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門司港レトロハイマート

門司港レトロハイマートは、福岡県北九州市門司区東港町に建つ地上31階、地下1階、高さ126.95m、総戸数151戸の超高層タワーマンションです。立地は、門司港レトロ地区の門司港第一船溜北側、南側および西側をレトロ中央通り、北側を祝町通り、東側を出光美術館通りに囲まれた場所に位置しています。

建設の経緯としては、景観保全をめぐる紛争を契機に、当初計画されていた横長のマンションから、タワー型の超高層マンションへと計画が変更され、建設された建物です。当初は地上15階建てのマンションが計画されましたが、景観上重要な和布刈(古城)山が船だまりから見えなくなるという点で、景観に適さないとして市が修正を指導。外観はレトロ調に変更されたものの、規模が変わらなかったため市は建築確認を拒否し、建築主が提訴しました。最終的に、マンションの幅を狭めて高さを約2倍にすることで和布刈山の眺望を確保しつつ容積を維持する形で決着し、最上階は市が取得して「門司港レトロ展望室」として一般公開されています。

フロア構成は、1階にエントランス、門司港レトロ展望室専用エレベーターホール、31階に展望施設「門司港レトロ展望室」、屋上にヘリパッドとなっています。専有面積は53.20㎡~151.01㎡、間取りは1LDK~3LDK、共用施設にはエントランス、管理組合事務所、休憩室が入っています。2015年には、門司港レトロハイマートの30階にあった店舗1戸が住戸5戸へと用途変更され、総戸数は当初の149戸(住戸146戸、店舗3戸)から153戸(住戸151戸、店舗2戸)へと変更されました。この改修により、住宅機能が強化される形となっています。

建築主はトリオ工業株式会社、設計は株式会社黒川紀章建築都市設計事務所、施工は株式会社竹中工務店です。竣工は1999年1月となっています。


概要

名称 門司港レトロハイマート
計画名 東港町1番地区
所在地 北九州市門司区東港町1番32
用途 共同住宅、店舗、展望施設
階数 地上31階、地下1階、塔屋3階
高さ 126.95m
構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
基礎工法
総戸数 151戸*2015年以降
竣工時:146戸
敷地面積 3,224.05㎡
建築面積 803.56㎡/830㎡
延床面積 18,384㎡
着工
竣工 1999年1月
建築主 トリオ工業株式会社
設計 株式会社黒川紀章建築都市設計事務所
施工 株式会社竹中工務店
最寄駅 JR鹿児島本線「門司港」駅
備考 専有面積:53.20㎡~151.01㎡
間取り:1LDK~3LDK
共用施設:エントランス、管理組合事務所、休憩室
 

位置図

写真

南東側から見た門司港レトロハイマートの様子です。

 

 

南側から見た門司港レトロハイマートの様子です。

 

 

南側から見た門司港レトロハイマートの低層部分の様子です。周辺には、旧門司税関や北九州市大連友好記念館などの赤煉瓦のレトロ建築が建ち並んでいます。

 

 

門司港レトロハイマートの高層部分の様子です。

 

 

屋上の大型のヘリパッドがアクセントとなっています。

31階に展望施設「門司港レトロ展望室」が入ります。

 

 

アウトフレームと大型のガラスから構成される外観ファサードが、ヨーロッパに建つような超高層ビルを彷彿させるデザインです。

 

 

南西側から見た門司港レトロハイマートの様子です。

 

 

門司港レトロのレトロ建築群が周囲に広がります。

 

 

南西側から見上げた門司港レトロハイマートの様子です。

 

 

北東側から見た門司港レトロハイマートの様子です。

 

 

南東側から見た門司港レトロハイマートの様子です。

 

 

南側から見た門司港レトロハイマートの様子です。

 

 

南東側から見上げた門司港レトロハイマートの様子です。

 

 

門司港レトロハイマートの低層部分の様子です。

 

 

展望施設「門司港レトロ展望室」エントランスです。

 

 

マンションエントランスです。

  

門司港レトロハイマートの館銘板です。

 

 

定礎です。

 

 

31階の展望施設「門司港レトロ展望室」です。

 

 

門司港レトロ展望室から見た門司港周辺の様子です。

 

 

門司港レトロ展望室から見た小倉方面の景色です。

 

 

門司港レトロ展望室から見た関門橋です。

 

 

門司港レトロ展望室から見た下関方面の景色です。

 

 

門司港レトロ展望室から見た門司港レトロ地区の様子です。

 

 

南側に建つ「北九州市大連友好記念館」です。

北九州市大連友好記念館は、福岡県北九州市門司区にある歴史的建造物の複製で、北九州市が整備した観光施設です。門司港レトロ地区に位置し、中国・大連市との友好都市提携15周年を記念して建てられました。建物は、かつて大連に存在したロシア帝国の東清鉄道汽船会社事務所を再現したもので、現在大連にある建物も同様に複製です。

館内は、1階に中華レストラン「大連あかしあ」、2階に門司港レトロ交流スペースや大連市の紹介コーナー、3階に地域コミュニケーションスペースが設けられています。かつては図書館機能を有していましたが、2018年3月に閉館し、その後観光施設として再スタートしました。

 

 

北九州市大連友好記念館と門司港レトロハイマートの様子です。

 

 

広場設けられており、開放的な空間となっています。

 

 

最寄り駅のJR鹿児島本線「門司港」駅です。

 

 

船だまりから見た門司港レトロハイマートの様子です。

 

 

門司港レトロは、福岡県北九州市門司区に位置する、歴史的建造物と現代施設が融合した観光スポットです。
JR門司港駅を中心に、かつて外国貿易で栄えた時代の建築物を活用し、ホテルや商業施設などが大正レトロ調に整備されています。国土交通省の「都市景観100選」や、土木学会の「デザイン賞2001 最優秀賞」などを受賞しており、景観やまちづくりの面で高く評価されています。平成19年度には「門司港レトロ地区の観光振興・地域活性化」として「手づくり郷土賞 地域活動部門」を受賞し、平成28年度には同賞の大賞にも選ばれました。

また、関門海峡を挟んだ対岸にある山口県下関市(唐戸市場・巌流島など)との周遊ルートの拠点として、多くの観光客でにぎわっています。

最終更新日:2025年4月22日

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