleaseと共同で開発する大規模複合開発プロジェクト。総売上は約25億豪ドル(約2,400億円)を見込んでおり、2031年の竣工を予定している。
2. 立地と周辺環境
計画地はシドニー中心業務地区(CBD)南部、Hyde Parkやオペラハウスを望む希少な立地。最寄りのMuseum駅から徒歩約1分とアクセスにも優れており、文化施設や商業施設が集まるエリアに隣接している。
3. 住宅を中心とした再開発
本プロジェクトでは、既存のオフィスビルを取り壊し、地上37階建て・35階建ての高層住宅2棟に建て替え。提供予定の住宅は最大300戸で、1~4ベッドルームおよびペントハウスを含み、多様なライフスタイルに対応する構成となっている。
4. 商業・オフィス機能の導入
低層階(1~2階)には約2,000㎡の商業・オフィススペースを整備し、地域住民や居住者の利便性向上を図る計画。生活利便施設として、飲食店や物販などのテナント誘致も想定されている。
5. 高まる住宅需要への対応
オーストラリアでは経済成長と人口増加により住宅不足が続いており、本プロジェクトはその解決策の一つとして期待される。日本国内で培った住宅開発のノウハウが、海外市場でも活用される予定。
6. 国際的な設計・開発体制
建築設計はオーストラリアの著名事務所Bates Smartが担当し、都市計画支援はEthos Urbanが担う。設計は周辺の歴史的景観との調和を重視し、文化的価値を尊重したデザインが特徴となっている。
7. 事業体制とスケジュール
事業シェアはLendleaseが50.1%、三菱地所が33.3%、日鉄興和不動産が16.6%。2029年の本体工事着工、2031年の竣工を目指し、現在は都市計画および設計詳細の最終調整段階にある。

「175 Liverpool Street」は、シドニーCBD南部に位置し、Hyde Parkやオペラハウスを望む一等地にあります。現在あるオフィスビルを解体し、住宅中心の複合施設へと建て替える再開発事業です。敷地面積は約3,797㎡、延床面積は約43,230㎡に及びます。居住機能だけでなく、地域住民や来訪者向けにオフィス・商業機能も備える都市型複合施設へと生まれ変わる予定です。計画地はT3線・T8線が利用可能なMuseum駅から徒歩約1分、バスやメトロ、ライトレールの駅からも徒歩10分以内と、交通利便性に優れています。

オーストラリアでは経済成長と人口増加が続いており、特に都市部では住宅供給不足が深刻な課題となっています。こうした背景のもと、日本国内で培った分譲・高級賃貸住宅の開発ノウハウを活かし、日鉄興和不動産と三菱地所はLendleaseとともに本プロジェクトに参画しました。これは、メルボルンの「899 Collins Street」に続くLendleaseとの共同事業第2弾となります。日本の住宅開発技術と設計・運営ノウハウが、今後のオーストラリア住宅市場の持続的発展に貢献することが期待されています。


本プロジェクトでは、地上37階建て・35階建てのタワー2棟に、1ベッドから4ベッドルーム、さらにはペントハウスを含む最大300戸の住宅を整備予定です。低層階には約2,000㎡のリテール・オフィス区画を設け、周辺住民や居住者の日常生活を支える商業テナントを誘致予定です。東側には高感度な店舗が並ぶOxford Streetが、南側にはカフェやギャラリーが集積するSurry Hillsが広がり、都市と文化が交わる特異な環境に立地します。完成後は、都市のにぎわいと住まいの快適性を両立する象徴的な空間となる見込みです。
設計は、オーストラリアの著名建築設計事務所Bates Smartが担当しています。また、都市開発支援会社Ethos Urbanが都市計画支援を担い、計画地のゾーニングや設計競技、段階的な開発許可取得まで包括的に支援。建築計画は、Hyde Park南端にある戦争記念施設「アンザック記念館」との景観調和を意識した静けさをもつデザインとされ、周囲の歴史的価値とも調和する設計がなされています。事業シェアはLendleaseが50.1%、三菱地所が33.3%、日鉄興和不動産が16.6%で、計画通り進めば2029年に着工し、2031年に竣工する予定です。
最終更新日:2025年8月8日

