最新の都市開発ニュース
大曽根駅前に「東横イン」によるホテル計画浮上!!大曽根地区総合整備事業や高架下商業施設の刷新が進み、名古屋の新たな都心ターミナル形成へ!!
新鎌ヶ谷駅北西側一帯を大規模に開発する構想「新鎌ケ谷駅西側地区」!!北千葉道路の延伸整備や緑道ゾーンで進む公園整備!!
芝田1丁目計画の事業実施に向けて2026年1月24日(土)から大阪梅田駅・神戸線の列車停止位置を約14メートル移動へ!!日本最大の頭端式ターミナル駅の改良が遂に着手!!
優先交渉権者が選定された「旧岐阜県庁舎利活用事業」!!みんなの森 ぎふメディアコスモスや岐阜市役所新庁舎も立地する司町エリアがますます魅力的に!!
JR予讃線松山駅周辺約2.4kmを高架化する「JR松山駅付近連続立体交差事業」!!長屋門モチーフと木ルーバーが印象的な新高架駅、まもなく事業完了!!
星が丘ボウル跡地で建設が進む「(仮称)星が丘ボウル跡地プロジェクト」!!椙山女学園大学や名古屋市のアクティブライブラリー、ブランズ星が丘テラスが入る複合施設に!!
神戸ウォーターフロントグランドデザインに基づき、「京橋地区」の埋め立てを2026年度に着手!!賑わい施設導入や水際プロムナードの整備へ!!
ヤマハ発動機本社エリアで2棟の新社屋建設へ!!鎌田第一土地区画整理事業など2020年開業のJR東海道本線御厨駅周辺で進む都市開発!!
愛知県小牧市・検討が進む名鉄小牧駅周辺の再整備計画「小牧駅前広場等整備」!!名鉄小牧駅ビル存続案と現ビル解体・複合施設新設案が公表!!
横須賀市久里浜地区で構想されている大規模な都市再生整備計画「京急久里浜駅周辺地区市街地総合再生計画」・「 JR久里浜駅周辺地域」!!
2026年春開業の「セトレ名古屋(仮称)」やコミュニティ拠点の整備が進むささしまライブ・中川運河堀止地区開発「NAKAGAWA CANAL DOORS(仮称)」!!
神戸三宮地区の新たな中・長距離バスターミナルの正式名称が「バスタ神戸三宮」に決定!!神戸三宮TWINGATEと神戸三宮雲井通6丁目北地区にバスターミナルを新設へ!!
東海道新幹線新駅構想も進むツインシティ!!ジ アウトレット 湘南平塚も立地する平塚市側の「ツインシティ大神地区土地区画整理事業」2025年冬開発状況!!
遂に両渡り線の分岐器が設置!!岡山電気軌道の路面電車を約100m延伸して新たな停留場の整備を行う「岡山駅前広場への路面電車乗り入れ整備事業」!!
東急田園都市線青葉台駅周辺で新たなまちづくり「青葉台駅周辺まちづくり」!!青葉台東急スクエアがNorth-2・North-3・North-4が2025年2月28日に閉館して遂に始動か!?
横浜市瀬谷区・旭区で進む約242haの大規模開発「旧上瀬谷通信施設地区」!!2027年国際園芸博覧会の開催地として2025年11月2日に起工式を行い、事業始動!!
あけましておめでとうございます!!
本年もありがとうございました!!
JR目黒駅に直結する複合ビル「JR目黒ビル」を2026年2月に着工へ!!商業施設とオフィスの複合型駅ビルを2028年度冬に開業へ!!
日本のフリーメイソンの中枢が置かれていた「メソニック38MTビル」跡地の開発計画!!地下が4階もあるデータセンターやオフィスビルを建設へ!!

上野公園南側一帯で計画が進む再開発事業や道路整備などのまちづくりを行う「湯島三丁目北東地区」!!事業協力者には三井不動産レジデンシャルが参画!!

湯島三丁目北東地区は、上野恩賜公園の南側に位置し、台東区との区境にあたる場所に広がっています。周辺には湯島天満宮や旧岩崎邸庭園といった歴史的資源が存在し、文化と伝統を感じさせる環境が形成されています。文京区では令和6年度から、この地区を対象に「湯島三丁目北東地区まちづくり基本方針」の策定に向けた検討を開始しました。目指すのは、地域の魅力を活かしながら、住民や来訪者が昼夜を問わず安心して過ごせる「粋なまち」の実現です。

2025年時点では、再開発準備組合が2023年12月に設立されており、事業協力者には三井不動産レジデンシャルが参画しています。現在のまちは細街路や老朽建築物が多く、防災面の不安が残されている一方、交通利便性の高さや商業のにぎわい、文化資源の豊かさといった強みも兼ね備えています。これらを融合させることで、今後は多様な世代が交流し、新しい価値を生み出す都市拠点の形成が期待されています。

→文京区  湯島三丁目地区

湯島三丁目北東地区再開発の概要
  1. 立地と環境
     湯島三丁目北東地区は、上野恩賜公園の南側に位置し、台東区との区境にあたる場所に広がる。周辺には湯島天満宮や旧岩崎邸庭園といった文化的・歴史的資源が集積している。
  2. 歴史と文化資源
     地域の特性として、学問の神様を祀る湯島天満宮や近代建築の名作である旧岩崎邸庭園など、伝統や文化を体感できる環境が備わっている。
  3. 交通利便性
     東京メトロ湯島駅やJR御徒町駅など複数路線の駅が徒歩圏内にあり、都心部の他地域からのアクセスに優れている。
  4. 現状の課題
     地区内には幅員の狭い道路や老朽化した建物が多く、防災面での不安がある。また、居住人口が少なく、昼間の人通りやにぎわいが不足している。
  5. 地域の強み
     交通利便性に加え、商業のにぎわいと豊かな文化資源をあわせ持っており、観光や交流を促すポテンシャルが高い。
  6. 検討の背景
     文京区は令和6年度から「湯島三丁目北東地区まちづくり基本方針」の策定に向けた検討を開始。住民や地権者と協力しながら将来像の共有を進めている。
  7. 目指す将来像
     住民や来訪者が昼夜を問わず安心して過ごせる「粋なまち」の実現を目指し、多様な世代が集い交流できる都市拠点の形成を図る。

*御徒町駅側から見た湯島三丁目北東地区の様子

湯島三丁目北東地区は、東京メトロ千代田線湯島駅をはじめ、JR御徒町駅や東京メトロ銀座線上野広小路駅など、複数の駅から徒歩圏内にあり、都心部ならではの交通利便性を誇ります。エリアの北側には上野恩賜公園、南には文京区の文化的拠点が広がり、湯島天満宮や旧岩崎邸庭園といった歴史的建造物が点在することで、観光と生活が交錯する独特の都市環境が形づくられています。

一方で、地区内の居住人口は約140人と少なく、宿泊施設や遊興施設が目立つため、日中は人通りが少なく静かな印象を与えます。夜には飲食や観光で一定のにぎわいが生まれますが、昼間と夜間の活動に偏りが見られることが、この地域特有の課題となっています。

出典∶文京区

文京区は令和3年度にこの地区の基礎調査を行い、その成果を踏まえて「湯島三丁目北東地区まちづくり基本方針」の策定を目指す取り組みを本格化しました。地域住民や地権者の意見を反映させるため、全5回にわたる検討会が計画され、その中でまちの課題や将来像が丁寧に議論されています。

*東京メトロ千代田線湯島駅が位置している

第2回検討会では「まちの将来像」をテーマに、住民から「安心して過ごせる場所を望む」「昼のにぎわいを創出したい」「地域の暮らしを犠牲にせず観光客とも共生できるまちに」といった多様な意見が出されました。これらの声を基に、第3回検討会では「基本方針(たたき台)」が示され、さらに具体的な方向性について議論が深められています。こうした段階的な合意形成のプロセスが、今後のまちづくりの基盤となります。

*南西側から見た湯島三丁目北東地区の北側エリアの様子
*北西側から見た湯島三丁目北東地区の南側エリアの様子

この地区には、いくつかの大きな課題が存在します。まず、幅員4メートル未満の細街路が多く、木造建築物が密集しているため、火災時の延焼や避難経路の確保といった防災面のリスクが懸念されます。また、昼間は人通りが少なく、空き店舗や活用されていない空間も見られるため、地域のにぎわい不足も指摘されています。

その一方で、駅や商業地が近く、歴史的な文化資源や緑豊かな空間に恵まれていることは大きな強みです。こうした強みを最大限に生かしながら、将来的には「昼夜を通じて活気があり、かつ防災性・居住性に優れた都市拠点」へと進化させることが求められています。基本方針の柱として掲げられているのは、①地域の魅力を生かしたにぎわいづくり、②誰もが歩きやすく快適に過ごせる環境整備、③周辺景観と調和したまち並み形成、④災害に強い安心安全な都市づくり、の4点です。

*北東側から見た湯島三丁目北東地区の南側エリアの様子
*南東側から見た湯島三丁目北東地区の北側エリアの様子

地区は大きく北側と南側に分けて検討が進められています。北側エリアは春日通りの拡幅や市街地再開発準備組合の活動が進行しており、将来的にはまちの顔として新しいにぎわいを担うことが期待されています。しかし現状では居酒屋や飲食店が中心で、昼間の人出が少なく、昼夜のにぎわいのバランスが課題です。今後は文化資源や交通利便性を活かしながら、観光客と地域住民の双方にとって魅力的なエリアに変えていくことが重要です。

*北側の仲町通りの様子
*南側の学問のみちの様子

一方、南側エリアは宿泊施設や商業施設、住宅が混在しており、さまざまな用途が入り組んでいます。そのため、防災拠点となるオープンスペースの確保や避難路の整備、歩行者が安心して通行できる道路環境づくりが課題です。用途の多様性を活かしつつ、安全性と快適性を高めることが、今後のまちづくりにおける大きなテーマとなります。

*再開発区域北側には上野公園や不忍池が位置している

検討会は全5回を予定しており、令和7年度に最終的な確認を経て「湯島三丁目北東地区まちづくり基本方針」が正式に策定される見込みです。行政だけでなく、地域住民や権利者、地元事業者が主体的に関わることが重視されており、パネル型説明会やニュースレターの発行など、情報共有や意見交換の仕組みも整えられています。

今後は、伝統や文化を大切にしながら、新たなにぎわいや人の流れを育み、安心して暮らせる環境を備えた都市空間の形成が目指されます。こうした取り組みにより、湯島三丁目北東地区は文京区東部の玄関口として、観光・商業・居住が調和する新しい都市拠点へと進化していくことが期待されています。

最終更新日:2025年11月15日

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