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お台場海浜公園に整備される世界最大級の噴水「ODAIBAファウンテン(仮称)プロジェクト」の一般競争入札が開始!!遂に事業着手へ!!

東京都財務局は、お台場海浜公園に新たなランドマークとして整備される「ODAIBAファウンテン(仮称)」の一般競争入札(技術実績評価型総合評価方式)の手続きを開始しました。この入札方式は、技術的な実績を重視し、施工能力を持つ事業者を選定することを目的としています。今回の入札では、単体の企業または2社による共同企業体(JV)の参加が認められ、参加申請の受付期間は2025年3月7日から14日までとなっています。今後、入札手続きを経て、施工業者が決定され、着工に向けた準備が進められる予定です。

→東京都 ODAIBAファウンテン(仮称)プロジェクトポータルサイト
→建通新聞 都 お台場ファウンテン整備 7日~受付 2025/

ODAIBAファウンテン(仮称)プロジェクトの概要

  1. 入札手続きの開始
    東京都財務局は、「ODAIBAファウンテン(仮称)」の整備工事に関する一般競争入札(技術実績評価型総合評価方式)の手続きを開始。参加申請は3月7日~14日まで受け付け。
  2. プロジェクトの背景
    臨海副都心はこれまで多様な都市機能を備えたエリアとして発展してきたが、新型コロナウイルスの影響で来訪者数が減少。地域の活性化と更なる賑わい創出のため、新たな観光資源として噴水の整備が決定。
  3. 噴水の特徴
    高さ150メートルの噴水と、東京都の花「ソメイヨシノ」をモチーフにした横幅250メートルの噴水を組み合わせた、世界最大級の規模。光と音楽による演出で、訪れる人々に特別な体験を提供。
  4. 設置場所と完成予定
    お台場海浜公園の水域内に設置予定。令和7年の夏頃に工事を開始し、令和7年度末の完成を目指す。
  5. 経済波及効果
    噴水の観覧者は年間約3,000万人と推定され、来訪者の消費により年間約98億円の経済波及効果を見込む。また、工事による一時的な経済効果は約38.5億円と試算。
  6. 整備費と財源
    整備費は約26.4億円で、一般会計ではなく埋立地の売却収入などを財源とする「臨海地域開発事業会計」を活用。税負担なしでの整備が特徴。
  7. 今後の展望
    噴水の名称や演出内容、地域イベントとの連携を検討中。レインボーブリッジや東京タワーを背景にした噴水ショーが、東京の新たな観光名所となることを目指す。

臨海副都心は、オフィスや住宅、商業施設、教育機関、国際展示場など、多様な都市機能を備えたエリアとして計画的に整備され、発展してきました。これにより、都内外から多くの人々が訪れ、ビジネスや観光、レジャーの場として活用されてきました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、来訪者数の減少やテレワークの普及によるオフィス需要の変動が発生し、地域全体の活力が低下しました。

こうした状況の中、地域の事業者や団体からは、賑わいを取り戻し、臨海副都心の魅力を再び高めるための施策を求める声が多く寄せられました。東京都はこの要望に応える形で、エリア全体のプレゼンス向上とさらなる発展を目指し、新たな観光資源として噴水の整備を決定しました。噴水は、訪れる人々に特別な体験を提供し、臨海副都心の魅力を一層高めることを目的としています。

ODAIBAファウンテン(仮称)は、150メートルの高さまで水が吹き上がる巨大噴水と、東京都の花であるソメイヨシノをモチーフにした横幅250メートルに広がるダイナミックな水の演出を組み合わせた、世界最大級の規模を誇る施設です。この噴水は、単なる水景施設にとどまらず、光と音楽による演出が融合した、視覚と聴覚を楽しませるエンターテインメント性の高いものとなります。

設置場所はお台場海浜公園の水域内であり、周囲の自然景観や都市の夜景と調和した演出が期待されています。現在、詳細な設計や演出の内容について検討が進められており、最終的なデザインが決定され次第、具体的な工事計画が確定されます。完成予定は令和7年度末であり、工事着手は令和7年の夏頃を目指しています。


年間の観覧者数は約3,000万人と見込まれており、この噴水が臨海副都心の新たな観光スポットとして大きな集客力を発揮することが期待されています。経済波及効果の試算によると、来訪者の消費活動により年間約98億円の経済効果が見込まれています。これには、新規来訪者による消費額の増加や、既存の来訪者の滞在時間延長による消費額の増加が含まれています。

また、噴水の整備工事に伴うイニシャル効果として、工事を行う年度の経済波及効果は約38.5億円と試算されています。これは、建設業や関連産業への影響を考慮したものであり、地域経済の活性化にも寄与すると見られています。

整備費総額は約26.4億円と見込まれており、この費用は東京都の一般会計ではなく、埋立地の売却収入などを財源とする特別会計(臨海地域開発事業会計)を活用して賄われることになっています。そのため、税負担を伴わずに整備が進められる点も特徴の一つです。

噴水の名称や、音楽・ライトアップによる演出内容、地域イベントとの連携など、今後の運用に関する詳細が検討されています。これにより、臨海副都心の夜間観光の魅力を向上させるだけでなく、地域全体の活性化にも貢献することが期待されています。

また、この噴水は、レインボーブリッジや東京タワーといった東京を象徴する景観と融合し、訪れる人々に特別な体験を提供することを目指しています。水と光、音楽が一体となったショーは、昼夜を問わず楽しめる演出となる予定であり、東京の新たな観光名所として国内外の観光客の注目を集めることが期待されています。

最終更新日:2025年3月3日

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