常陽銀行は2028年度の竣工・オープンを目指し、水戸市大町に新本店ビルを建設することを正式に発表しました。老朽化が進む現本店ビルに代わる新たな本店は、「Cross Point」をコンセプトに、多様な人々が出会い、交流し、価値を創造する場として計画されています。本店機能の集約により業務の効率化を図るとともに、ZEB Ready認証を目指した環境性能の高い建物として、地域社会の持続的発展と調和を図る重要な拠点となる予定です。
常陽銀行 新本店の概要
- 建設の背景と目的
現本店ビルは築59年の老朽化が進み、機能集約と業務効率向上のため新本店ビル建設を決定。新原事務センターや友部研修センターの機能も集約予定。 - コンセプト「Cross Point」
多様なステークホルダーがつながり、新たな価値創造と地域との共生を促進する「交差点」としての役割を目指す。 - 地域との共生
地域に馴染み、交流が生まれるシンボル的な存在として、地域社会とともに持続可能な社会づくりに貢献。 - 建物概要
地上8階・地下1階建、延床約25,000㎡、高さ約45m。設計は日建設計。駐車場160台収容の立体駐車場を設置。 - 内装・設備の特徴
茨城県産材を活用し、自然採光・換気や井水利用を取り入れる。エネルギー効率の高い設備導入で「ZEB Ready」認証取得を目指す。 - フロア構成
1階に地域貢献施設・ATM、2階に本店営業部、3階に会議室・研修施設、4~7階は執務室、8階は食堂を設置予定。 - 今後のスケジュールと跡地活用
2026年1月に着工し2028年度竣工予定。現本店跡地は未定だが、地域活性化につながる活用を検討していく。

常陽銀行の現本店ビルは1965年に竣工し、築59年が経過しています。老朽化が著しく進んでいることから、新本店ビルの建設が決定されました。新ビルには、水戸市にある新原事務センターや、笠間市の友部研修センターの機能も集約される予定で、業務効率の向上と人材育成環境の充実が期待されます。また、地域のシンボルとして機能することを目指しており、地域とのつながりをより一層深める役割も担います。

新本店ビルは、「Cross Point(交差点)」をキーワードに、お客さま・地域・従業員といった多様なステークホルダーがつながる拠点として設計されます。4つの柱として、「地域との共生」「新たな価値の創造」「持続可能な地域社会への貢献」「安心安全の提供」が掲げられており、建物そのものが地域に開かれた公共的空間としての機能を持つよう工夫されています。オープンで温かみのある空間づくりを通じて、日々の業務を超えた価値を創出する場を目指しています。

建設地は水戸市大町2丁目。建物は地上8階・地下1階建、延床面積は約25,000㎡、高さは約45メートルとなる予定です。設計は日建設計が担当し、鉄骨の免震構造で地域の安全にも配慮します。1階には地域貢献施設やATM、2階に本店営業部、3階には研修・会議室、4階~7階は執務室、8階には食堂を配置予定です。また、敷地内には約160台収容可能な立体駐車場が整備されます。自然採光・換気を取り入れた吹き抜け構造の「コミュニケーションボイド」も導入され、従業員同士の交流も促進されます。

新本店ビルでは、省エネルギー性能に優れた設備を導入し、「ZEB Ready(ゼブ・レディ)」の認証取得を目指しています。これは、断熱性能や高効率な空調・照明設備により、従来のエネルギー消費を50%以下に抑えることを目標としたものです。さらに、内装材などには茨城県産材を積極的に使用する予定で、地域資源の活用と建築文化の継承にも配慮がなされています。井戸水の利用や自然換気システムの導入など、環境への配慮が全体設計に盛り込まれています。
新本店ビルの工事は2026年1月に着工し、2028年度の竣工・オープンを予定しています。建設地は大町で、現本店ビルが立地する南町からは移転となります。現在の本店跡地の活用方法は未定ですが、常陽銀行は地域の意見を尊重し、周辺の活性化に寄与する形での利活用を検討していくとしています。新たな本店ビルの完成は、地域に新しい価値と賑わいをもたらすだけでなく、銀行業務のあり方そのものを変革する契機となることでしょう。
最終更新日:2025年8月17日

