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SAPPORO ONE (サッポロ ワン)/パークハイアット札幌

SAPPORO ONE (サッポロ ワン)は、北海道札幌市中央区大通西4丁目に建設される地上36階、地下3階、高さ184.930mの超高層ビルです。立地は、大通公園に面した場所に建っている地上12階、地下3階、1964年8月竣工の「道銀ビルディング」と地上10階、地下2階、1979年5月竣工の「新大通ビルディング」跡地に位置しています。再開発事業により、サッポロ広場の飛躍的な魅力向上や骨格軸の交点・都心商業地としての機能向上、多様な人々への環境啓発を促す施設の整備のほか新たな防災拠点の形成などにより都市再生への貢献がなされます。

施設構成は、地下3階に地域冷暖房施設、駐車場、地下2階に駐車場、地下1階に商業施設、駐車場、屋内広場、地上1階に商業施設、屋内広場、駐車場、2階~3階に商業施設、地域冷暖房施設、4階に商業施設、宿泊関連施設、5階に商業施設、電気室、6階に機械室、電気室、中間免震層を挟み、7階~26階に業務施設、設備トレンチに設備展開スペース、27階~35階に宿泊施設「パークハイアット札幌」、36階に機械室、電気室、PH1階に機械室となります。地下から低層部分にかけて商業施設と一体となったアトリウム空間が配置されるほか、低層部屋上には大通公園を一望できる融雪機能を備えた屋外テラスが設けられます。

建築主は平和不動産株式会社、平和不動産プロパティマネジメント株式会社、株式会社東京証券会館、株式会社北洋銀行、札幌市から構成される大通西四丁目南地区市街地再開発準備組合 、設計はデザイン監修が隈研吾(株式会社隈研吾建築都市設計事務所)です。着工は2025年10月、竣工は2029年8月となっています。2026年1月6日に、ビル名称が「SAPPORO ONE (サッポロ ワン)」となったことが公表されています。

出典・引用元

・平和不動産株式会社 札幌都心部における「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」 ビル名称を「SAPPORO ONE」に決定
・平和不動産株式会社 札幌都心部における「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」新築工事着工のお知らせ
・平和不動産株式会社 札幌都心部における「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」組合設立認可申請(事業認可申請)のお知らせ
・国土交通省 持続可能で魅力ある札幌都心をけん引する拠点の形成~大通西4南地区第一種市街地再開発事業を国土交通大臣が認定~
・札幌市 大通西4南地区
・Hyatt Hotels and Resorts Corporation Hyatt Announces Plans for Park Hyatt Sapporo


出典:平和不動産株式会社

概要

名称 SAPPORO ONE (サッポロ ワン)
計画名 (仮称)大通西4南地区第一種市街地再開発事業
所在地 北海道札幌市中央区大通西4丁目1番1~3、6~15
用途 業務施設、商業施設、宿泊施設、駐車場、地域冷暖房施設
階数 地上36階、地下3階、塔屋1階
高さ 184.930m
ニュースリリース:約185m
構造 地上:鉄骨造
地下:鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、鉄筋コンクリート造
免震構造(中間免震構造)
基礎工法 ー
客室数 157室
敷地面積 5,029.89㎡
建築面積 約4,230㎡
延床面積 約99,800㎡
着工 2025年10月
既存建築物解体着手(事業着手):2024年10月
竣工 2029年8月
建築主 大通西四丁目南地区市街地再開発組合 (構成:平和不動産株式会社、平和不動産プロパティマネジメント株式会社、株式会社東京証券会館、株式会社北洋銀行、札幌市)
参加組合員:平和不動産株式会社
設計 基本設計者:株式会社三菱地所設計
デザイン監修:隈研吾(株式会社隈研吾建築都市設計事務所)
施工 特定業務代行者:大成建設株式会社
最寄駅 札幌市営地下鉄東西線、南北線、東豊線「大通」駅
備考 ▼施設構成
地下3階:地域冷暖房施設、駐車場
地下2階:駐車場
地下1階:商業施設、駐車場、屋内広場
地上1階:商業施設、屋内広場、駐車場
2階~3階:商業施設、地域冷暖房施設
4階:商業施設、宿泊関連施設
5階:商業施設、電気室
6階:機械室、電気室
免震層:ー
7階~26階:業務施設
設備トレンチ:設備展開スペース
27階~35階:宿泊施設「パークハイアット札幌」
36階:機械室、電気室
PH1階:機械室

▼パークハイアット札幌
客室:ー
付帯施設:料飲施設、宴会場、スパ、屋内プール

当初計画:地上36階、地下3階、高さ約185m、延床面積約99,400㎡
当初計画(2024年8月時点):地上36階、地下3階、高さ183.100m、延床面積約99,600㎡
 
 
 

位置図

区域図

出典:札幌市

配置図

出典:札幌市

断面図

出典:札幌市
出典:平和不動産株式会社

イメージパース

出典:Hyatt Hotels and Resorts Corporation

▼当初計画

出典:札幌市

▼当初計画(2024年6月時点)

出典:平和不動産株式会社

施設構成・イメージ

出典:平和不動産株式会社

「SAPPORO ONE」という名称には、この場所を「札幌で唯一無二の価値が生まれる拠点にしたい」という強い想いが込められています。大通公園と札幌駅前通が交わる大通西4南地区は、人の流れ、都市機能、そして札幌らしい自然が重なり合う、まさに札幌の中心とも言える特別な場所です。その立地にふさわしい存在として、ここにしかない価値を生み出す拠点でありたいという意思を「ONE」という言葉で表現されています。

また、「人や街の想いをひとつに結ぶ拠点でありたい」という願いも、この名称には込められています。「SAPPORO ONE」は完成がゴールではなく、街とともに時間を重ねながら成長し、札幌の人々にとって誇りとなる存在へと育っていくことを目指します。略称は「サツワン」とし、市民や来訪者に親しみをもって呼ばれる存在となることが期待されています。 

 

出典:平和不動産株式会社

「SAPPORO ONE」のロゴマークは、大通公園と札幌駅前通が交わる立地そのものを象徴として可視化することを意図してデザインされています。ロゴタイプに配された二本のラインは、それぞれ「大通公園」と「札幌駅前通」を表し、都市と自然、人の流れが交差するこの場所の特性を端的に示しています。

特に大通公園を象徴するラインは、札幌の四季に合わせて色が変化するデザインとされました。春はライラックの香りを想起させる「ライラック・パープル」、夏は生命力あふれる「リーフィー・グリーン」、秋は深まりを感じさせる「ノース・オレンジ」、冬は雪明かりに包まれた街を思わせる「スノー・ブルーグレー」。季節とともに表情を変える大通公園の風景をロゴに取り込み、時間の経過とともに街に馴染んでいく未来を見据えた表現としているとのことです。長く愛される施設となることを願い、完成形に留まらないデザインが採用されました。

 

出典:平和不動産株式会社

SAPPORO ONEには、札幌都心のビジネス競争力を高める高機能オフィスと、国際水準の宿泊機能を備えたラグジュアリーホテルが整備されます。ホテル部分には、ハイアットが展開する「タイムレス・コレクション」における最高級ブランドであるパークハイアット札幌が入居し、客室数は157室を予定。館内には料飲施設、宴会場、スパ、屋内プールなどが設けられ、国内外の来訪者に上質な滞在体験を提供します。

オフィスフロアには、最新の通信環境や高度な防災・エネルギーマネジメントシステムを備え、柔軟なレイアウトや共用空間の導入により、多様で創造的な働き方を支援します。これにより、国内外からの企業誘致を促進し、札幌都心のビジネス拠点としての地位向上が期待されています。

 

出典:平和不動産株式会社

施設内には、アトリウム空間や屋外テラスが設けられ、地下広場と一体となった滞留・交流空間が形成されます。自然光と緑を取り入れた空間構成により、訪れる人々に憩いと賑わいを提供し、まち全体の滞在価値を高めます。大通公園との視覚的・空間的な連続性も重視され、札幌都心の新たな魅力的視点場としての機能が期待されます。

さらに、既存の大通地下広場を拡張し、南北線・東西線の大通駅と直結した地下空間にイベントや展示など多様な都市活動を支える広場機能を整備。季節や天候に左右されない快適な歩行者ネットワークを強化し、札幌都心の回遊性と一体感を高める計画です。地上部でも、大通公園西4丁目周辺において緑やベンチ、照明を充実させ、歩行者が立ち寄りやすく四季を感じられる都市景観づくりが進められます。

 

出典:平和不動産株式会社

環境性能面では、大通以南への新たなエネルギーネットワーク構築を見据えた地域冷暖房プラントやエネルギーセンターを整備し、再生可能エネルギーの活用や廃熱の再利用を推進します。国際的環境認証であるLEED認証の取得も掲げ、脱炭素社会に対応した自立分散型の都市エネルギーシステムの構築を目指します。

また、防災面では環境啓発機能を備えた防災拠点としての役割を担い、非常時には帰宅困難者の受入れ施設として活用されます。災害時の電力供給や情報発信機能を確保することで、札幌都心のレジリエンス(都市の強靭性)を高め、持続可能な都市運営を支える存在となることが期待されています。

 

2023年10月現地状況

北西側、大通公園から見たSAPPORO ONE (サッポロ ワン)の建設地の様子です。

 

 

北西側から見たSAPPORO ONE (サッポロ ワン)の建設地の様子です。再開発区域西側には地上10階、地下2階、1979年5月竣工の「新大通ビルディング」が建っています。

 

 

南西側から見たSAPPORO ONE (サッポロ ワン)の建設地の様子です。

 

 

南東側から見たSAPPORO ONE (サッポロ ワン)の建設地の様子です。再開発区域東側には地上12階、地下3階、1964年8月竣工の「道銀ビルディング」が建っています。

 

 

北東側から見たSAPPORO ONE (サッポロ ワン)の建設地の様子です。

 

 

Google Earth

最終更新日:2026年1月6日

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