都市開発ニュース
開業から1年を迎えたTXつくば駅直結の新拠点「d_ll TSUKUBA(ディールつくば)」・「大和ハウスつくば駅前ビル」!!駅前の賑わいと環境配慮を両立する複合開発!!
みらい平とみどりのの間で整備が進む約70.3haの大規模工業団地「圏央道インターパークつくばみらい」!!造成が完了して遂に産業系施設建設へ!!
JR和歌山駅西側で大規模再開発計画「和歌山駅前友田町3丁目地区市街地再開発事業」!!タカラレーベンによる複合開発に!!
秋葉原エリアにも木造ハイブリッド構造オフィスビルが誕生!!「KiGi AKIHABARA」の外観が遂に姿を現す!!
東武野田線(東武アーバンパークライン)の清水公園駅〜梅郷駅間を高架化した「東武野田線(野田市)連続立体交差事業」!!2026年度に完成へ!!
豊かな自然に囲まれた600~700戸規模の新たな街づくり「(仮称)みらい平東地区土地区画整理事業」!!戸建住宅中心の良好な住環境に!!
モニュメント・飛翔跡地を含む名古屋駅桜通口の広場を再整備する「名古屋駅東側駅前広場デザイン計画」!!人中心の交流拠点へ転換し“名古屋らしさ”を体現!!
新宿駅と西新宿の超高層ビル群を結ぶ都市軸を再編する「西新宿グランドモール(4号街路)デザインコンセプト」!!人中心のウォーカブルな都市空間に!!
1931年竣工の被爆建物として知られる歴史的建築物「広島大学旧理学部1号館」の保存・活用!!完成は2034年度へ延長、平和に関する知の拠点として再生へ!!
東武野田線野田市駅西側一帯で進む市街地再編「野田市駅西土地区画整理事業」!!都市機能と伝統の醤油産業が共存する新たな玄関口に!!
遂に始動!?秋田駅前一帯の「秋田駅前北第二地区第一種市街地再開発事業」!!緑屋ビル建替えで再始動!!
トフロム ヤエスの地下に誕生した「バスターミナル東京八重洲第2期エリア(地下A)」が開業!!将来は第3期含め20バースの国内最大級高速バスターミナルへ進化!!
ボーリング調査が着手された日本最大級の創薬研究拠点の増築計画「湘南ヘルスイノベーションパーク 新棟増築プロジェクト」!!村岡新駅(仮称)の駅前に一大研究拠点形成へ!!
大分県と愛媛県を結ぶ巨大構想「豊予海峡ルート」がついに始動か!?長大道路海底トンネルの検討結果を公表!!
広島三越・天満屋一帯を再開発して大規模複合施設を建設する「中区胡町5番地区再開発事業」!!事業協力者決定で実現へ一歩前進!!
名鉄名古屋本線東岡崎駅に建設される駅ビル複合施設「東岡崎駅北口地区第一種市街地再開発事業」!!特定業務代行者の募集へ!!
2026年8月開園が公表された博多駅前の新たなにぎわい拠点「明治公園整備・管理運営事業」!!福岡市管理公園としてはPark-PFI制度初活用!!
愛知県岡崎市で進む公民連携プロジェクト「ホテル等民間収益施設誘致事業」!!乙川沿い・太陽の城跡地周辺にホテルを核とした複合施設を誘致へ!!
竣工した次世代研究開発拠点「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」!!有明に誕生した新ランドマーク!!
アニメクレヨンしんちゃん「サトーココノカドー」のモデル・旧イトーヨーカドー春日部店跡地で進む「(仮称)春日部市中央1丁目計画」!!A・B両敷地に地上15階・総戸数約460戸の大規模マンション誕生へ!!

愛知県知多市・名鉄常滑線朝倉駅西口一帯を3街区に分けて大規模に更新する「朝倉駅周辺整備事業」!!新市庁舎やホテル、図書館などを集積した新たな都市拠点に!!

愛知県知多市に位置する名鉄常滑線「朝倉」駅周辺では、市の玄関口にふさわしい都市拠点の形成を目指し、「朝倉駅周辺整備基本構想」に基づく大規模な再整備が進められています。知多市の中心駅である朝倉駅は、1日あたり6,522人が利用する市内最多の乗降客数を誇り、鉄道・バス・タクシーが結節する重要な交通拠点です。駅周辺には市役所や警察署、勤労文化会館、歴史民俗博物館、陸上競技場などが集積し、行政・文化・スポーツの中核エリアを形成しています。

構想は平成30年3月に策定され、将来的なリニア中央新幹線の開業や西知多道路の整備を見据えながら、商業・宿泊・住宅・公共施設を一体的に再編するものです。北街区・中街区・南街区の3エリアに機能分担を行い、にぎわいと交流を創出する複合的なまちづくりを推進するものとされています。老朽化した市役所の建替えや新図書館の整備、ホテル誘致などを通じて、都市機能の高度化と土地の有効活用を図り、知多市全体の発展をけん引する拠点形成を目指しています。

朝倉駅周辺整備事業の概要

1.事業の全体像
愛知県知多市の玄関口である朝倉駅周辺を再編する都市拠点形成プロジェクト。
「朝倉駅周辺整備基本構想」に基づき、行政・商業・住宅機能を一体的に再構築する大規模再整備事業。

2.計画の背景と目的
リニア中央新幹線や西知多道路整備を見据えた広域交通網進展への対応。
平面駐車場中心の低未利用地を高度活用し、市の顔となる都市拠点へ再生する取り組み。

3.三街区による機能分担
北街区・中街区・南街区の三エリアで構成する明確なゾーニング計画。
商業交流、行政中枢、住宅機能を段階的に配置する複合型まちづくり構想。

4.交通結節機能の強化
駅前ロータリー再編と歩行者空間拡充による安全で快適な動線整備。
バス・タクシー・一般車を整理し、滞留と交流を生む広場空間の創出。

5.中街区の中核施設整備
新市庁舎整備による行政機能の集約と防災拠点機能の強化。
ホテル誘致による宿泊機能充実と交流人口拡大の推進。

6.北街区のにぎわい創出
新図書館整備を核とした学びと交流の拠点形成。
商業施設と連携し、市民活動と来訪者を呼び込む文化交流空間の創出。

7.南街区の居住機能強化
駅近立地を活かした良質な住宅供給による人口定着促進。
行政・商業・文化施設と近接するコンパクトで持続可能な都市構造の形成。


*朝倉駅周辺整備事業は名鉄常滑線朝倉駅西側一帯に位置する

朝倉駅周辺整備の最大の目的は、知多市の都市機能を再編・強化し、市の中心としての求心力を高めることです。現状では行政機能が立地するものの、商業・業務機能の集積は限定的であり、駅前にふさわしい都市的なにぎわいが十分とはいえません。

出典∶知多市

また、市役所本庁舎は建設から約50年以上が経過し、老朽化が進行しています。設備の更新や耐震性の確保、災害対応拠点としての機能強化が急務となっており、庁舎建替えは本事業の中核的要素となっています。

さらに、リニア中央新幹線の開業により東京圏との時間距離が大幅に短縮されることで、ビジネス・観光の両面で交流人口の増加が見込まれます。この機を逃さず、広域圏に開かれた拠点形成を進めることが本構想の重要な狙いです。

出典∶知多市
*朝倉駅前から見た朝倉駅周辺整備事業の様子

計画対象地区は「北街区」「中街区」「南街区」の3つに区分され、それぞれ役割を分担しながら相互に連携する構成となっています。

北街区は「商業・交流にぎわいゾーン」として位置づけられ、商業施設や図書館などを配置し、市民の多様なニーズに応えるエリアとなります。中街区は「シビックコアゾーン」として、市役所や公共施設を中心に都市機能を集約します。南街区は「住宅ゾーン」として、良質な居住空間を提供し、人口定着と新規転入の促進を担います。

このように、行政・商業・居住が一体となったコンパクトで機能的な都市構造を形成することで、知多市の中心拠点としての役割を強化していきます。

*2023年3月に朝倉駅前の新たなロータリーが完成した
*朝倉駅は名鉄名古屋駅から特急で約20分ほどの場所に位置する

駅前広場やロータリーの再整備も重要な柱です。現在は朝夕の送迎車両や通勤交通が集中し、渋滞が発生しています。そこで、交通処理機能の向上と歩行者空間の質的向上を同時に図ります。

*朝倉駅前のロータリーの様子

緑豊かな広場空間や滞留スペースを整備し、単なる通過点ではなく「集い・憩い・交流する場」へと転換します。商業施設や公共施設と一体化したオープンスペースの整備により、イベント開催や市民活動の場としても活用できる魅力的な駅前空間を創出します。


中街区A-1区画:知多市新庁舎
出典∶知多市

中街区A-1区画で建設が進む「知多市新庁舎」は、鉄骨造地上5階建て、高さ約26m、延床面積約10,794㎡の規模を予定しています。市の新たな玄関口にふさわしい「ゲートプレイス」として計画され、行政サービスの中枢を担います。

庁舎は機能性と開放性を両立させ、市民にとって親しみやすいデザインが採用されます。来庁者動線と職員動線を明確に分離することで、効率的で安全な施設運営を実現します。

新庁舎は災害時の防災拠点としての役割も担います。非常用電源の確保や業務継続計画(BCP)への対応など、緊急時にも機能を維持できる設計が導入されます。

また、自治体DXの推進に対応したICT環境を整備し、オンライン手続きやペーパーレス化を進めます。カーボンニュートラルを意識した省エネルギー設備や自然採光の活用など、環境配慮型庁舎としても整備されます。

*中街区A-1区画で建設が進む「知多市新庁舎」の様子

庁舎内には「ちたもん広場(仮称)」を中心とした市民交流スペースが設けられ、多目的ホールやテラスと連動しながら、にぎわいを創出します。

授乳室やキッズスペース、バリアフリートイレなどを各階に配置し、誰もが利用しやすいユニバーサルデザインを徹底します。議会機能は最上階に配置され、市民に開かれた空間として整備されます。

中街区A-2区画:ホテルルートイン知多朝倉駅前
出典∶知多市

中街区A-2区画には「ホテルルートイン知多朝倉駅前」が建設されます。事業者はルートインジャパン株式会社で、2024年12月18日に市有地の売買契約を締結。鉄筋コンクリート造地上8階、客室数217室、2027年12月開業予定です。

*中街区A-2区画の「ホテルルートイン知多朝倉駅前」建設地の様子

地域活性化を目的に、地元食材の活用や地元雇用の創出を推進。災害時には避難受入れや物資提供の拠点となる計画で、宿泊機能の充実を通じて交流人口の拡大に寄与します。

北街区:知多市新図書館
出典∶知多市

北街区では新図書館が整備されます。現在の中央図書館は昭和55年開館で老朽化が進行しており、機能更新が課題でした。新図書館は朝倉駅周辺の活性化拠点として位置付けられます。

*北街区には知多市新図書館が建設される見込み

商業施設と連携し、学びとにぎわいが融合する空間を形成。市民の生涯学習を支える中核施設として再編されます。

延床面積は約3,000㎡、蔵書目標は約30万冊。一般書・児童書・参考資料・視聴覚資料など多様な機能を備えます。

*北街区には現在、既存の知多市役所の庁舎が建っている

個人学習席やグループ活動室、飲食可能スペースも設置予定。地域図書室や学校図書室と連携し、市全体の図書館ネットワークを強化します。

南街区:住宅ゾーン
出典∶知多市

南街区は住宅ゾーンとして整備され、駅近立地を活かした良質な居住空間が提供されます。通勤通学の利便性を重視する転入希望者のニーズに応え、市外からの人口流入を促進します。

*南街区の住宅ゾーンの様子。都市型集合住宅の建設が想定されている

住宅都市としての特性を活かしながら、行政・商業・文化施設と近接したコンパクトな都市構造を実現。居住者と来訪者が自然に交わる、持続可能なまちづくりを推進します。

出典・引用元:知多市 朝倉駅周辺整備事業について
過去の記事:2019年4月4日投稿 朝倉駅周辺整備事業 (知多市名鉄常滑線 朝倉駅前再開発)

最終更新日:2026年2月20日

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