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歴史的建造物と高層ビルが融合! 都市開発マニアが案内する「丸の内建築ツアー」 が丸の内LOVE WALKERに掲載!!第26回こいつがあるから有楽町はおもしろい! ”エンタメの街”という色付けの発信地「有楽町マリオン」はいかにして建てられたのか?
名古屋高速道路新洲崎ジャンクション(JCT)に新たな出入口を設置する「(仮称)新洲崎出入口新設事業」!!名駅と高速道路ネットワークとの結節機能強化へ!!
官民共創スペース「E:N BASE(エン・ベース)」も入る「愛媛県庁第二別館」が間もなく竣工!!歴史的建造物・愛媛県庁本館と調和した新庁舎に!!
遂に都市計画道路・笹島線(東側区間)が姿を現した名駅とささしまライブエリアの結節点で進む「名駅南地区まちづくり」!!ポルシェアプルーブド&サービスセンター名古屋も2026年開業へ!!
大曽根駅前に「東横イン」によるホテル計画浮上!!大曽根地区総合整備事業や高架下商業施設の刷新が進み、名古屋の新たな都心ターミナル形成へ!!
新鎌ヶ谷駅北西側一帯を大規模に開発する構想「新鎌ケ谷駅西側地区」!!北千葉道路の延伸整備や緑道ゾーンで進む公園整備!!
芝田1丁目計画の事業実施に向けて2026年1月24日(土)から大阪梅田駅・神戸線の列車停止位置を約14メートル移動へ!!日本最大の頭端式ターミナル駅の改良が遂に着手!!
優先交渉権者が選定された「旧岐阜県庁舎利活用事業」!!みんなの森 ぎふメディアコスモスや岐阜市役所新庁舎も立地する司町エリアがますます魅力的に!!
JR予讃線松山駅周辺約2.4kmを高架化する「JR松山駅付近連続立体交差事業」!!長屋門モチーフと木ルーバーが印象的な新高架駅、まもなく事業完了!!
星が丘ボウル跡地で建設が進む「(仮称)星が丘ボウル跡地プロジェクト」!!椙山女学園大学や名古屋市のアクティブライブラリー、ブランズ星が丘テラスが入る複合施設に!!
神戸ウォーターフロントグランドデザインに基づき、「京橋地区」の埋め立てを2026年度に着手!!賑わい施設導入や水際プロムナードの整備へ!!
ヤマハ発動機本社エリアで2棟の新社屋建設へ!!鎌田第一土地区画整理事業など2020年開業のJR東海道本線御厨駅周辺で進む都市開発!!
愛知県小牧市・検討が進む名鉄小牧駅周辺の再整備計画「小牧駅前広場等整備」!!名鉄小牧駅ビル存続案と現ビル解体・複合施設新設案が公表!!
横須賀市久里浜地区で構想されている大規模な都市再生整備計画「京急久里浜駅周辺地区市街地総合再生計画」・「 JR久里浜駅周辺地域」!!
2026年春開業の「セトレ名古屋(仮称)」やコミュニティ拠点の整備が進むささしまライブ・中川運河堀止地区開発「NAKAGAWA CANAL DOORS(仮称)」!!
神戸三宮地区の新たな中・長距離バスターミナルの正式名称が「バスタ神戸三宮」に決定!!神戸三宮TWINGATEと神戸三宮雲井通6丁目北地区にバスターミナルを新設へ!!
東海道新幹線新駅構想も進むツインシティ!!ジ アウトレット 湘南平塚も立地する平塚市側の「ツインシティ大神地区土地区画整理事業」2025年冬開発状況!!
遂に両渡り線の分岐器が設置!!岡山電気軌道の路面電車を約100m延伸して新たな停留場の整備を行う「岡山駅前広場への路面電車乗り入れ整備事業」!!
東急田園都市線青葉台駅周辺で新たなまちづくり「青葉台駅周辺まちづくり」!!青葉台東急スクエアがNorth-2・North-3・North-4が2025年2月28日に閉館して遂に始動か!?
横浜市瀬谷区・旭区で進む約242haの大規模開発「旧上瀬谷通信施設地区」!!2027年国際園芸博覧会の開催地として2025年11月2日に起工式を行い、事業始動!!

官民共創スペース「E:N BASE(エン・ベース)」も入る「愛媛県庁第二別館」が間もなく竣工!!歴史的建造物・愛媛県庁本館と調和した新庁舎に!!

松山市中心部、松山城の麓に広がる愛媛県庁敷地内で進められている「愛媛県庁第二別館新築工事」は、県庁機能の耐震化と災害対応力の強化を目的とした、約50年ぶりの大規模な建て替え事業です。新庁舎は地上11階・地下1階、延床面積1万4,255.36㎡の規模を持ち、地下1階には柱頭免震装置を備える免震構造を採用。各階にはCLT耐震壁も導入され、地震に強く、かつ環境負荷の低い庁舎として整備が進められています。

老朽化した既存建物の解体を経て、2023年10月に起工式が行われ、同年11月に本格着工。完成は2026年1月を予定しており、建設工事の進展とともに外観も姿を現し、県庁街区の新たなランドマークとして存在感を高めつつあります。

→愛媛県 愛媛県庁第二別館新築工事

愛媛県庁第二別館新築工事の概要

1.約50年ぶりとなる県庁第二別館の建て替え事業
老朽化と耐震性能不足を背景に実施される新築計画。
大規模災害時にも機能を維持する県庁施設更新の中核事業。

2.地上11階・地下1階、延床約1万4,000㎡の新庁舎規模
最高高さ51.5mの中高層庁舎として整備される行政施設。
県庁街区における新たなランドマークとなる建築規模。

3.地下柱頭免震とCLT耐震壁による高い耐震性能
免震構造と木質耐震壁を組み合わせた複合的耐震対策。
地震被害の低減と環境配慮を両立する構造計画。

4.防災オペレーションルームを核とした災害対策拠点化
第一別館防災フロアと接続する回廊型防災動線の構築。
指揮・情報集約・関係機関連携を担う中枢機能の集約。

5.官民共創拠点「E:N BASE」によるDX推進の場の創出
交流・イベント・スタジオ・キッチンを備える共創空間。
政策形成と地域ビジネス創出を支える新しい行政機能。

6.ZEB Ready達成を目指す省エネルギー・環境配慮設計
高断熱外皮と高効率設備による一次エネルギー削減。
太陽光発電・雨水利用・EV充電設備などの導入。

7.歴史的県庁本館と調和する景観・配置計画
縦基調デザイン継承と低層部の開放的基壇部構成。
松山城麓の景観と県庁街区全体の一体性への配慮。


*第二別館新築工事が進む愛媛県庁の全景

新しい第二別館の最大の役割は、県庁の災害対策機能の中核拠点となることです。3階には「防災オペレーションルーム」が設置され、既に防災フロアを有する第一別館3階と連絡通路で接続。回廊型の動線によって両館のフロアを一体的に運用できる構成とし、災害時の指揮・情報集約・関係機関との連携を迅速に行える体制を構築します。

*現地仮囲いに掲示されていた愛媛県庁第二別館の完成予想パース

敷地は最大2m程度の浸水が想定される区域に位置していることから、電源喪失対策も重視されています。2回線受電方式の採用に加え、非常用発電設備や高圧電源車接続口を整備し、電気室は最上階に配置。さらに免震装置を地下1階の柱頭部に設け、地上部全体を免震建物として計画することで、地震時の揺れを大幅に低減します。また、敷地が土砂災害特別警戒区域に隣接していることを踏まえ、土砂荷重を考慮した構造設計がなされており、複合災害にも耐えうる事業継続性(BCP)を重視した庁舎となっています。

*愛媛県庁第二別館新築工事がほぼ完成し、ビル群が形成されていた

新庁舎の低層部には、愛媛県のDX推進と地域連携の拠点となる官民共創スペース「E:N BASE(エン・ベース)」が整備されます。1階は来庁者が自由に出入りできる交流・共創・セミナーゾーンやカフェ、イベント対応のステージを備えたオープンな空間とし、2階にはキッチンやスタジオ、ディスカッションや共同研究に適したコラボレーションエリアなど、多様な活動を支える機能が配置されます。

*愛媛県庁第二別館の断面構成/出典∶愛媛県

名称の「E:N BASE」には、愛媛(Ehime)の頭文字「E」と、Next・Nodeなど多様な意味を持つ「N」を結び、共創の“縁”を広げる拠点でありたいという思いが込められています。産学官が日常的に交わることで、政策形成やビジネス創出につながる場とする狙いがあり、2026年5月以降の開設が予定されています。
施設内では高速Wi-Fi、Web会議設備、入退館認証システム、BEMS(ビルエネルギー管理)などのデジタル基盤も整備され、庁舎でありながら、民間施設に近い柔軟なワークスタイルを可能とする点も特徴です。

第二別館は、省エネルギー性能と環境負荷低減にも重点を置いた計画となっています。外皮性能の向上や高効率設備の導入により、基準一次エネルギー消費量から50%以上削減するZEB Readyを達成予定で、将来的なZEB庁舎化も視野に入れた設計です。

*愛媛県庁第二別館の手前側には第一別館が建っている

屋上には太陽光パネルを設置し、庁舎で使用する電力の一部を賄うほか、雨水貯留槽による水資源の再利用、EV急速充電設備の整備など、脱炭素社会を見据えた設備が導入されます。

構造面では、鉄骨造を基本としつつ、各階の南北面を中心にCLT(直交集成板)耐震壁を配置。地震時の水平力の一部を木材が負担する構成とし、構造性能の向上とともに、内装に木の温もりを感じられる空間づくりにも寄与しています。公共建築における木材活用の先進事例としても注目される庁舎となっています。

*愛媛県庁本館は1929年竣工の歴史的建造物となっている

県庁敷地内には、1929年竣工の鉄筋コンクリート造4階建て「愛媛県庁本館」が現役庁舎として使用されており、国登録有形文化財にも指定されています。建築家・木子七郎の設計によるH字型平面とドーム屋根の塔屋を持つ外観は高い意匠性を誇り、内部には大島産花崗岩や当時最先端の建材が用いられるなど、歴史的・建築的価値の高い建物です。 

*設計は木子七郎で中央にエメラルドグリーンのドームがある点が特徴

新しい第二別館の外観デザインは、この本館をはじめ、第一別館や議事堂といった既存施設との調和を重視し、本館の縦基調の開口部デザインを継承しつつ、各棟の素材感を生かした落ち着いた構成としています。低層部は開放感のある基壇部デザインとし、市民に開かれた県庁としての印象を強める計画です。

また、来庁者動線を西側に集約し、バリアフリー動線や分かりやすいサイン計画を整備することで、歴史的建築と最新庁舎が共存しながら、誰もが使いやすい県庁街区を形成する点も大きな特徴となっています。

最終更新日:2026年1月12日

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