うめきた2期区域「グラングリーン大阪」の西側では、梅田貨物線の地下化などによって生まれた土地を活用し、周辺の市街地をつなぐ新たな道路ネットワークの整備が進められています。その中心となるのが「大阪駅北3号線外道路」です。大阪駅北3号線は、北側の中津東公園付近から南側の海老江梅田線方面へ至る約1,670mの都市計画道路で、グラングリーン大阪西側を南北に貫く道路として計画されています。4車線区間を基本としながら、区間によって2車線・6車線となり、周辺の道路と接続することで、うめきた2期区域を中心とした新たな交通ネットワークを形成するものとしています。
グラングリーン大阪エリア道路整備の概要
1.うめきた2期区域の道路整備
梅田貨物線の地下化などに伴い、グラングリーン大阪周辺で新たな道路ネットワークを整備
大阪駅北大深西地区土地区画整理事業と一体となった都市基盤整備
2.大阪駅北3号線の整備
大阪市北区大深町から豊崎七丁目までを結ぶ、延長約1,670m・幅員28mの都市計画道路
2車線約660m、4車線約760m、6車線約250mで構成される南北方向の幹線道路
3.大阪駅北3号線のルート
中津東公園付近から大阪駅北2号線、グラングリーン大阪西側、大阪駅北1号線を経由するルート
南側では海老江梅田線に接続し、周辺地域を南北方向につなぐ道路ネットワーク
4.大阪駅北1号線の整備
延長約340m、幅員40m、4車線で計画される大阪駅北地区の主要道路
JR東海道線支線との立体交差や幹線街路との平面交差2箇所を備えた道路整備
5.大阪駅北2号線の整備
延長約640m、幅員40mで、2車線約370mと4車線約270mから構成される道路
JR東海道線支線との立体交差や幹線街路との平面交差3箇所を設ける計画
6.梅田貨物線地下化との連動
うめきた2期の開発に合わせて梅田貨物線の地下化が進められ、2023年3月に大阪駅地下ホームが開業
鉄道による地上部の分断が解消され、新たな道路や公園などの都市基盤整備が進展
7.グラングリーン大阪を支える基盤
大阪駅北1号線・2号線・3号線や大阪西口広場などを整備し、うめきた2期の土地利用を支える都市基盤
グラングリーン大阪と中津・豊崎・福島方面をつなぐ、広域的な道路ネットワークの形成

大阪駅北3号線は、梅田貨物線の地下化によって地上空間の再編が進んだ大阪駅北地区において整備が進められている都市計画道路です。従来、地上を走っていた梅田貨物線は、うめきた2期の開発に合わせて地下化され、2023年3月には大阪駅の地下ホームが開業しました。これにより、鉄道によって分断されていた地上部では、新たな道路や公園、歩行者空間などを組み合わせた一体的なまちづくりが進められています。

大阪駅北大深西地区土地区画整理事業では、大阪駅北1号線、大阪駅北2号線、大阪駅北3号線、大阪西口広場などが主要な公共施設として位置づけられており、道路整備を通じて大阪駅前にふさわしい土地利用を支える基盤の形成が図られています。

大阪駅北3号線は、大阪市北区大深町を起点として、北区豊崎七丁目を終点とする約1,670mの都市計画道路です。道路幅員は28m、基本的な構造は地表式で、4車線を中心に整備されます。車線数の内訳は、2車線区間が約660m、4車線区間が約760m、6車線区間が約250mとなっています。
ルートは北側の中津東公園付近から南へ延び、途中で大阪駅北2号線と接続し、グラングリーン大阪の西側を経由して大阪駅北1号線とも接続します。その後さらに南へ進み、海老江梅田線に接続する構成となります。また、JR東海道線支線のほか、阪急神戸線・宝塚線・京都線、幹線街路西野田中津線などとの立体交差が計画されています。


大阪駅北3号線と一体的に整備されるのが、大阪駅北1号線と大阪駅北2号線です。大阪駅北1号線は約340m、幅員40m、4車線の道路として計画され、JR東海道線支線との立体交差や幹線街路との平面交差2箇所が設けられます。グラングリーン大阪周辺の東西方向の交通を担う道路として、大阪駅北地区の骨格を形成します。

大阪駅北2号線は約640m、幅員40mで、2車線を基本としながら一部に4車線区間を設ける計画です。2車線区間が約370m、4車線区間が約270mで、JR東海道線支線との立体交差や幹線街路との平面交差3箇所が計画されています。大阪駅北3号線と接続することで、グラングリーン大阪周辺の東西・南北方向の道路ネットワークを構成するものとしています。

これらの道路整備は、単独の道路事業ではなく、約19.3haを対象とする大阪駅北大深西地区土地区画整理事業などと一体的に進められています。道路や大阪西口広場などの都市基盤を整備することで、グラングリーン大阪をはじめとするうめきた2期区域の土地利用を支え、大阪駅周辺の交通ネットワークを再編するものです。


グラングリーン大阪では、約4.5haのうめきた公園を中心として、オフィス、ホテル、商業施設、住宅、イノベーション関連施設などが整備されています。2024年9月に北街区と公園の一部、2025年3月には南街区が先行して開業しており、2027年度の全体まちびらきに向けて整備が進められています。大阪駅北3号線などの道路整備が進むことで、グラングリーン大阪だけでなく、中津・豊崎方面や福島方面を含めた周辺地域とのアクセス性向上も期待される基盤整備となっています。
出典:大阪市 平成23年度の都市計画決定・変更
最終更新日:2026年9月21日