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NTTドコモ代々木ビル

NTTドコモ代々木ビルは、東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目に建つ地上27階、地下3階、高さ272.0mの超高層ビルです。立地は、JR「新宿」駅南東側、JR「代々木」駅北東側の間、東側を都道305号に挟まれた旧「国鉄新宿貨物駅」跡地に位置しています。

外観デザインは、1930年代のニューヨーク摩天楼を思わせる意匠で、「新宿のエンパイアステートビル」とも呼ばれています。周辺ビルよりもひときわ目立ち、曇天時や高速道路からも視認しやすいのが特徴です。当初は鉄塔の建設も検討されましたが、機能性と景観の調和を追求し、建物と塔が一体となった超高層ビルとして整備されました。北側には直径約15mの大時計が設置されており、2002年のNTTドコモ設立10周年を記念して製作されたものです。この時計はかつて世界一高い時計台としても知られていました。

構造面では、構造体としてビル機能を持つのは地上25階までで、それ以降はマイクロ波アンテナ設置用の尖塔となっています。14階まではオフィス、15~25階は通信設備を収めた機械室で構成され、25階相当が屋上に相当します。上層部は空洞の鉄骨構造で階段状になっており、エレベーターは設置されていないため、最上部へは階段でアクセスする必要があります。一般的な建設工法が使えなかったため、当時日本一となる約200mの地上設置クライミングクレーンが用いられました。さらに、最頂部にはアンテナ整備などに使われる高さ32m・重量1.85tのデリックが設置されており、これを含めた全高は272mになります。

建築主はレールシティ東開発株式会社、設計は株式会社NTTファシリティーズ、施工は鹿島建設株式会社、株式会社フジタ、株式会社大林組、東急建設株式会社、共立建設株式会社、株式会社淺沼組、鉄建建設株式会社共同企業体です。着工は1997年12月、竣工は2000年9月となっています。


概要

名称 NTTドコモ代々木ビル
計画名 (仮称)代々木RCビル新築工事
所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目24-10
用途 事務所
階数 地上27階、地下3階、塔屋1階
高さ 272.0m *設備メンテナンス用常設デリック含む全高
239.85m (軒高:150.0m)
構造 地下:鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
地上:鉄骨造
基礎工法
敷地面積 6,273.19㎡
建築面積 2,832.00㎡
延床面積 51,122.00㎡
着工 1997年12月
竣工 2000年9月
建築主 レールシティ東開発株式会社
設計 株式会社NTTファシリティーズ
施工 鹿島建設株式会社、株式会社フジタ、株式会社大林組、東急建設株式会社、共立建設株式会社、株式会社淺沼組、鉄建建設株式会社共同企業体
最寄駅 JR山手線、中央総武線(各駅停車)、都営大江戸線「代々木」駅、JR「新宿」駅
備考
 

位置図

写真

NTTドコモ代々木ビルの様子です。

 

 

南東側から見たNTTドコモ代々木ビルの様子です。

 

 

南東側から見たNTTドコモ代々木ビルの高層部分の様子です。外観デザインは、1930年代のニューヨーク摩天楼を思わせるものとなっており、上層部は徐々にセットバックした外観意匠が特徴となっています。

 

 

NTTドコモ代々木ビルの中層部分の様子です。東西面は縦方向のマリオンとスリット窓、南北面は外壁面の多い外観となっています。

 

 

南側の低層棟「アネックスⅡ」です。円形の独特な建物となっています。

 

 

南東側から見たNTTドコモ代々木ビルの低層部分の様子です。

 

 

南西側から見上げたNTTドコモ代々木ビルの様子です。

 

 

南西側から見たNTTドコモ代々木ビルの様子です。

 

 

南北面は外壁面が多く、窓は中央部分にスリット形状で設けられています。

 

 

真下から見上げたNTTドコモ代々木ビルの様子です。

 

 

南側の商業施設です。

 

 

エントランスです。

 

 

北側商業施設の様子です。北側の低層棟「アネックスⅠ」は半円形が組み合わせたような形状となっています。

 

 

アネックスⅠです。

 

 

商業施設テナント一覧です。

 

 

西側歩道状空地です。並木道となっています。

 

 

アネックスⅠの様子です。北側、NTTドコモ代々木ビル本体とアネックスⅠに挟まれた場所には公開空地の広場が配置されています。

 

 

北西側から見上げたNTTドコモ代々木ビルの様子です。

 

 

北西側から見たNTTドコモ代々木ビルの低層部分の様子です。

 

 

新宿駅から見たNTTドコモ代々木ビルの様子です。

 

 

北側には直径約15mの大時計が設置されているほか、最頂部にはアンテナ整備などに使われる高さ32m・重量1.85tのデリックが設置されています。

 

 

大時計です。新宿にある時計塔といえばこのビルになります。

 

 

北側から見たNTTドコモ代々木ビルの様子です。

 

 

北東側から見たNTTドコモ代々木ビルの様子です。

 

 

北側には隣接して「ドコモ代々木第二ビル」が建設されています。

 

 

代々木公園から見たNTTドコモ代々木ビルの様子です。

 

 

代々木公園の桜とNTTドコモ代々木ビルの様子です。

 

 

都庁展望台から見たNTTドコモ代々木ビルと都心の超高層ビル群の様子です。

 

 

渋谷スクランブルスクエア展望台から見たNTTドコモ代々木ビルと新宿西口の超高層ビル群の様子です。

 

 

渋谷スクランブルスクエア展望台から見たNTTドコモ代々木ビルの様子です。塔状比の大きなスレンダーな超高層ビルとなっています。

 

 

六本木ヒルズ展望台から見たNTTドコモ代々木ビルと新宿西口の超高層ビル群の様子です。都市景観面で良いアクセントとなっており、新宿の超高層ビル群のランドマークとして機能しています。

最終更新日:2025年5月25日

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