(仮称)京都駅東部複合型拠点整備プロジェクトは、京都府京都市下京区西之町で計画されている地上8階、高さ約45m、延床面積約13,500㎡の複合ビル建設です。JR東海グループのジェイアール東海関西開発と日本電気硝子が共同で建設し、商業施設や貸会議室、大ホール、交流スペース、日本電気硝子の本社オフィスなどが配置されます。
JR京都駅八条東口から徒歩約4分という利便性の高い立地を生かし、駅周辺の新たな賑わいとビジネス交流の拠点となることが期待されています。2026年10月の着工、2028年の竣工・事業開始を予定しており、低層階には「フレスコ八条口店(仮)」や「TKPガーデンシティPREMIUM京都八条口(仮称)」の入居が決まっています。さらに、宿泊施設との連携によるMICE需要への対応なども検討されており、京都駅東部の新たな都市機能を形成する複合施設となります。
(仮称)京都駅東部複合型拠点整備プロジェクトの概要
1.京都駅東部に誕生する複合型拠点
JR京都駅八条東口から徒歩約4分、地上8階・高さ約45mの複合ビル計画
商業・オフィス・会議・交流機能を集約した新たな都市拠点
2.約1万3500㎡の複合ビル建設
敷地面積約3,256.9㎡、延床面積約13,500㎡、鉄骨造・地上8階建ての施設
ジェイアール東海関西開発と日本電気硝子による共同事業としての整備
3.1階にフレスコ八条口店を誘致
交流広場や多目的スペース、カフェなどを備えた賑わいスペースの形成
地域住民や学生、周辺勤務者、ホテル利用者の日常を支える総合食品スーパー
4.TKPによる大ホール・貸会議室
2~3階の一部に500㎡以上の大ホールや大小の会議室を備える施設
会議・セミナー・イベントなど多様なMICE需要に対応する交流・ビジネス拠点
5.日本電気硝子の本社機能を移転
4階にメインエントランスと展示・交流スペース、3~8階の一部に本社オフィスを配置
大津市から京都駅前へ本社機能を移転し、人材・ビジネス交流を促進する拠点
6.ホテルと連携したMICE需要への対応
2026年秋開業予定の「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」との連携
宿泊・会議・イベントを組み合わせた京都駅周辺の新たなMICE拠点形成
7.2026年10月着工、2028年開業予定
2026年8月時点で敷地は更地となり、仮囲いが設置された建設準備段階
大末建設の施工により工事を進め、2028年の竣工・事業開始を予定

計画地は京都市下京区西之町36番7ほかに位置し、JR京都駅八条東口から徒歩約4分の場所です。敷地面積は3,256.9㎡(現地標識では3,150.41㎡)、延床面積は約13,500㎡(現地標識では13,736.30㎡)で、鉄骨造・地上8階建て、高さ約45m(現地標識では高さ42.6m)の複合ビルが建設されます。駅に近い利便性の高い立地を生かし、商業、オフィス、会議・イベント、交流などの多様な都市機能を集約する計画です。

JR京都駅周辺では大規模なホテルやオフィス、商業施設などの整備が進むなか、本計画は京都駅東部エリアに新たなビジネス・交流機能を加えるプロジェクトとなります。また、京都市が進める「京都駅南オフィス・ラボ誘導プロジェクト『京都サウスベクトル』」とも連携し、駅南側を含めたエリア全体の発展にもつながることが期待されています。

1階には、交流広場や多目的スペース、カフェなどからなる「賑わいスペース」を設けるほか、総合食品スーパーマーケット「フレスコ八条口店(仮)」が入居する予定です。駅周辺を訪れる旅行者だけでなく、地域住民や学生、周辺で働く人なども日常的に利用できる施設となります。
特にスーパーマーケットが少ないエリアに「フレスコ」を誘致することで、日常の買い物利便性を高め、京都駅東部の生活拠点としての機能を強化します。また、ピロティを活用した交流広場や多目的スペースによって、人が集まり、イベントや交流活動などを行うことのできる開放的な空間も創出されます。京都駅を利用する観光客と周辺地域で暮らす人々の双方が利用できる、地域に開かれた低層部となることが期待されます。

2階と3階の一部には、貸会議室「TKPガーデンシティPREMIUM京都八条口(仮)」が入居する予定です。施設には500㎡以上の大ホールをはじめ、300㎡以上の大会議室2室、300㎡未満の中会議室2室、100㎡未満の小会議室2室が設けられ、会議やセミナー、展示会、イベントなど幅広い用途に対応するものとされています。
JR京都駅から徒歩約4分という立地を生かし、京都で開催されるMICE需要の取り込みも想定されています。さらに、隣接・近接する「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」の利用と連動し、宿泊と会議・イベントを組み合わせた需要への対応についても、JR東海グループとして連携を検討していく方針です。京都駅という新幹線をはじめとする広域交通の結節点に近接することで、京都市内だけでなく、全国から参加者を集めるイベントやビジネス交流の場としても活用されることが期待されています。


4階には日本電気硝子のメインエントランスと共創空間が配置され、5階から8階には同社のオフィスが入居します。また、3階の一部にも同社のオフィスが設けられる予定です。日本電気硝子は、京都市が進める崇仁地域の市有地活用に関する公募型プロポーザルに参加し、JR東海グループのジェイアール東海関西開発との共同事業として本計画を進めています。
大津市にある本社機能を京都駅前へ移転することで、人材育成や採用の強化、企業認知度の向上などにつなげる考えです。オフィスだけでなく、4階には展示・交流スペースとなる共創空間を設け、企業と地域、ビジネス関係者などの交流を促す場として活用されます。商業施設や会議施設と本社機能を一体的に整備することで、単なるオフィスビルではなく、ビジネスと地域交流が交わる複合型の拠点を目指したものになります。

本プロジェクトは2025年に基本・実施設計を進め、2026年10月の工事着手、2028年の竣工・事業開始を予定しています。現地では2026年8月時点で敷地が仮囲いに覆われ、既存建物などが撤去された更地の状態となっており、今後、本格的な建設工事へ移行していくことになります。

建築計画では敷地面積3,150.41㎡、建築面積2,030.86㎡、延床面積13,736.30㎡、高さ42.6m、地上8階・2棟の建物として計画されており、施工は大末建設が担当します。京都駅から徒歩圏内という立地に、商業、交流、MICE、オフィスの各機能が集積することで、京都駅東部における新たなビジネス・交流拠点の形成が期待されます。2026年秋には「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」の開業も予定されており、ホテルと複合ビルが連携することで、観光だけでなくビジネスや国際的な交流を支える新たなエリア形成が進むことになりそうです。
出典
・日本電気硝子株式会社 京都市市有地活用の公募型プロポーザルの結果契約候補事業者に選定されました
・東海旅客鉄道株式会社/JR東海不動産株式会社/株式会社ジェイアール東海ホテルズ/マリオット・インターナショナル/ジェイアール東海関西開発株式会社 「(仮称)京都駅東部複合型拠点整備プロジェクト」における一部テナント決定について
最終更新日:2026年9月17日