最新の都市開発ニュース
東京ディズニーリゾートでエリア刷新やホテル増設などの再開発構想浮上!!オリエンタルランドが2035年度を見据えた長期経営戦略を発表!!
JR横浜線「小机」駅の北側一帯に広がる田園地帯を都市化する「小机駅北口地区土地区画整理事業」が遂に始動!!
東急新横浜線・新綱島駅前で古民家改修と木造商業施設から構成される複合開発「(仮称)池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」が着工!!
海老名市に物流・オフィス・研究施設などを融合した複合業務施設「三井不動産インダストリアルパーク(MFIP)海老名 &forest」が着工!!複数テナント型物流施設に木造構造を国内初採用!!
三菱地所が英国・ロンドンで2つの大規模オフィス事業「72 Upper Ground」と「1 Victoria Street」に着手!!
相鉄グループによる横浜駅西口大改造構想が遂に本格始動!!「相鉄ムービル」の解体工事を2027年度中に着手へ!!
上野東京ラインが川口駅に停車する「川口駅上野東京ラインホーム及び自由通路等整備に関する基本協定」をJR東日本と川口市が締結!!
“5棟のビルで作られた高層のダンジョン、異世界転生レベルの吹き抜けが圧巻!「丸の内オアゾ」に見る「歩いて移動」する人向けの仕掛け”が丸の内LOVE WALKERに掲載!!
ショッピングプラザagain跡地に長野市最大規模の分譲マンション「Brillia 長野北石堂 ALPHA RESIDENCIA」が公表!!
神戸市が「神戸ウォーターフロントグランドデザイン」を策定!!2040年頃までを見据えた神戸のウォータフロントエリアの将来ビジョン!!
「都営大江戸線延伸」は2040年頃の開業目標!!練馬区内に3つの新駅を設置し、補助230号線沿いでは新たなまちづくりも!!
中国・天津で建設中の世界最高層の“未完超高層ビル” 「高銀金融117ビル」が建設再開へ!!
さいたま市大宮区・桜木駐車場用地活用事業「(仮称)桜木PPJ」が着工!!
京王多摩川駅前の旧京王フローラルガーデンアンジェ跡地の複合開発「(仮称)京王多摩川開発プロジェクト」の「賃貸住宅・福祉棟(B棟)」が2025年5月着工!!
三重県松阪市松阪駅西側の再開発計画「松阪駅西地区複合施設整備事業」が再始動!!2025年度内の事業者選定を目指す!!
盛岡駅西口の交通センターとなる「盛岡駅西口複合施設整備基本構想(案)」が遂に始動!!公募型プロポーザルの審査結果が公表へ!!
桜川公園官民連携事業(Park-PFI) 事業予定者に「つむぐ桜の森パートナーズ」を選定!!
JR山手線および京浜東北線の田町駅付近で線路切換工事が行われた「羽田空港アクセス線(仮称)の整備事業」!!
再開発が続く田町駅で進む「田町駅東口東西自由通路拡幅整備および駅前広場整備」!!西側では新自由通路と改札も整備へ!!
龍のように伸びた鉄骨トラスが凄い!!八ツ山橋梁の架け替えで送り出し工法が採用されている「京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業」!!

函館駅前東地区第一種市街地再開発事業

函館駅前東地区第一種市街地再開発事業は、北海道函館市若松町に建設される地上25階、地下1階、高さ83.550mの「共同住宅棟」、地上4階、高さ20.800mの「商業・公共公益棟」、地上11階、地下1階、高さ40.050mの「ホテル棟」から構成される大規模複合施設です。

立地は、北側を国道278号、西側を国道279号、南側を市道若松13号線、東側を公園線に面した「棒二森屋」、「函館駅前ビル」、「コンドミニアムステラサイト」跡地に位置しています。再開発区域は、かつて商業・業務機能の拠点として栄えていましたが、百貨店の閉店や商業施設の老朽化により市街地の空洞化が進んでいることが課題となっています。

再開発事業により、街なか居住を促進する共同住宅、増加する観光客を受け入れるホテル、商業施設や公共公益施設を整備し、さらにこれらの施設と連携した全天候型の市民広場を設けることを目指しています。賑わいの空間創出、良好な街並みの形成、都市防災の強化、そして中心市街地の活性化を実現することを目的として計画が進められています。


施設構成は、「共同住宅棟」の1階~25階に共同住宅、「商業・公共公益棟」の1階に商業施設、2階~3階に公共公益施設、4階に機械室、「ホテル棟」の地上1階に商業施設、地下1階~地上11階にホテルとなります。設計方針では、函館駅前の立地特性を活かし、宿泊施設(ホテル棟)、商業・公共公益施設棟、住宅施設(共同住宅棟)を整備し、全天候型交流広場(市民広場)を設けて、コミュニティ機能や回遊性、観光機能の充実を図り、賑わいを創出することを目指しています。

施設設計では、敷地中央に全天候型交流広場を配置し、その周囲に商業・公共公益施設棟を配置して、外向き店舗を持つ商業施設を設けます。公共公益施設は多機能型施設として、市民広場との一体的な活用が可能な設計とされているほか、施設間の動線を確保し、利用者の利便性を高める計画が進められています。住宅施設は都市型高層住宅として供給し、中心市街地への住み替えを促進します。ホテル棟と共同住宅棟は高層建物となるため、プライバシーや眺望を考慮した配置が計画され、ホテル棟は独立した敷地で自由度の高い施設設計が進められています。


建築主は函館駅前東地区市街地再開発組合、事業協力者はイオンモール株式会社、西松建設株式会社、住宅床・商業床参加組合員予定者は株式会社タカラレーベン、ホテル事業検討パートナーは株式会社ケン・コーポレーション、施工は函館駅前東地区特定業務代行共同企業体(代表企業:西松建設株式会社)です。既存建築物解体着手は2025年11月、着工は2026年10月、竣工は2029年5月となっています。

出典・引用元

函館駅前東地区市街地再開発組合 公式サイト
函館駅前東地区市街地再開発組合函館駅前東地区第一種市街地再開発事業概要
函館市 函館駅前棒二森屋店跡地における公共施設整備の検討について
函館市 函館駅前東地区市街地再開発組合の設立認可に伴う図書の縦覧
株式会社タカラレーベン 函館駅前東地区第一種市街地再開発事業参画のお知らせ


出典:函館駅前東地区市街地再開発組合

概要

名称 函館駅前東地区第一種市街地再開発事業
計画名 函館駅前東地区第一種市街地再開発事業
所在地 北海道函館市若松町16番、17番
用途 共同住宅、商業・公共公益施設、ホテル
階数 共同住宅棟:地上25階
商業・公共公益棟:地上4階
ホテル棟:地上11階、地下1階
高さ 共同住宅棟:83.550m
商業・公共公益棟:20.800m
ホテル棟:40.050m
構造 共同住宅棟:鉄筋コンクリート造
商業・公共公益棟:鉄骨造
ホテル棟:鉄骨造
基礎工法
総戸数
客室数
敷地面積 共同住宅棟/商業・公共公益棟:約4,790㎡
ホテル棟:約1,920㎡
建築面積 共同住宅棟/商業・公共公益棟:約3,510㎡
ホテル棟:約1,260㎡
延床面積 共同住宅棟/商業・公共公益棟:約26,230㎡
ホテル棟:約12,350㎡
着工 2026年10月
既存建築物解体着手:2025年11月
竣工 2029年5月
建築主 函館駅前東地区市街地再開発組合
事業協力者:イオンモール株式会社、西松建設株式会社
住宅床・商業床参加組合員予定者:株式会社タカラレーベン
ホテル事業検討パートナー:株式会社ケン・コーポレーション
設計 事業コンサルタント:株式会社ユーデーコンサルタンツ
施工 特定業務代行者:函館駅前東地区特定業務代行共同企業体(代表企業:西松建設株式会社、構成員:株式会社森川組、株式会社高木組、株式会社今井工務店、株式会社IAO竹田設計、株式会社ユーデーコンサルタンツ)
最寄駅 JR函館本線「函館」駅
備考 ▼施設構成
🔻共同住宅棟
1階~25階:共同住宅

🔻商業・公共公益棟
1階:商業施設
2階~3階:公共公益施設
4階:機械室

🔻ホテル棟
地上1階:商業施設
地下1階~地上11階:ホテル

位置図

区域図

出典:函館市

配置図

出典:函館駅前東地区市街地再開発組合

断面図

出典:函館駅前東地区市街地再開発組合

▼共同住宅棟

出典:函館市

▼商業・公共公益棟

出典:函館市

▼ホテル棟

出典:函館市

イメージパース

出典:函館駅前東地区市街地再開発組合

施設構成・イメージ

出典:函館駅前東地区市街地再開発組合

「市民広場」の完成予想パースです。

 

 

出典:函館駅前東地区市街地再開発組合

「商業棟出入口」の完成予想パースです。

 

 

出典:函館駅前東地区市街地再開発組合

「ホテル1階ラウンジ」の完成予想パースです。

 

 

出典:函館駅前東地区市街地再開発組合

「ホテル2階ラウンジ」の完成予想パースです。

 

 

出典:函館駅前東地区市街地再開発組合

「商業棟通路」の完成予想パースです。

 

 

現地状況

北西側から見た函館駅前東地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。2025年3月撮影。

 

  

北東側から見た函館駅前東地区第一種市街地再開発事業 ホテル棟の建設地の様子です。

 

 

北西側から見た函館駅前東地区第一種市街地再開発事業 共同住宅棟/商業・公共公益棟の建設地の様子です。

 

 

北東側から見た函館駅前東地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。

 

 

南東側から見た函館駅前東地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。

 

 

南西側から見た函館駅前東地区第一種市街地再開発事業 共同住宅棟/商業・公共公益棟の建設地の様子です。

 

 

南側に建つ立体駐車場「タイムズ函館」です。再開発後も3階レベルで共同住宅棟/商業・公共公益棟と連絡絡通路で接続される見込みです。

 

  

南東側から見た函館駅前東地区第一種市街地再開発事業 ホテル棟の建設地の様子です。

 

  

南西側から見た函館駅前東地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。

 

 

函館駅前から見た函館駅前東地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。建設地北側には、高層マンションや商業施設から構成される「キラリス函館(函館マークスザタワー)」が建っています。

 

五稜郭タワー展望台から見た函館駅前東地区第一種市街地再開発事業の建設地の位置する函館駅方面の様子です。

 

 

Google Earth

最終更新日:2025年3月20日

タイトルとURLをコピーしました