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神田錦町三丁目南部東地区第一種市街地再開発事業

神田錦町三丁目南部東地区第一種市街地再開発事業は、東京都千代田区神田錦町二丁目、神田錦町三丁目に建設される地上35階、地下3階、高さ約180mの超高層ビルです。立地は、北側を神田警察通り、東側を区道495号、南側を補助第96号線、西側を千代田通りに面した一帯に位置しています。

再開発区域内には老朽化した建物や細分化された敷地が多く、防災性や歩行者空間の充実、都市機能の更新が課題となっています。本事業では、周辺拠点と連携したウォーカブルなまちづくりを推進するとともに、日本橋川沿いの水辺環境の向上や環境負荷低減、防災機能の強化を図り、神田錦町エリアの新たな都市拠点を形成するものとされています。

施設構成は、南地区は、地下に地域冷暖房施設と駐車場、低層部分に商業施設と文化交流施設、中層部分に事務所、高層部分に宿泊施設を配置し、北地区には公共公益施設等が入ります。また、千代田通り沿いや日本橋川沿い、神田警察通り沿いなどには歩行者空間や親水空間、屋上広場などのオープンスペースが整備され、周辺エリアとの回遊性が向上されるほか、立体的で緑豊かな広場空間が整備されます。

建築主は神田錦町三丁目南部東地区市街地再開発準備組合、設計は基本計画・基本設計が株式会社久米設計、都市計画が株式会社久米設計・株式会社上野計画事務所です。着工は2029年度、竣工は2036年度となっています。

出典・引用元

東京都 都市計画(素案)神田錦町三丁目南部東地区


出典∶東京都

概要

名称 神田錦町三丁目南部東地区第一種市街地再開発事業
計画名 神田錦町三丁目南部東地区第一種市街地再開発事業
所在地 東京都千代田区神田錦町二丁目、神田錦町三丁目各地内
用途 南地区:事務所、店舗、宿泊、文化交流、高等学校、駐車場等
北地区:公共公益施設等
階数 南地区:地上35階、地下3階
北地区:地上8階、地下2階
高さ 南地区:約180m
北地区:約40m
構造
基礎工法
客室数
敷地面積 約17,050㎡
南地区:約13,320㎡
北地区:約3,730㎡
建築面積 約12,200㎡
南地区:約10,500㎡
北地区:約1,700㎡
延床面積 約230,000㎡
南地区:約220,000㎡
北地区:約10,000㎡
着工 2029年度
竣工 2036年度
建築主 神田錦町三丁目南部東地区市街地再開発準備組合
事業協力者:安田不動産株式会社、独立行政法人都市再生機構
設計 基本計画・基本設計:株式会社久米設計
都市計画:株式会社久米設計・株式会社上野計画事務所
施工
最寄駅 東京メトロ東西線「竹橋」駅、東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線「神保町」駅
備考 ▼施設構成
🔻南地区
地下:地域冷暖房施設、駐車場
低層部分:商業施設、文化交流施設
中層部分:事務所
高層部分:宿泊施設

🔻北地区
公共公益施設等
 

位置図

区域図

出典∶東京都

配置図

出典∶東京都

断面図

出典∶東京都

現地状況

南西側から見た神田錦町三丁目南部東地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。神田錦町三丁目南部東地区第一種市街地再開発事業は、東京都千代田区神田錦町二丁目・三丁目に位置する約2.5haを対象とした第一種市街地再開発事業です。南地区には地上35階・高さ約180m・延床約22万㎡の超高層複合ビル、北地区には地上8階・延床約1万㎡の公共公益施設が建設され、業務、商業、宿泊、文化交流などの多様な都市機能を集約する計画となっています。

神田錦町エリアにおける都市機能の更新と土地の高度利用を進めることで、周辺地域と連携した新たな都市拠点の形成を目指すものとされています。また、地域の利便性向上やにぎわいの創出に加え、防災性や環境性能の向上にも配慮した、将来性の高い再開発事業として位置づけられています。

 

出典∶東京都

対象地区は老朽化した建物や細分化された敷地が多く、都市機能の更新や防災性の向上、歩行者空間の充実などが大きな課題となっています。加えて、周辺道路や街区の構成上、回遊性や快適性の面でも改善の余地があり、地域全体としてより魅力的で持続可能な都市環境の形成が求められています。

再開発事業により、周辺拠点との連携によるウォーカブルなまちづくりを推進するとともに、日本橋川沿いの水辺空間の再生や、環境負荷低減、防災機能の強化を重要な柱としています。これにより、安全で快適、かつ多様な活動を受け入れられる複合市街地の形成を図り、地域の価値向上と都市の魅力創出を同時に実現することを目指しているとのことです。

 

出典∶東京都

南地区は地下に地域冷暖房施設や駐車場を配置し、低層部には商業施設や文化交流施設、中層部にはオフィス、高層部には宿泊施設を導入する構成となっています。これにより、日常利用から業務利用、来訪者の滞在まで幅広いニーズに対応できる複合的な機能を備えた建物となる計画です。

 

出典∶東京都

北地区には公共公益施設を整備し、地域に必要なサービスや交流の場を確保することで、周辺住民や来街者が気軽に利用できる拠点としての役割を担います。両地区を通じて多様な都市機能を集約することで、単なる建物の更新にとどまらず、地域のにぎわいや交流を生み出す新たな都市空間を創出することが期待されています。

 

出典∶東京都

日本橋川沿いでは歩行者空間や親水空間を整備し、川辺の魅力を活かした快適な都市空間の形成が図られます。これにより、周辺エリアとの回遊性を高めるとともに、歩いて楽しめるまちづくりを推進し、地域全体の魅力向上につなげる狙いです。また、屋上広場や公開空地の整備に加え、下水道施設整備、無電柱化、歩道の美装化などの基盤整備も段階的に進めることで、安全性と景観性の両面に配慮した環境を整えます。こうした取り組みにより、日常的に利用しやすく、訪れる人にとっても居心地のよい都市空間を実現し、地域の回遊性と滞在性を高めることを目指しているものとされています。

 

北西側から見た神田錦町三丁目南部東地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。

 

 

神田錦町三丁目南部東地区第一種市街地再開発事業の建設地の北側、神田警察通りに面して北地区が配置されます。

 

 

北側から見た神田錦町三丁目南部東地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。現在は、錦城学園高等学校や正則学園高等学校など、高等学校が建っています。

 

 

北東側から見た神田錦町三丁目南部東地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。

 

 

南東側から見た神田錦町三丁目南部東地区第一種市街地再開発事業の建設地の様子です。

 

 

再開発区域南東側には、広場が整備されます。

 

 

日本橋川沿いでは、再開発事業に合わせて緑豊かな歩行者空間の整備が計画されています。

 

 

現在の日本橋川沿いの様子です。補助第96号線沿いに歩道はあるものの、人通りは少なく緑も街路樹がある程度の空間となっています。

 

 

Google Earth

最終更新日:2026年6月27日

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